新着記事
作業服の「ワークマン」がカジュアル専門店を出した裏事情
高成長の秘密に迫る
作業着などの販売で知られる「ワークマン」が9月5日、新業態をオープンさせました。カジュアルウエア専門店「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」です。場所は、ららぽーと立川立飛。立川駅から多摩モノレールで2駅、立飛駅直結のオシャレなショッピングモールです。それにしても、一般向けのアパレル市場は言わずと知れた大激戦区。そこへあえて参入した、ワークマンの勝算を探ってみます。
「悪循環から抜け出せない」自宅開業の妻が抱える2つの赤字
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。自宅の一室でフランチャイズの塾を経営しています。売り上げから経費を除いた分を収入として家計に入れ、夫の給料と合わせて暮らしていますが、家計は毎月赤字です。こういう状況なので、良くないことなのですが、生徒から受け取る月謝に含まれる教材費を家計に入れてしまっています。本来なら積み立てて、半年に一度、教材費として15万円ほど支払わなければならないのですが、それができません。そのため、生活費の補填とその教材費の支払いで、夫のボーナスはまったく残りません。今月は、フランチャイズの本部に支払うお金も用意できず、住宅ローンを支払うこともできていません。なんとか立て直したいと思うのですが、手立てはあるでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、44歳、既婚(夫:46歳・会社員)、子ども2人(中1・小4)・職業:自営業・手取りの世帯月収:35万7,000円 妻:7万2,000円 夫:28万5,000円・手取り年間ボーナス:70万円ほど・預貯金:20
牛乳と塩とレモンだけ「自家製フレッシュチーズ」の作り方
ほろほろ食感にもしっとり滑らか食感にもできる
ないなら作ってしまおう!モノがあふれる時代、買ってしまえば簡単。だけど家にあるもので作ってみるといろんな発見があるものです。こんな風に作られているんだ、材料はこれだけでできるんだ、そしてこんなにおいしいものなんだ!高級で濃厚なチーズももちろんおいしいのだけれど、牛乳からつくるチーズはカッテージチーズと呼ばれるもので、牛乳に塩と酸を加えるだけ。あっさりしていて、何にでも合う。水切りの時間を調整すればほろほろ食感にも、しっとりなめらか食感にも仕上げることができます。はちみつを加えてパンに塗ったり、野菜と一緒にオリーブオイルで和えたサラダにしたり、自家製チーズをお楽しみくださいね。安定剤も使わない、無添加のシンプルチーズの味のおいしさに、きっと驚くはずですよ。
2年で2倍、賃貸住宅「DIY比率」急増の“もう1つの事情”
理由はテレビ番組だけじゃない
自分好みの家具やインテリアを自分で作る「DIY(Do It Yourself)」。最近はテレビ番組などで取り上げられる機会も増え、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。リクルート住まいカンパニーの調べによると、このDIYを実施した経験のある人の割合が過去最高を更新。2割近くまで高まっていることがわかりました。もちろん、そこにはテレビなどでの露出の増加が与えた影響も小さくないわけですが、それ以外にも理由があるようです。賃貸住宅市場で今、何が起きているのでしょうか。
給与データで考える、デートの“妥当な”ワリカン割合
あの娘の稼ぎはどれくらい?
結婚支援の現場から聞こえてくる話題の1つに「デートの時の支払い」があります。遊び尽くした男性などはさておき、お見合いやお見合いパーティなどに地道に参加している男性にとってやはり、悩みどころのようです。カウンセラーがつくタイプの結婚支援では、縁談をまとめてきた経験則からデートの支払いについてこうしたほうがいい、というアドバイスはあるようです。しかし、それでは「納得がいかない」という男性も少なからずいます。そこで今回は、客観的な給与データを見ることで、男女のデートのワリカン割合について考えてみたいと思います。
買うべきタイミングは?「守り」の投資、債券の選び方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。債券について教えてください。債券は国内のものから海外のものまで、通貨やリスクもさまざまな種類がありますが、正直な所、投資単位が大きくて分散を行うこともできないため、個人向けになんでこんな商品が売られているのだろうと思うことがあります。債券を個人が買うべきタイミング、取るべきリスクとは、どのようなものがあるのでしょうか。(男性 30代前半 既婚・子どもなし)
決して“安くない”のに成城石井の自家製が選ばれる理由
パンは手ごね!職人が腕を振るう工場に潜入
「モーモーチャーチャー」1個431円(税込み)、「北海道えびすかぼちゃのパンプキンプリン」1個314円(税込み)。成城石井の自家製スイーツやお惣菜はどれも、決して安くはないのに人気があります。「多少値が張っても食べたい」、そう思って買う人が後を絶たないのです。製造過程を見てみると、職人が繰り広げる手作業の数々に、その理由が隠されていました。
恐竜にマンガやアート!お得で楽しい全国公共ミュージアム
わざわざ行きたい、親子で遊んで学べるスポット
季節は秋、外出しやすいこれからの季節に、新たな発見の宝庫である「ミュージアム」を有効活用してみませんか?自治体などが運営している公共ミュージアムは、私営のミュージアムと比べておトクに利用できます。公共だからと侮るなかれ。様々な体験ができたり、イベントが行われていたりと、内容の充実度も負けていません。今回は、アニメやマンガ、恐竜など親子でワイワイ楽しめるエンタメ系ミュージアムと、お金のことも分かりやすく学べるお勉強系ミュージアムを紹介。子供と一緒に大人も新しい全国の施設をピックアップしました。
「言葉の観点」で分析する、トルコ通貨史
お金のことば38:トルコリラ(前編)
今年8月上旬、トルコリラの暴落という大きな出来事が起こりました。為替相場が米ドルに対して20%も下落したのです。この出来事は、巷間で「トルコショック」とも呼ばれています。その直接の引き金は米国とトルコの関係悪化とされていますが、そもそもエルドアン大統領の強権的な政治姿勢が、相場の重石になっているという指摘もあります。今回、本稿のテーマに据えてみたのは、この「トルコリラ」です。この通貨を「言葉の観点」から分析して、ごく簡単にではありますが、トルコの通貨史を概観してみましょう。今回はその前編です。
「いつ、いくら買うか」分散投資のタイミングが知りたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。投資を始めるにあたって、時間のリスク分散と投機の取り扱いについて質問です。預金が1,000万円近くになったため、投信、株式取引に手を出そうと思い立ち、国内株式、海外債券、海外株式、海外REIT、バランス型の投信をそれぞれ10万円ずつ購入しました。そこで質問なのですが、現在の預金額のうち600万円程で投信を買うにあたって、どれくらいの頻度、どれくらいの金額で分散していくといいのでしょうか。間隔が狭すぎればリスク分散にならないと思い、頻度と金額で悩んでます。また、学習も兼ねて少額ですが、投機も行っていきたいと思ってます。投機は基本国内株式で行うと思うのですが、投機の分を国内株式の資産分散額に勘定するべきなのでしょうか。投資という世界に触れたばかりで、おかしな質問をしているかもしれませんが、よろしくお願いいたします。(男性、30代後半、独身)
年金が減るかも!?国民年金保険料の「後納制度」は9月末まで
年金額アップのためには忘れず確認したい
「国民年金保険料を払ってないのですが…」自営業の方やシングルマザーさんより、よくご相談を受けます。国民年金保険料の納付期限は、2年以内であれば納付できますが、2年を過ぎると時効のため納付することができなくなってしまいます。しかし、国民年金保険料の「後納制度」を利用すると、過去5年以内に未納だった国民年金保険料を納めることができます。ただし、この制度も2018年9月末で終わるので注意が必要です。今回は、国民年金保険料の「後納制度」についてご紹介します。
総裁選が転機?「内閣支持率が上がると株価上昇」は本当か
短期で見ると連動、長期で見ると…
9月7日に自民党の総裁選が告示されます。20日の開票に向けて、安倍晋三総裁と石破茂元幹事長、両陣営の支持獲得に向けた動きが活発化していくことになります。自民党総裁選は、同党の国会議員と、党所属メンバーの中から選ばれた人たちが投票できるもので、一般の国民は投票できません。こうした自民党の中だけでの投票で決まってしまう首相が本当に私たちの民意を反映しているのか、議論になることもあります。その意味で、総裁選に際しては国民が首相や内閣を支持しているのかが注目されることになり、世論調査における内閣支持率が重要視されます。支持率が低いと、政府・与党のトップにふさわしくないと見られてしまい、政権交代の流れになってしまうからです。ところで、この内閣支持率をめぐって、株式市場ではよく知られたアノマリーがあります。「内閣支持率が上がると、株価も上がる」というものです。
株式市場に強気と弱気が共存、個人投資家はどうすべき?
専門家の見方は真っ二つ
日経平均株価は2万2,000円台で、膠着しつつあります。ここから先の展開について、専門家の意見は分かれています。「年末高に向け、上昇のマグマがたまってきている」と超強気を語る人がいる一方、「バブル崩壊が近づいている」と超弱気の人もいます。こんな時、個人投資家はどうしたら良いのでしょうか。
わが国において、インフレは失われたのか
物価安定目標2%は達成できない?
トルコの8月の消費者物価指数は前年同月比+17.9%に達し、現地の人々の暮らしに大きな影響を与えています。私たちの暮らしや経済投資環境に大きな影響を与える物価。今回は、わが国の物価動向について考えたいと思います。
百貨店の“保守本流”、三越本店は大改装でどう変わる?
目指すは「人が中心の百貨店」
1673年に越後屋として創業してから345年。1904年には「デパートメントストア宣言」を行い、日本初の百貨店となった日本橋三越本店。まさに百貨店の“保守本流”とも呼ぶべきこの店舗が、2019年度にかけて2段階の大規模リニューアルを進めています。その第1期のグランドオープンを10月24日に控える中、9月6日にはプレス発表会が開かれました。壇上で浅賀誠・日本橋三越本店長は「新しいカタチの百貨店を目指します」と宣言。日本最古の百貨店は、どのように生まれ変わろうとしているのでしょうか。
30代共働き、貯まらないのは「夫婦で月7万のお小遣い」のせい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。今年第一子が生まれました。共働きではあるのですが、家計が毎月赤字でお金が貯まりません。これから教育費がかかってくるのにとても心配です。家賃や保険などの固定費が高いように思うのですが、どのように改善していけば良いでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、34歳、既婚(妻:34歳・会社員)、子ども1人(0歳)・職業:会社員・手取り月収:35万円 夫:20万円 妻:15万円・手取り年間ボーナス:30万円×1回・預貯金:約300万円【家計の内訳(36.5万円)】・住宅費:11万円(賃貸)・水道光熱費:1.5万円・保険:1.5万円(夫:死亡保障と医療保障が付いた貯蓄型の保険、妻:未加入)・食費:7万円(外食含む)・通信費:2万円(携帯電話2台+家のネット回線)・健康・医療費:0.5万円(うちジム代0.4万円)・趣味・娯楽費:2万円(週末の外出や帰省費)・衣服・美容費:1万円・お
そのリボ払いは大丈夫?知らぬ間に膨らむ借金の請求額
教育費のピークと重なると大変なことに
日々のお買い物でクレジットカードを利用することも多いですよね。「一括での支払いが厳しい」と思った時になんとなく「リボ払い」を選択されていませんか?でもちょっと待って!メリットもありますが、軽い気持ちで何度も利用すると危険な面もあります。今回は、リボ払いを選択したその後、教育費のピークに家計が耐え切れなくなり、恐怖に陥ってしまったママの体験談をご紹介します。
中国経済は大丈夫?貿易摩擦に耐える筋力を総点検
各種指標から中国の弱点を考察
最近は中国に関するニュースというと、米中貿易摩擦、中国における負債の拡大、シャドーバンキング(影の銀行)など、ネガティブなものばかりを目にします。しかし、中国の経済がどうなっているのか、という基本的な部分にはあまり焦点が当たっていないようです。今回は基本に立ち返り、中国の経済について、代表的な指標を見ながら確認していきましょう。