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アラカン夫婦の「終のすみか問題」8500万円のマンション、購入して大丈夫?
マンション購入、金額以外のチェックポイント
ここ数年、都市部での不動産価格が上昇しています。持ち家の有無に関わらず50代後半になると、老後の住まいについて悩む人も多くいらっしゃいます。筆者はファイナンシャル・プランナーとして活動していますが、ご相談に来られる多くが50代後半から定年前後の方々です。特に、最近増えてきたのが終のすみかを見据えたお金周りのご相談です。相談内容はさまざまですが、具体的に挙げていくと、長年の賃貸暮らしから50代のうちにローンを組んでマイホームを購入した方がいいのか、持ち家の戸建てをリフォームする際の予算はいくらまでなら適切か、持ち家の戸建てからマンションへ移りたいが購入しても大丈夫か、など。どんな方が相談に来られているかというと、単身からご夫婦まで世帯状況や働き方、収入、金融資産の金額までそれぞれ状況は異なります。今回は、その中から、持ち家の戸建からマンションへの買い替えをお悩みのAさんご夫妻の事例を参考にお伝えしていきたいと思います。
今をときめくハイテク株に投資したい人にぴったりのETFと投資信託4選
新NISAにも対応!
ハイテク株とはハイテクノロジー企業やテクノロジー関連企業の株式を指します。これらの企業は、最新の技術やイノベーションを活用して商品やサービスを提供しており、成長性や収益性が期待されることから、投資家の注目を集めています。
「変動金利」「固定金利」それぞれ有利になるのはどんな時?
金利のしくみ(9)
お金の貸し借りを行っている期間中、市場金利の動向に応じて適用利率が見直されるか、あくまでも約定した時点の適用金利が継続されるかによって、「変動金利」と「固定金利」に分かれます。
「湖池屋vsカルビー」両社業績、株価ともに好調、投資家の選択は?
株式投資の真髄とは
2024年9月、ポテトチップス界のツートップ、カルビーと湖池屋について紹介しました。参考記事:カルビーと湖池屋…ポテトチップス界の2強、株価の動きに大きな差があるのは何故なのか?当時は、株価上昇率で比べると湖池屋が圧勝していましたが、この半年間で、カルビーが猛追しております。画像:TradingViewより「2023年9月の比較チャート」画像:TradingViewより「2024年3月の比較チャート」
イオン、マクドナルド、サンドラッグ…3月後半の注目キャンペーンはすべて10%以上の高還元!
東京都では強力なお得の重複も
3月後半のキャンペーンを解説します。今回ご紹介するキャンペーンはすべて10%以上の高還元が狙える、お得尽くめの内容に仕上がっています。
【住宅ローン】金利上昇に備えて、固定金利期間終了前にやっておきたいこと
変動金利、固定金利それぞれのメリットとは
「10年固定金利の住宅ローンを利用しています。固定金利期間がもうすぐ終わるのですが、どうしたらいいですか」。筆者は先日このようなご相談を複数回お受けしました。固定金利期間が終わると、多くの場合、何もしなければ変動金利型に移行します。当面は毎月の返済額が減る方が多いと推測されますが、事前にやっておきたいこともあります。金利上昇に備えて、固定金利期間終了前にやっておきたいことを3つ、ご紹介します。
「とりあえず」継続雇用ではない暮らし方、老後をどこまでイメージして準備したら良いのか
老後は、これまでできなかったことに取り組める時間である
NISAやiDeCoといった税制優遇制度を老後資金用に活用している方も多いかと思いますが、そもそも老後をどこまで具体的にイメージして準備したら良いのでしょうか? 今回は海外のリタイアメント事情も踏まえ考えてみたいと思います。
利用者増加中の【ロボアド】って実際どうなの?5サービスを比較
三菱UFJフィナンシャルGとウェルスナビの資本業務提携で注目
三菱UFJフィナンシャルグループは2月14日、ウェルスナビと資本業務提携を結び、約150億円を出資すると発表しました。 今後は両社でロボアドバイザー事業の成長を加速させるとしています。ウェルスナビはテレビCMやWeb広告を積極的に行っているので、名前を聞いた事があるという方も多いと思います。投資先や運用を自動で任せるロボアドバイザー(以下ロボアド)サービスを提供している企業です。
「タワマン節税」がついに終了、どんな仕組みだったのか?
”王道な選択肢”に限られることに
都心部を中心に、どんどん増えているタワーマンション、通称「タワマン」。一般的に、不動産の購入動機といえば、「アクセス便利な場所に住みたい」「景色のいいところに住みたい」「周りをあっと言わせるようなステータスを感じたい」など、購入動機はさまざまです。ただ、他の不動産の購入動機としてあまり見られない、タワマン独特の購入動機があります。それは「タワマン節税効果」です。タワマン購入によって相続税を軽減できるため、相続税対策を行う富裕層を中心にそのスキームが広がり、特にタワマンの高層階が、節税目的で買われていったのです。しかし、2024年1月をもって、その「タワマン節税」が終了しました。これによって、タワマン所有者や、節税目的でタワマンの購入検討者にとって、大きな影響が及ぶこととなりました。今回は、このタワマン節税はどんな仕組みだったのか、今後考えられる節税策はあるのかを考えていきたいと思います。
定年後の時間は想像以上に長い。老後生活を充実させるために、現役時代にやっておくべきこと
自分のことを棚卸ししてみよう
定年後に「やりたいこと」は何でしょうか?ソニー生命のアンケート「シニアの生活意識調査」では、「旅行」が第1位です。でも、「旅行」といっても長くて2週間くらいです。世界一周クルージングだとしても、半年くらいでしょう。定年後の時間はたっぷりと残っています。その時間をどうやって過ごしますか? 今回は、定年後の長い時間についてお話しをしようと思います。
新NISA【成長投資枠】で個別株銘柄選びの参考にしたいETF3選
チャートチェックの技術も紹介
個別株の銘柄選び、何から選ぶのか迷いますよね。雑誌、SNS、YouTubeなど今は情報がたくさん溢れていて、欲しい情報がすぐに手に入る良い時代であると同時に、自分で情報の良し悪しを見分ける力も必要とされています。今回は銘柄を選ぶ前にやっておくべきこと、そして具体的な銘柄の簡単な選び方の一つの方法をお伝えします。
洗濯機、冷蔵庫、掃除機は買う?それとも借りる? 目安となる考え方
買う前にリースをするのも手
なにか必要なものがあるときはお金を出して「買う」ことが一般的ですね。少額のものであればお金を出して買うで問題はないでしょう。しかし、最近では、シェアリングサービスやフリマアプリの市場規模は年々拡大傾向にあり、「お金を出して買う」以外の選択肢も多くなりました。春は入学や入社、異動などで物入りの人も増える季節です。今回は比較的高額な電化製品について、買うべきか、シェアリングサービスを利用すべきか等の目安となる考え方をご紹介します。はじめに申し上げたいのは、どのような物も万人に共通する「買ったほうがいい、買わない方がいい」の基準は存在しません。その人の生活時間帯や、居住する地域の特徴などによって大きく変わってきます。そのため、自分のケースではどうだろうと考えながらご覧ください。
日経平均2024年最大の下げの日に4%上昇した「ツムラ」、その理由は?
株価が伸びるか、低迷か
2024年に入って急ピッチで上昇してきた日本株。さすがにこのスピード違反を株式市場の神様が見逃すわけもなく、ここ最近は、大きく下落しています。2024年3月11日には、日経平均株価が一時1,000円以上下落する大幅安となりました。この日の東証プライム市場の値下がり銘柄数は1,398、値上がり数は232と、ほとんどが下げている全面安の様相でした。ところが、株式市場がどんよりした日にもかかわらず、4%上昇したのがツムラ(4540)です。ツムラといえば、みなさん思い浮かべるのはバスクリンではないでしょうか? 多くの日本人のバスタイムの質を上げてくれた立役者です。残念ながら、バスクリンなど家庭用品事業は2008年に売却しており、現在のツムラは、100%医薬品メーカー。中でも医療用漢方薬では国内シェア8割を握っています。「良薬は必ず売れる!」という信念で創業されたのが1893年。そこから資材、原材料不足が深刻化する戦時中の苦難を乗り越え、創業130年を迎えています。現在の時価総額は2,800億円程度で中型株に分類されます。ここのところの株式市場のテーマといえば、大型の高配当株か、生成AI関連で、
私は年金をいくら受け取れる? ねんきん定期便が届いたら試してみたい「公的年金シミュレーター」
「ねんきん定期便」なしでも試算は可能
お金に関する不安の一つに、「老後資金が不安」という方も多いでしょう。老後資金を準備することも大切ですが、そもそも自分が老後に年金をいくら受け取れるか、よくわからない方も多いのでは?そこで、おすすめなのが「公的年金シミュレーター」です。特に「ねんきん定期便」が手元にある方はチャンスです。実際に、筆者が「ねんきん定期便」を使って、公的年金シミュレーターにアクセスした感想をお伝えします!
最終利回り、所有期間利回りとは? 債券には4種類の利回りがある(パート2)
金利のしくみ(8)
債券には4種類の「利回り」があります。前回はこのうち「利率」と「応募者利回り」、「直接利回り」について解説しました。今回は、「最終利回り」と「所有期間利回り」ついて考えてみましょう。パート1:「応募者利回り、直接利回りとは? 債券にある4種類の利回り(パート1)
高配当株式ファンドへの投資で気をつけるべきことは? チェックしておきたい5つのポイント
保有コストの高さには要注意
2023年12月12日に設定・運用が開始された「SBI 日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」が投資家の人気を集めています。SBIグローバルアセットマネジメントのリリースによると、設定後わずか36営業日で純資産総額が400億円を突破。これは2023年以降の主要ネット販売会社販売ファンドで最速とのことです。新NISAでは無期限で非課税の運用ができることから、高配当株に人気が集まっています。そんな高配当株に手軽で分散投資できる高配当株ファンドへの投資で気をつけるべきことをお伝えします。
日経平均4万円超えの実態は?日経平均寄与度2〜5位は半導体・AI関連!今後の展開を分析
日経平均の成り立ちも解説
3月4日の日経平均株価(以下、日経平均)は初の4万円台となる4万0109円23銭で終了しました。年始から上昇していた日経平均ですが2月中旬から急ピッチで上昇を続け、2月22日にこれまでの最高値3万8915円(1989年12月29日)を上回る3万9098円を付けました。そこから僅か6営業日目で4万円台を付ける結果となりましたが、猛烈なスピードに着いていけない投資家の方も多いのではないかと思います。
先延ばしにしがちな「防災グッズ」の準備、手軽に始める方法は?
ふるさと納税の上手な活用法
2011年3月の東日本大震災から、13年がたちます。最近地震の頻度が増えている地域もあり、防災グッズを準備しなくてはと思っている人も多いでしょう。しかし、日々忙しいと、つい防災について後回しになりがちかもしれません。そこで今回は、手軽にできる「防災」についての案を3つお届けします。