アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する世界をモチーフにした「セカンドインパクトの湯」が、箱根町の温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」に登場しました。

作中の大災害「セカンドインパクト」で真っ赤に染まった海をイメージし、ウォータースライダー「ロデオマウンテン」に流れる湯をオリジナルの入浴剤で着色しています。

これは小田急グループが1月10日から開始したイベント「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」の一環で実施されているもの。9日のプレスツアーで報道陣向けに一足先に公開されました。


「ロンギヌスの槍」も登場

箱根小涌園ユネッサンでは、ウォータースライダーだけでなく、洞窟風呂も赤いライトで演出。洞窟の壁面にはエヴァの機体が描かれています。4月〜6月はエントリープラグ(コックピット)に注がれる液体をイメージした「L.C.Lの湯」が登場予定です。

エヴァ

また、館内のさまざまな場所にエヴァンゲリオンをイメージした装飾が施されています。入り口の自動ドアが「A.T.フィールド」のようにオレンジ色にデザインされ、60段の階段いっぱいに「エヴァ初号機」が描かれていました。

食事もエヴァの世界をイメージしたメニューを多数用意しています。登場キャラの綾波レイが食べていた「ニンニクラーメンチャーシュー抜き」(790円、税別、以下同)、赤い海をイメージしたミネストローネを添えた「セカンドインパクトプレート」(800円)、「使徒サキエル」をかたどった「使徒クッキー」(150円)などの限定メニューを提供します。

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ユネッサンを運営する藤田観光とのコラボレーションについて、小田急箱根ホールディングスの営業担当者は「われわれは交通機関で、藤田観光はエンターテインメントで強みをもっている。お互いの良い部分を活用したい」と話します。

また、強羅公園には高さ3.6メートル「ロンギヌスの槍」のモニュメントを3月31日まで設置。東京スカイツリータウンに展示していたものを、箱根まで運んできたといいます。公園中央の噴水近くに巨大な槍が突き刺さっている様子を見ることができます。

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狙うは新規顧客とインバウンド

さらに、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、箱根登山バス、小田急箱根高速バスの接続地点である桃源台駅の副駅名をコラボ期間中は「第3新東京市駅」に変更。「特務機関NERV(ネルフ)」のマークがエレベーターの扉に描かれるなど、各所に装飾が施されています。

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「箱根史上最大規模」というエヴァンゲリオンとのコラボレーションを実施する背景に、「新しい客層を取り込みたい。今まではシルバー世代やファミリー層などの利用が多く、箱根は高級というイメージがあった」と前出の担当者は語ります。

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また、中国をはじめ海外でも人気なエヴァンゲリオンを活用することで、インバウンド客を取り込む狙いもあるといいます。特設サイトは、日本語、英語、中国語(繁体/簡体)での表示に対応しています。