はじめに
いったいこのバスルームは何だ!?
キレイでスタイリッシュなホテルが増えました。ビジネスホテルでも同様で差別化という点でもデザインや機能性という面でも様々な工夫が見られます。ホテルシンシア東京蒲田の客室は様々なタイプがありますが、客室によって壁紙やバスルームの位置が異なるデザインを採用しており、客室によりかなり雰囲気は変わります。
個人的におすすめはコンフォートダブルで、テレワークも捗りそうな備え付けのデスクとは別に、ゆったりした椅子とテーブルも用意されています。客室面積は 17.5平方mとシティホテルのシングルユース向け客室のレベル。ベッドの質感も高いです。
何より驚くのがバス・トイレのスペース。通常のホテルでは入り口付近にまずユニットバスがあり、奥にデスクやベッドのスペースというのが一般的。ところがこちらの客室は、奥にバス・トイレのスペースがあるのです。
そのような配置ゆえ大きな窓からの眺望は抜群。バスタブにオーバーヘッドシャワーと設備も吟味されています。数え切れないほどビジネスホテルを見てきましたが、このレイアウトにはさすがに驚きました。
東京・蒲田の新しいホテルいかがだったでしょうか? フルサービス型といわれるいわゆるシティホテルに比べ、付帯施設や設備などが限定される宿泊特化型ホテルということで、新しいアイディアをはじめとした差別化は客室内が勝負という様相を呈しています。今後も気になったホテルを見つけたらレポートしていきたいと思います。