はじめに
自分にとってどんなお得があるの?
他に特別仕様車で目立つのはブランドではルノー・カングー、VWゴルフなどもありますから興味がある方はチェックしてみてください。
6.75エディションbyマリナーはこれまでベントレーのフラッグシップを務めてきたベントレー・ミュルザンヌの特別限定モデル
中にはベントレー・ミュルザンヌのように、スペシャル中のスペシャルの限定モデルがあります。ミュルザンヌはこの春に生産終了のモデルなのですが、フィナーレを飾るため「ミュルザンヌ 6.75 エディション by マリナー」という最終限定モデルを出しました。
これを仕上げるのはベントレーがオーナー個人のリクエストに応えながら特別仕様を手掛けるマリナーというセクションです。ハンドメイドにこだわるベントレーの、さらにパーソナルなオーダーに対応するマリナーが手がけるのですから、極上のベントレーということになります。なんとこの特別限定車を1台仕上げるために要する時間は400時間以上ということになっています。
400時間以上と言う時間を掛けながら丁寧に仕上げられていく
ベース車両は最上級モデルのミュルザンヌ・スピードです。価格は4,022万1,000円です。そして世界限定30台という限定車ですが、すべてが特別仕様ですから倍以上、いえいえ、もう二度と買えない最終モデルですから1億円以上でも誰も不思議には感じないと思います。当然、こうしたモデルはあっという間になくなります。
専用カラーの21インチホイールや「EDITION 6.75」のエンブレム
特別仕様車や限定車を見てみると、アバルトやスペシャルなベントレーのように売り切れ必須、歴史的価値ありというものを除き、ベース車両に魅力的な装備を割安に装備して、販売のてこ入れをするというのが基本にあります。つまり、伸び悩む販売台数を特別装備によって、手を出しやすくするわけです。多くの場合が販売台数を伸ばすための仕様ということになります。中には言葉は悪いですが、在庫処理の一手段と言えるものもあるのです。そこで“この限定車の内容は本当似自分には必要か”と考える冷静さが必要となります。魅力的なコピーだけでなく、よく内容を吟味することが特別仕様車を検討するときに必要というわけです。