はじめに
保険者番号でも勤務先がわかる?
また、保険者番号でも勤務先がある程度わかります。
保険者番号は、健康保険の場合は8桁、国民健康保険の場合は6桁です。このうち、健康保険の最初の2桁は法別番号といって、次のようなルールがあります。
保険証に書いてある保険者名称は小さな文字なので、ちょっと見ただけではわからないかもしれません。しかし、保険者番号なら8桁から6桁か、8桁なら最初の2桁は何番か、というくらいは読み取りやすそうです。
社会保険の次の2桁(3~4桁目)と、国民健康保険の最初の2桁は、保険者が所在している都道府県を表します。
都道府県番号
都道府県番号は保険者の所在する都道府県を表しているので、それだけで保険証を持っている人の住所がわかるわけではありません。
それでも、国民健康保険なら住所地の都道府県ですし、社会保険ならおよその地域がわかります。社会保険の保険証では、現住所は裏面に自分で書くことが多いので、そこを見せなければ自分の住所はわからない、とは言い切れないのです。