「列車に乗ってどこかへ行きたいけど、お金がない」「たまには遠回りしたいけど、できるだけ安いルートにしたい」――。夏休みを前にして、そんな悩みを抱えている人は少なくないのではないでしょうか。

JRグループの東京、新潟、仙台、大阪、福岡の各地区の在来線には、どんなに遠回りをしても最短経路で計算した運賃で乗車できる「近郊区間」があります。エリア内で同じ駅を2度通らない、途中下車しないというのが条件です。料金券を購入すれば、在来線の特急や普通列車用グリーン車などにも乗ることができます。

この近郊区間を活用すると、どんな鉄道旅が楽しめるのでしょうか。初乗り運賃で、“最も長い大回り乗車”ができるルートをご紹介します(ダイヤは2019年3月14日時点)。

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