はじめに
お金について関心がある方なら、「個人向け国債」という商品を聞いたことがあるでしょう。でも、実際に取材をしてみると、「個人向け国債」を購入している人は、そう多くはない印象です。
そこで「個人向け国債」とはどんなものか、なじみのある「定期預金」と何が違うのかについて、お伝えしていきます!
「個人向け国債」の3タイプのうち、今は「変動10年」がベター
「個人向け国債」とは、個人が1万円から買える日本債券です。「3年固定金利」「5年固定金利」「10年変動金利」の3つのタイプがあります。
これから金利が上がりそうな時期は、金利が一緒に上がっていくことを期待して「変動金利」を選ぶとよいでしょう。
とはいえ、「10年」という期間を見ると、「そんなに長く現金化できないのは困る」と感じるかもしれませんが、条件を満たせば中途解約ができます。後ほど、詳しく説明します。