はじめに
働いていない場合は?
無職世帯の収入は、大まかに言って勤労世帯の約半分です。勤労世帯の収入は、社会保障等収入と勤め先収入がおよそ同程度だったので、収入が社会保障等の公的年金だけになると、その分減ることになります。
独身70代の無職世帯では、社会保障等収入が12万9,094円、事業等収入は3,128円です。
収入が少なくても、支出も同じくらいコンパクトにすれば、生活は成り立ちます。しかし、実際の支出額を見てみると、勤労世帯より少ないとはいえ、半分とはいきません。そのため、支出は収入を上回り、貯蓄を取り崩すなどでまかっていると思われます。
次は男女別にみてみましょう。