はじめに
ペット保険に入って方が良いのか?
ヨーロッパなどに比べて、日本はペット保険の加入率は低いです。海外のペット保険の加入率は30%〜40%で、スウェーデンにおいては50%が加入しています。日本の加入率は20.1%で、ペット保険はまだまだ浸透していないようです。
アイペット損保によると、ペット保険の加入有無で、年に1回以上の通院歴がある割合に違いが出るという調査結果があります。不調を抱えやすい高齢期の16歳以上の犬で、ペット保険に加入しているケースでは、年に1回以上の通院歴がある方は84.6%、未加入のケースでは77.8%です。16歳以上の猫の場合は、ペット保険加入のケースで年に1回以上の通院歴がある方は86.7%、未加入のケースでは58.5%と、特に大きな差が出ています。
ペット保険は、ペットの一生涯で支払う保険料の総額を考えると50万円以上はかかることもあります。生涯元気なペットと、身体の弱いペットがいるので一概に述べることは難しいですが、診療費がかかるからと躊躇すると感じているのであれば、ペット保険に加入した方がよいといえるでしょう。