はじめに

まずは「リバース・アシスト」という機能を見てみましょう。実は試乗会でこの機能に一番驚きました。この機能は正確には「リバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能」と言います。時速35Km/h以下の走行時なのですが、直近の50mのドライビング・ルートをクルマが自動的に記録し、必要なときにはこれまでドライブしてきたルートに沿って自動でステアリングを操作しながら後退できるのです。

写真6

来た道を正確にトレースしながら後退していく「リバース・アシスト」

例えば行けると思って侵入してしまった袋小路。バックが苦手な人にとって全身で入ってしまった路地をバックで抜け出すのは相当なストレスを感じるはず。そんな状況で「リバース・アシスト」を使えば、まるでVTRの逆回しのように車がステアリング操作をしてくれて袋小路から抜け出す、という機能です。アクセルとブレーキ操作はドライバーが行うのですが、ステアリング操作はクルマがやってくれます。

「そんな状況、それほど多くはないよ」と言う突っ込みも聞こえてきそうですが、レアケースだからこそ不慣れですが、ストレスなくバックが出来るわけです。これは実に便利というか「こんなことが出来るんだ」と驚きました。

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