はじめに

買い物するつもりはなかったのに、つい手を出してしまう「衝動買い」。あの突然おそってくる激情はなんなのか……。この衝動を抑える術はあるのでしょうか? ちょっと考えてみました。


どうしても欲しい……!

目的もなくプラプラとウィンドウショッピングを楽しんでいるときに限ってやってくるアイツ。きっとそれを買わなくても、これからの生活になにひとつ問題はない。でも、どうしてもほしくなる。買うまで、この気持ちは収まらない。

女性なら、一度は経験がある衝動買い。お金の無駄遣いだと思いながらも、やめられないものです。

衝動買いの原因
衝動買いの原因として、一番にあげられるのは『ストレス』。やっぱりね、という感じです。ストレス発散方法のひとつとしてあげられる買い物。その行為自体で発散されることが多く、よいもの・高いものを買ったという部分は重要ではないようです。

衝動買いは全て悪いのか?

しかし、衝動買いをやめよう! といって、はたしてすべてやめる必要があるのでしょうか。よくよく考えてみると、衝動買いした商品には2通りの結末があります。ひとつは、数回使っただけで永遠に収納されて、大掃除のタイミングで捨てられる。もうひとつは、意外に使い勝手がよく、自分のライフスタイルに合っていて長年愛用する。

つまり、前者の衝動買いは後悔しますが、後者はむしろ自分の直感を褒めてあげたい!

それなら、前者の後悔しがちな衝動買いをやめればいいのです。

「後悔する衝動買い」をやめよう

後悔する買い物とはどんなものか? そのポイントをおさえて、無駄な衝動買いのリスクを回避しましょう。

ネットショッピングは後悔率が高い

家でポチポチするだけで買い物ができてしまう便利なネットショッピング。その便利さゆえに、衝動買いが横行している場所ですね。しかし、現物を見ずに買うというリスクがあるために、荷物が届いてから、がっかりする人も多いようです。できる限り外に出て、現物を見ながら買い物を楽しむのがベストです。

セール品とは売れ残りなのだ!

“もうすぐ売り切れ”“今だけの特別特価”心躍る言葉ですが、ここにも後悔する衝動買いの落とし穴があります。値段を下げてまで売り切ろうとしているのは、裏をかえせば正価では売れなかった“売れ残り”という意味が含まれています。それゆえ、実際に必要ないものだったり、使えない商品だったりすることが多いので要注意。

買い足す必要があるものは面倒

例えば、衝動買いでコーヒーメーカーを購入した場合。その後も、専用のカプセルやコーヒー豆が必要になってきます。そこが面倒なのです。「カプセルがなくなったから買わないと……、でも面倒。別にコーヒーいらないわ」となり、数回使って収納されるパターンです。衝動買いのときは、なるべくその商品で完結するものを選びましょう。

化粧品の魔力に打ち勝つべし

新色のリップ、限定色のアイシャドウ、かわいい容器のファンデーション。女性の衝動買いで地味に多いのが化粧品ではないでしょうか。化粧品って長く使えるものが多いので、使い終わる前に、次々に新商品が発売され、まんまと同じような商品を買ってしまいがち。

化粧品の衝動買いを止める術は、もはや冷静になることしかありません。「去年も同じような色のリップを買ったけど使ってない」と、買う前に少し考えましょう。とにかく手持ちの化粧品を把握しておくことが大切です。

素敵な買い物は、最高のストレス発散

後悔してしまう無駄な衝動買いは、今日からやめましょう。でも、素敵な洋服との出会いや長年使えるアクセサリーとの出会いは、有意義なストレス発散になります。

無駄な出費を抑え、本当にほしいものと出会った時にぱぁーっと使う。これが一番よいのではないでしょうか。

ストレス発散の買い物に出かけるときは、しっかり見極める力を身に付けてくださいね。

(記事提供:ケノコト

著者/Me times
Me timesは、「いつもと違うひとり時間を。」をコンセプトに、女性ひとりでも気軽に楽しめる、アート・デザイン、企画展、ひとりご飯・カフェ、簡単レシピ、映画、本、生活の豆知識・雑学、などさまざまな情報をお届けしています。Me timesを通じて、いつもと少し違う毎日を過ごすことができれば、そしてあなたの人生がちょっぴり豊かになればいいなと思っています。

この記事の感想を教えてください。