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星野リゾート、ハワイ進出の背景に「若者の旅行離れ」があった?

観光業界が直面する“不都合な真実”

「星のや」などを運営する星野リゾートは10月9日、ハワイ・オアフ島で「星野リゾート サーフジャック ハワイ」を2020年1月15日に開業すると発表しました。同社としては初となるアメリカ進出で、北米展開への第一歩という位置づけです。

星野リゾートにとって、ハワイは海外3軒目の運営施設(運営終了した施設を除く)。国内で37施設を運営し、順調に拡大を続ける中、あえてアメリカに進出するのはなぜでしょうか。その背景の1つに、国内における「若者の旅行離れ」に端を発する、旅行消費額減少への危機意識があるようです。


「ハワイでの成功なくして、北米へ展開はない」

星野リゾート サーフジャック ハワイは、既存のホテルの運営を引き継いで開業。客室数は112室で、宿泊料金は250ドルから。ホテルはワイキキの中心地に位置し、ビーチやショッピングエリアが徒歩圏内です。

星野リゾート

コンセプトは「ワイキキを満喫する、OHANA Friendlyなレトロ・ブティックホテル」。ミッドセンチュリーハワイアン、つまり古き良きの時代のサーフカルチャーがテーマで、館内は1960年代のレトロなハワイをベースにしたモダンな作りとなります。

星野佳路代表は、今回のハワイ進出の狙いを次のように語ります。

「最終的な目標は北米であり、そしてヨーロッパ。いきなり行く前に、アメリカの法律・ルールの中でホテル運営することをしっかり認識して勉強したい。まず日本から行きやすく、私たちのスタッフがサポートしやすい場所に運営拠点を持つことが大事」

星野佳路代表

年間約1,000万人弱が訪れるハワイ州では、6割以上がアメリカ本土からの観光客が占めるといいます。「ハワイでの成功なくして、北米へ展開はない」との考えです。

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