はじめに
投資の世界には、さまざまな戦略や目的があります。そのなかで、投資初心者の方でもイメージしやすいものの1つが、インカムゲインを狙う戦略でしょう。これは、投資から得られる収入、つまり配当を主な収益源として狙う方法です。
今回は2023年9月27日(水)現在のデータをもとに、10月権利確定銘柄の配当利回りトップ5を紹介します。
【1位】トーシンホールディングス(9444)
携帯ショップ運営などのモバイル事業のほか、ゴルフ場運営などのリゾート事業、マンション・オフィスビル開発・賃貸・管理・取得などの不動産事業という3つの事業の柱があります。ほかにもOA機器販売やエアコン販売、飲料水販売、貸会議室やゴルフショップの運営など多様なビジネスをしている企業です。
愛知県名古屋市に拠点があり、創業以来、東海エリアを中心として事業を展開。出産・育児支援制度やバースデープレゼント、会員制リゾート施設の優待利用ができるなど福利厚生が手厚いほか、男子プロゴルフトーナメント「TOSHIN GOLF TOURNAMENT」を開催した実績や、アスリートのスポンサードなど社会貢献活動にも注力しています。足元の2024年4月期の第1四半期は増益で着地しています。
企業名:トーシンホールディングス
株価:669円
最低投資価格:66,900円
配当利回り(予想):3.58%
【2位】ファースト住建(8917)
兵庫県に本社がある、建売住宅の販売などを展開する企業です。地域に密着した営業活動と、徹底したマーケットリサーチによるトータルサポート体制や、用地の仕入れから企画、施工、販売、購入後のアフターサービスまで一貫して手がけられる、住まいに関するトータルサポート体制などが強み。
不動産仲介業者の多様な販売ネットワークを活用することができるだけではなく、自社の広告宣伝費や人件費を抑制して効率的な経営をしており、コスト削減によって戸建分譲住宅の価格競争力を高めています。関西でエリア別販売棟数でNo.1となった実績もあるようです。
企業名:ファースト住建
株価:1,260円
最低投資価格:126,000円
配当利回り(予想):3.41%