はじめに

2023年は大型株、割安株(バリュー株)に人気が集まる傾向にありましたが、海外投資家が日本市場に注目をしているなかで大型株、割安株に資金が集まったり、株主還元に積極的な企業が注目される流れは2024年も続きやすいかもしれません。株主還元のひとつとして配当が挙げられますが、配当利回りが高利回りである銘柄を保有する上でのメリットと注意点は次のとおりです。


高利回り銘柄のメリットと注意点

まず、メリットとしては以下が挙げられます。

【高い収益】高利回り銘柄は通常、他の銘柄よりも高い利回り(配当利回りまたは利子利回り)を提供します。これにより、投資家はより多くの収益を得る可能性があります。

【安定性によるリスク軽減】多くの高利回り銘柄は安定した現金フローを持つ成熟した企業に関連しています。このため、市場の変動に対して比較的強い傾向があります。安定した収益源を提供し、リスクヘッジとして機能することでポートフォリオ全体のリスクを軽減することができます。

【安定収入となる】高利回り銘柄からの配当や利子は、生活費や将来の投資に利用できる収入を提供します。これは特にリタイアメント資金の収益源として重要です。

注意点としては以下が挙げられます。

【リスクの理解】高利回りということは相対的に銘柄の価格が低下する可能性を示唆しています。銘柄のリスクをよく理解し、リスクを適切に管理することが重要です。銘柄によっても異なるので定性面の強みがある銘柄か、足元の決算などを精査する必要があるでしょう。

【企業の健全性】高利回り銘柄を選ぶ際に、企業の健全性や財務状況を検討することが不可欠です。負債が高すぎたり、配当を支払う余裕がない企業は避けるべきです。

【分散投資】 高利回り銘柄だけでポートフォリオを構築するのはリスクが高いため、分散投資が重要です。異なる資産クラスやセクターに投資することで、リスクを分散できます。

【長期投資】 高利回り銘柄は長期的な視点で保有することが重要です。短期の価格変動に惑わされず、長期的なインカムゲインを確保することが目的です。

【税務上の考慮】 配当所得や利子所得には税金がかかることがあるため、税務上の影響を理解し、最適な投資戦略を検討することが重要です。

高利回り銘柄は魅力的な投資先のひとつですが、リスクを適切に管理し、綿密なリサーチと戦略を持つことが成功の鍵です。

今回は、2023年1月30日(水)現在のデータをもとに、2月権利確定銘柄の配当利回りトップ5をご紹介します。

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