はじめに

エクステリア&足回りも違う

ひと目見ただけで両車の違いは歴然ですが、124スパイダーは全長が45mm長くなります。ホイールベースは共通なので、前後のオーバーハング(タイヤの中心から外側にはみ出した部分)が長くなっています。これによりロードスターとは異なるデザインに仕上げることができ、差別化も図れます。

デザイン自体は1966年にイタリアのピニンファリーナがデザインした124スパイダーのオマージュともいえるもので、クルマ好きならば思わずニヤッとしてしまいます。

ボディカラーは4色設定、写真の「ROSSO COSTA BRAVA 1972レッド」も人気です

また前述したオーバーハングの延長やトランクリッドの造形などによりロードスターに比べトランク容量が8.5L増えている点も思わぬ副産物と言えます。

足回りに関しては形式こそ一緒ですが、ビルシュタイン製ショックアブソーバーやブレンボ製ブレーキパッドの追加、タイヤ自体もブランドが異なります。全体的に硬めのセッティングですが、ロードスターとはこれほど違うのか、と驚くくらい、コーナリング時のフィーリングも異なります。

つまり生まれは同じでも前述したエンジンも含め、この2台がしっかりとしたコンセプトにより作り分けられている点が大きな魅力と言えるのです。

細かな部分ですが全幅もロードスターの方が5mm少ない1735mmとなります