はじめに
地震のリスクコントロールとは
「地震保険」も同じです。日本に住んでいれば、地震は必ず起きるといって間違いありません。しかし、いつ起こるのかは予測できません。
もし地震が起こったときでも、備えをしっかりしておくことが「リスクの軽減」です。地盤の固いところに住むことも「リスクの軽減」ですね。地震が起こったとしても、そこから立ち直るために「地震保険」に加入するのは、「リスクの転嫁」になります。
本来の保険の使い方とは
保険は、リスクコントロールの「リスクの転嫁」という役割を持っています。自分では抱えきれないほどの経済的損失がある場合には、この「リスクの転嫁」を使うのがとても有効です。この使い方が、本来の保険の使い方なのです。
「死亡保険」「医療保険」「がん保険」「就業不能保険」「介護保険」「火災保険」「地震保険」などすべての保険選びに、このリスクコントロールの考え方を当てはめることができます。
一度、自分の人生のリスクを「転嫁」「保有」「軽減」に当てはめながら考えてみてはいかがでしょうか? そうすると、自分に必要な保険がわかってきます。