はじめに
3:「自炊のワザ」を身につける
一人暮らしが初めての方は、自炊生活も、ほぼ初めてかもしれません。
一人でいると、さびしくて友達や同僚を誘ってご飯を食べに行ったり、一人分の料理をつくるのが面倒でスーパーなどで毎食買って帰ったりという場合もあるでしょう。
ところが、持ち帰りのお惣菜やお弁当、外食などは、積もり積もると大きな金額に。また「なんとなく外食」を続けていると、外食が当たり前になってしまって、外食のありがたさも薄れてしまいがち。
なるべく自炊をする習慣を身につければ、食費が安く上がることはもちろんのこと、塩分や脂分などを抑えることもできますし、野菜を多めにとることもでき、健康維持にも役立つでしょう。
自炊力は、今だけではなく、もし今後結婚したり、子どもが生まれたりしても大いに役立つ技術です。簡単につくれるレシピや、保存しておけるメニューをいくつか作れるようになっておくと、これからの長い人生であなたを助けてくれる場面がたくさんあると思います。
4:「貯蓄専用口座」をつくっておく
さらに、準備しておきたいのが「貯蓄専用口座」です。給与振込口座とは別に、貯蓄のためだけの口座を作っておくことをおすすめします。
ボーナスや臨時収入があった際、お金を給与振込口座に入れっぱなしにしていると、「残高がいつもより多いな」と感じて、気持ちが大きくなって散財につながってしまうからです。
振込口座はメガバンクや地方銀行にケースが多いと思いますので、貯蓄専用口座としてネット銀行の口座を一つ持っておくといいでしょう。
ネット銀行は、基本的に独自の店舗がなく、メガバンクやゆうちょ銀行、コンビニのATMなどを使って現金の入出金をします。自分の生活圏内で使えるATMで、入出金手数料がかからないネット銀行を選ぶと、余計な出費がかかりません。
ネット銀行では、ボーナスシーズンに定期預金の金利アップキャンペーンをよく行っているので、そのタイミングで1年定期(さらに元利継続タイプ)を選ぶと、少し有利にお金をふやすことができます。