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「ESG投信の実態とは」投資信託を選ぶために金融庁のレポートを読み解く
資産運用業高度化プログレスレポートを読み解く(1)
金融庁が毎年作成・公開している「資産運用業高度化プログレスレポート」の2022年版がリリースされました。特に個人が投資信託を購入するうえでの留意点について書かれた部分を、今回と次回で取り上げたいと思います。
金融引き締め加速で投資環境はどう変わるか−−今夏の日本における注目ポイントは?
株には追い風も円相場には要注意
2022年に入り相場は下落基調が続いていますが、6月も強い下落に見舞われています。米国を代表するNYダウはコロナ相場以降維持されていた節目の3万ドルを割り込み、ナスダック・S&P500も年初来安値を続々と更新しています。日経平均株価も6月前半に28,000円台まで回復したのちに、25,000円台後半まで下落するなど、乱高下しています。6月半ばの急落のきっかけとなったのは、各国の金融政策が引き締め方向に一層傾いたことにあります。ECB(欧州中央銀行)が7月から利上げの開始を発表したほか、アメリカは約27年ぶりとなる0.75%の利上げ、日本や欧州と同様にマイナス金利政策を実施しているスイスも2007年以来の利上げを行うなど、世界的に利上げが急速に進行しています。6月のポイントは、常に注目度の高いアメリカの金融政策だけでなく、他地域の金融政策にも動きが見え始め、相場に影響を与えている点ではないでしょうか。今回は6月に起こった中央銀行の変化をおさらいしつつ、日本の金融政策にも触れながら、今後の見通しを見ていきたいと思います。
人事部長として「困る50代」と「ありがたい50代」の典型例、会社が求めているものとは?
50歳からの生き残り(1)
2021年4月の改正高年齢者雇用安定法により、70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となり、キャリアの折り返しとなる50歳前後になった時に今後を見据えてどのように働くのか、注目が集まっています。そこで、人事コンサルタント・西尾 太氏の著書『人事の超プロが教える 会社員 50歳からの生き残り戦略』(PHP研究所)より、一部を抜粋・編集して雇用する側の人事部長が見ているポイントについて解説します。
副業と住民税の関係性、気をつけるべき「住民税納付書」について税理士が見方を解説
例年より到着が遅れている理由とは?
働き方改革やコロナ禍における在宅ワーク浸透の成果もあって、会社員でも副業を認められるケースが増えているようです。でも「副業をはじめたけど、税金のことは全くわかりません」ですって? なんて……嘆かわしい!本物の税理士でお笑い芸人、税理士りーなと一緒に楽しく税のことを知っていきましょう。日本では給料から税金などが事前に引かれ、残った分を支給されるため、自分の給料がもともといくらで、いくら税や社会保険料を納めているかを知らない人も多いようです。お金の勉強をする機会もないので「自分が納税しているかどうか知らない」という人も少なくありません。手取り額なんて、税理士の私から言わせれば無意味な金額ですよ! いま一度、ご自身の給与の総支給額と納めている税額がいくらなのか、確認してみてください。
41歳、持病ありの会社員、いずれは天涯孤独に。老後どれくらいお金が必要?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、会社員の女性。体調を崩しがちだという相談者。母が他界したら身寄りがなくなるため、入院などの際に困ったりしないように保証会社に入ることも検討していますが、どのくらいのお金を用意するべきでしょうか? 他に対策は? FPの飯田道子氏がお答えします。
ボーナスシーズンに金利が高い銀行は?定期預金、国債、投資…まとまったお金が入ったときの預け先
お金の預け先を考えよう
ボーナスシーズンです。ボーナスが出る予定の方は、「そろそろ入るかな」と楽しみにしていることと思います。ボーナスは、まとまったお金が入る貴重な機会。毎月の収入から同じくらいの金額を貯めるのは大変ですので、ボーナスが入ってすぐに使い切らずに、できれば半分くらいは貯めておき、残りを使うようにして、今後のまとまった支出があるときに備えておきたいもの。そこで今回は、ボーナスが入ったときの預け先を考えてみました。
投資を始めたものの損失がどんどん拡大−−「損切り」のタイミングをどう判断すべきか?
経済アナリストが実践する方法
経済アナリストの馬渕磨理子です。私は金融業界に入り10年になりますが、最初の頃は「損切り」が苦手でした。しかし、株式投資をする時に「損切り」の知識は必要です。苦手だった「損切り」と向き合ったことで、自分なりの損切り方法と出会い、今ではその方法を大切に実践しています。コロナ以降に株式投資を始めた方から、「損失が出ていて、どうしらいいの?」と不安に思っている声をよく聞きます。今回は損切りの考え方、損切りの方法を具体的に紹介することで、皆さんにとっても参考にしていただけると思います。
2021年の勝率は88%。「優秀な投資」IPO投資とはなにか?
ただし投資のハードルは高い
未上場企業が新株の発行や売出を行って証券取引所に上場することで、投資家が株式を取得できるようになることをIPO(Initial Public Offering:新規株式公開)と言います。フリマアプリを展開するメルカリ(2018年6月19日)や、YouTuberのマネジメントを行うUUUM(2017年8月30日)などのIPOがニュースとなり、記憶しているひともいるかもしれません。
世界情勢の不安から米国株中心の投資信託を手放した67歳男性。今後の運用はどうする?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、67歳、会社役員の男性。2年ほど前までは米国株中心の投資信託で運用していましたが、現在の世界情勢を鑑みて手放し、現在の資産の多くは預貯金で持っているといいます。今後のポートフォリオについて悩んでいるそうですが、プロの意見は? FPの伊藤亮太氏がお答えします。
パサつかない!「豚ヒレ肉のしっとりロースト」の作り方
我が家の定番レシピ
豚肉の部位の中で、脂が少なく柔らかなヒレ肉は個人的にもとても好きな部位です。ですが、脂が少ない分、加熱したらパサパサになったというご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?その対処法として、有害細菌を死滅させる適正温度を守った上で、高温にしすぎないこと。また、調理中に肉の水分を閉じ込め、油分を補うことで、ヒレ肉のパサつきを解消することが出来ます。塊の状態でも安価で手に入るヒレ肉。せっかくなので塊のまま、旨味を閉じ込めしっとりと焼き上げてみてください。薄くスライスすれば柔らかなハムのよう。厚めにスライスしても、しっとり柔らかで食べ飽きることがありません。我が家の定番、オーブンで作るヒレ肉のローストを紹介します。
トヨタにアマゾンも実施した「株式分割」の効果とデメリット、任天堂やGoogleも控える
過去には東証が全取引を強制停止する事態も
株式投資をされる方には聞き慣れた「株式分割」という言葉ですが、一般的には内容などを含め、あまり知られていない事柄かもしれません。今回は株式分割についてのお話しです。
国民年金保険料を納めていない…どうすればいい?未納、免除、猶予の場合の違いは?
年金額はどうなる?
国民年金は20歳から60歳までの40年間(480カ月)加入し、毎月国民年金保険料を支払う義務があります。しかし、何らかの理由で「国民年金保険料を納めていない」場合、将来国民年金は受け取れないのでしょうか。今回は、国民年金を受け取る条件や老後の年金額の違い、国民年金保険料の未納、免除、猶予の違い、そして国民年金保険料を納めていない場合の対応について、解説します。
資産3500万38歳会社員「定年まで働くつもりだけど、サイドFIREの可能性も気になる」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、38歳、会社員の女性。仕事にやりがいを感じているけれど、最小限の労働を取り入れた「サイドFIRE」という選択肢も気になってきたという相談者。果たしてサイドFIRE達成の可能性は? FPの秋山芳生氏がお答えします。
卵、乳製品、砂糖も使わない「みりんレーズンのスコーン風」の作り方
素朴な焼き菓子
ココナッツオイルでしっとり、みりんで外サックリ。ココナッツオイルは甘い香りが加わるのはもちろん、パサつきを防ぐ上に、長期保存時に酸化を感じさせない優秀さ。加熱したときアルコールと一緒に水分も飛ぶ特性があるみりんを甘みに使います。調味料の特性を活かして簡単で素朴な焼き菓子を楽しんでみませんか?
「FX取引はハイ・リスク」は間違っている−−誤解を生むFX最大の特徴とは
株と比較しても値動きは小さい
よくFX取引はリスクが高いといった話を聞きます。しかし、FX取引が対象とする為替相場は、株式相場などと比べても、基本的には値動きが小さいので、むしろ相場の変動リスクは小さいため、「ロー・リスク」と言えます。それでは、なぜ「FXはハイ・リスク」とされるのか、その理由について説明したいと思います。
投資するなら知っておきたい「恐怖指数」ーーリーマン、コロナ…暴落時の数値と現状は?
VIX指数と日経VIとは
6月15日(水)に米連邦準備制度理事会(FRB)は通常の3倍の0.75%の大幅利上げに踏み切りました。一度に0.75%の利上げを決定するのは1994年以来のことです。先週発表された5月CPI(消費者物価指数)の伸び率が前年同月比8.6%上昇と、市場予想を上回るインフレ加速を示す結果だったことで、ダウ平均はFOMCでの0.75%の利上げを織り込む形でFOMC発表前の5日間で2,800ドルを超える下げとなっていました。次の7月FOMCでは0.5ポイントか0.75ポイントとなる見通しが示されたことで、ややタカ派(金融引き締めの政策寄り)だったように感じましたが、悪材料が出尽くしたことで15日の米市場は反発しました。ナスダックは3月7日(月)に弱気相場入りしましたが、今回のCPIショックとも言える下落でS&P500も弱気相場入りを示す水準となりました。このように、今年は値動きの荒い、ボラティリティの高い相場が続いています。
大量の情報が飛び交う中「理解したつもり」から抜け出す3つの思考法
「自分がわかっていない」ことを知るのもまた理解
インターネットやSNSで情報が過多にあふれる現代においては、それらの真偽を見定め、正しく理解することが求められるようになりました。情報を「理解する」とは、具体的にはどういった状態を指すのでしょうか? 『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』を上梓した山口拓朗さんに、情報を正しく理解する思考のプロセスについてお聞きしました。※本稿は『1%の本質を最速でつかむ「理解力」』の一部を抜粋し、再編集しています。
夏のエアコンは「ドライ」「冷房」「送風」のどれがよい? 知っておきたい設定ガイド
夏のエアコン攻略マニュアル
夏を快適に過ごすために使うエアコン。でもその設定で「ドライ」「冷房」「送風」のどれが最適なものなのか意外とわからないもの。そもそも機能も大きく違います。エアコンの効果的な使い方を夏本番を迎える前にチェックしましょう。