はじめに

COCOA以外のコロナ追跡システムも

大阪や兵庫などでは、独自のコロナ追跡システムも用意されています。これは店舗や施設、イベントなどに用意されているQRコードを読み込み、メールアドレスを登録しておくことで、システム登録者が陽性となった場合や利用した場所でクラスターが発生した場合に大阪府から注意喚起メールが送付されるというものです。

COCOAと合わせてこうしたシステムを利用することで、自分の感染可能性をより確実に把握できると思います。

効果に不安も残る

アプリのダウンロードは簡単ですし、面倒なメールアドレス登録もなくサクサクと登録が完了しましたので、機械が苦手な方でもすぐに手続きが行えます。
日々の通勤や接客業で感染に不安を抱えている方、人が集まる場所に行かざるを得ない方にとっては、少しでも安心材料になるのではないでしょうか。

一方でアプリの効果には疑問もあります。
このアプリは、多くの人がダウンロードすればするほど新型コロナウィルス陽性者との接触を正確に把握して感染拡大を抑えることができます。しかし、7月29日現在ではアプリダウンロードは国民の7.5%とまだまだ少ない状況です。

我が家の場合、接客業をしている義母がダウンロードしていたので、このアプリが十分な効果を発揮し、高齢者を守るためにも、私もダウンロードしてみることにしました。さらに、陽性登録は陽性者自身が行わないといけないのですが、きちんと登録してくれるのかという不安も残ります。

手間はかかりますが、COCOAと合わせて他の追跡システムに登録しておくのが一番安心な方法だと思います。
より多くの人にこのアプリが浸透し、良心的に利用されることを願っています。

この記事の感想を教えてください。