夜を徹して走る夜行列車は、かつて日本全国を走っていました。それはたんなる移動手段であるだけでなく、独特な旅情を醸し出すものでもあったので、小説や映画の舞台にもなってきました。

ところが現在、日本の鉄道では、毎日運転している夜行列車が2列車しか残っていません。東京~出雲市間を結ぶ「サンライズ出雲」と、東京~高松間を結ぶ「サンライズ瀬戸」です。どちらも「サンライズエクスプレス」と呼ばれる電車で運転している寝台車中心の特急列車(寝台特急)で、ルートが重なる東京~岡山間では双方の列車が連結して走っています。

ではなぜ、これら2列車だけが残ったのでしょうか。それは、交通や社会の変化によって夜行列車の利用者が減ったのに対して、2列車だけが比較的安定したニーズに支えられたからです。

ここでは、夜行列車の歴史をたどりながら、その背景をあらためて探ってみましょう。

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