キャリア

作業服の「ワークマン」が新展開、タッグを組んだ“意外な相手”とは?

生かすのは“女子の声”

作業服を一般向けに売り出した「ワークマンプラス」で勢いに乗る、ワークマン。全国に店舗を拡大し、同社のブランドをアウトドアシーンや街中で着こなす「ワークマン女子」も増えています。

そんなワークマン好きのブロガーが商品説明をする新店が10月25日、千葉県松戸市の「テラスモール松戸」にオープンしました。どんな特徴があるのでしょうか。プレオープンの様子を取材しました。


溶接作業用ウエアがキャンプで活躍

「ワークマンプラス テラスモール松戸店」は、フードコートやシネコンが入る3階の一角にあります。売り場面積は約220平方メートル。プレオープンの日には、アウターや靴、手袋などを買い求める人でにぎわっていました。中には10着以上の服をまとめ買いする女性も……。

一見すると、これまでのワークマンプラスの店舗と変わりませんが、店内を歩いてみると違いが見えてきました。いくつかの商品の近くにQRコード付きのポップが置いてあり、スマートフォンで読み取ると、ワークマン好きのブロガー「ワークマン アンバサダー」のSNSに飛ぶ仕組みです。

仕掛け
ポップのQRコードを読み取ると、人気ブロガーのSNSに飛ぶ仕掛け

たとえば綿100%のパーカーのポップを読み取ると、多くのフォロワー数を誇る、キャンプ好きの女性のブログに飛びます。ブログではパーカーの写真とともに、製品の特徴や機能などが細かく紹介されています。

綿100%の生地は燃えにくいため、このパーカーは溶接作業をする人向けのウエアとして開発されました。それが最近のキャンプブームで「火の粉が飛んでも燃えにくい」と、「たき火ウエア」として注目されるように。この女性が、キャンプ場でパーカーを着ている写真をブログとSNSで紹介したところ、ヒット商品になったのです。

こうした影響力に注目したワークマンが、女性に商品開発を打診しました。実はこのパーカー、もともとはカーキやブルーといった単色のみの展開で、頭からかぶるプルオーバータイプでした。女性は「着替えの時に化粧が服につかず、髪の毛もボサボサにならないフルジップタイプにしてはどうか」と提案。色もパープルとベージュのバイカラー(2色使い)にして、デザイン性をアップしました。

Share to facebook.Share to twitter.Share to line.Share to hatena.

あなたにオススメ