はじめに

カスティーリャ・イ・レオン地方―その気になれば日帰り観戦も可能―

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マドリードから高速鉄道やバスで1時間半から2時間ほど移動すると、カスティーリャ・イ・レオン地方の各都市に到着します。試合の時間帯によっては、日帰りでマドリード往復も可能な地方です。

しかし、旅行中に久保選手のプレーを見るなら、各都市で1泊するのがおすすめです。そのため、上記の表では、この地方で1泊した場合のコストを提示しました。

特に3チームが集中するサラマンカは学生街であるため、宿泊費がマドリードと比べて割安です。加えて、ここはイベリコハムの有名な産地の一つ。世界遺産にも指定されているため、試合前後の観光も十分に楽しむことができます。

ガリシア地方―試合の前後に海の幸を堪能―

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スペイン北西部に位置するガリシア地方は、緑豊かな場所です。マドリードから行く場合、飛行機だと1時間、そして列車では5時間ほどかかります。

そのため、ここで試合を観戦するなら最低2泊はしたいところ。例えば、セルタ・デ・ビーゴの本拠地であるビーゴは海辺の街。ここの名物は、「プルポ・デ・ガリシア」と呼ばれる、塩とオリーブオイルで味付けしたシンプルなタコ料理。ゲームを見た後この料理を食べながら、アルバリーニョのワインを楽しんでみるのもありです。

なお、この地方はスペインの中でも雨の多い地方です。雨具の用意をお忘れなく。

エストレマドゥーラ地方―最低2泊はしたい、隠れた名所のある地域―

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日本人にはあまりなじみのない、エストレマドゥーラ地方。マドリードから列車で5時間ほどで到着します。移動時間がかかる場所ですので、ここを訪れるときも、最低2泊ぐらいはしたいところです。

この地方でカスティージャのゲームを見る利点の一つに、各スタジアムへのアクセスの良さがあります。3チームともほぼ各市内の徒歩で移動できる範囲にスタジアムがあるのです。

そして、日本では知られていませんが、意外と見どころが豊富な地方でもあります。例えば、メリダには劇場等の大規模なローマ遺跡群が残っている街として有名です。また、春先にはサクランボの花が日本の桜のように満開に咲き、スペイン中からお花見を楽しむ人が集まる地域でもあります。

なお、この地方の夏は相当に暑くなります。観戦の際には体調管理にご注意を。

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