はじめに

蒸し暑さ指標“不快指数”と株価の関係

次に、湿度に関してもう少し踏み込んだ分析結果を紹介しましょう。最近は蒸し暑さを数量的に表す“不快指数”が天気情報などから発表されています。

不快指数は気温と湿度を使って計算します。計算式は非常に専門的なものですが、平たく言えば湿度が同じでも気温が高ければ人々はより不快になり易いことを数値化しています。不快指数が高ければ高い日ほど、人々が蒸し暑く、不快を感じやすくなるということです。

その不快指数と日経平均株価の騰落をみてみます。

蒸し暑くない(不快指数が70未満)は外の2つのゾーンに比べて日経平均株価の平均騰落率が高く、不快の程度が強い(不快指数が80以上)ゾーンでは平均騰落率はマイナスでした。

各社の天気予報のなかには不快指数の予報も見られます。今日の株価の予測に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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