はじめに

日経半導体指数採用の企業

ここで、日経半導体指数に採用されている企業を見てみましょう。

【化学】トクヤマ、信越化学、東京応化工、住友ベーク、日本化薬、トリケミカル、ADEKA、太陽HD、デクセリアルズ
【非鉄・金属】SUMCO
【機械】TOWA、ローツェ
【電気機器】ソシオネクスト、サンケン電気、ルネサスエレク、アルバック、ソニー、アドバンテスト、フェローテック、レーザーテック、ローム、SCREEN、東京エレク
【精密機器】ディスコ、東京精密、HOYA、
【商社】東京エレクトロンデバイス、マクニカ、加賀電子

以上合計で29銘柄です。

組み入れ比率

組み入れ比率を見てみましょう。

東京エレク(18.3%)、ルネサスエレク(12.8%)、ディスコ(12.4%)、アドバンテスト(9.5%)、レーザーテック(8.1%)と上位5銘柄で、約6割と、一銘柄あたりのウェイトがほかの指数と比べて高くなっています。組み入れ上位の騰落によってリスクの高さがあることは半導体株ETF投資における留意点として認識しておく必要があります。

同指数は基点となる2011年11月末から今年4月末までに12.9倍と高リターンとなっています。冒頭でお伝えしたエヌビディア株の上昇を受けた側面も大きく影響しました。

日経半導体ETFは、信託報酬は年0.462%で、1口2,000円程度から投資ができる予定です。NISAの成長投資枠の対象となっています。

近年、AI技術は目覚ましい進歩を遂げています。AIの発展と同時に半導体への需要も急増しています。AI技術を活用するためには、膨大な量のデータを処理する能力が必要です。その処理能力を支えるのが、高性能な半導体です。

ディスコやレーザーテックは株価が高いため、資金が足りない方もいらっしゃると思います。半導体部門に投資をしたい方にとっては良い商品だと思います。

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