はじめに
持ち込みアイテムのおすすめショップ
ただ、持ち込みができるとなっても、どこでアイテムを選べばいいのかわからない、という人も多いはず。安くてクオリティの高いブライダルアイテムがそろっていて、持ち込み派におすすめのショップを教えてもらいました。
■ ドレスとタキシード
都民共済ブライダルプラザ
都民共済の2,000円以上のプランに加入している人には、引き出物、指輪、ドレスなどのアイテムが超格安で購入、レンタルできる特典があるそう。なんとドレスが1万8,000円~と驚きの価格でレンタルできます。「種類も豊富でクオリティも問題ありません。カラードレスだけ、都民共済のものを利用するという方も多いですよ」
■ ブーケやベールなどの小物
総合ブライダルショップ「ウェディングアイテム」
1,500点以上のアイテムをそろえる通販ショップ。複数個口のアイテムも、1個分の送料で送ってくれるうれしいサービスがあります。「アイテム数が豊富で、対象とする年齢層も問わないため、お客さまからの評判が高いお店です」
■ 引き出物
引き出物しょっぷ
タオル、インテリア、雑貨とさまざまな贈答品を取りそろえた総合ギフト専門店。卸売業者が運営しているサイトならではのリーズナブルな価格が魅力。「期間によってポイントが倍になったり、クーポンが使えたりすることもあるので、見逃さずに活用すると、よりお得になりますね」
絶対に失敗したくない結婚式カメラマンの選び方
また、事前に比較検討しやすいドレスやブーケなどのアイテムとは違って、当日にならないとわからないのがカメラマンやヘアメイクなど、担当者の技術に左右されるもの。後藤さん曰く、カメラマンは特にレベルの差が大きいので「慎重に選んでほしい」とのこと。
「実は、式場と契約しているカメラマンには、1軍・2軍・3軍……とレベルの差があります。大安の土曜日などの人気の日取りだと1軍の撮影力のあるカメラマンが出払ってしまっていて、2軍や3軍のカメラマンが来る可能性が高くなります。カメラマンを持ち込みにすると、料金を抑えられるだけでなく、安心感も得られるのでおすすめです。
お願いするカメラマンを選ぶ際には、必ずプロフィールをチェックしましょう。カメラマン歴10年以上、もしくは結婚式の撮影を1,000件以上経験していれば、ほぼ問題はないでしょう。また、そのカメラマンが撮影した写真を事前に確認することも忘れずに」
結婚式でお金をかけるべきところ
ただ、ひたすら費用を抑えることだけを考えるのではなく、結婚式ではしっかりとお金をかけるべき部分もあるそう。それは、ゲストに対する料理やドリンク、引き出物など。ここをケチってしまうと、せっかく参加してくれたゲストに悪い印象を与えてしまうこともあるので要注意です。
「自分たちが身に着ける衣装や演出で使うフラワーシャワーなどのアイテムは、持ち込みにすれば適切な価格でクオリティを保つことができます。しかし、ゲストに対する料理やドリンクの部分を節約すると、あからさまにランクが落ちるので注意が必要です。
アイテムの持ち込みで節約できた分は、ゲストへの感謝の気持ちとして、料理や引き出物に還元してもよいくらいだと私は考えています」
「最近は“おもてなし“という言葉がキーワードになっていますが、自分たちのために参加してくれたゲストをおもてなしするのは当たり前のこと。今後の交友関係を考慮すると、ゲストに対する空間づくりについては第一に考えたほうがいいと思います。
結婚式は、その瞬間だけのイベントではなく、将来的な交友関係にもかかわってくるもの。節約すべきこと、お金をかけるべきことをしっかりと見極めて、自分たちもゲストもみんなが満足できる結婚式にしてほしいですね」
(取材協力:東京ウェディングスタイル)