はじめに

相談者の保険は、実はラッキーな保険だった!

60歳近い人は、これを機会に保険商品の確認をしてみましょう。「自分は、生涯3000万円の保険に入っている」と思っていませんか?定期保険特約付終身保険は、払込満了後は、主契約の終身保険だけになります。

しかし、60歳になったとたんに医療保険もなくなっちゃうんだ!なんて不安にならないでください。もともと、医療保険と言うのは必要性の低い保険です。

年齢ともに病気になるリスクや入院するリスクも高まります。その分、医療保険の保険料も高くなります。仕方がありませんね。では、医療保険は必要なのかと言えばさほど必要ありません。健康保険がありますので、自己負担は3割です。しかも高額療養費制度があるので、一般的な収入の人は、月額9万円ぐらいしかかかりません。

この方のラッキーなところは、200万円の終身保険の予定利率は5.5%で、とてもいいと言うことです。まさにお宝保険です。これは、利回りのいい貯蓄だと思った方がいいでしょう。

そして、何よりの幸運は、2000万円の死亡保険金を遺族が受け取ることなく、元気で生きてきたことでしょう。これからは、医療保険などは必要ありません。お子さんが独立してしまえば、大きな保障も必要ありません。老後資金だけをどうすればいいのか考えるようにしてみてはいかがでしょうか?

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