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寄付する人は“得”をする!? 控除を学んで賢く社会貢献
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。今年から、あるNPO団体の活動支援として、少しずつ寄付を行っていこうと思っています。そこで「寄付金控除」について質問です。いろいろサイトを見てはいるのですが、寄付金控除の計算がいまいちよくわかりません。また、制度についても、あまり理解ができていない状態です。自分の収入の一部を寄付することに問題はないのですが、もしなんらかの方法を駆使して税金が安くなるのであれば、浮いたお金をまた寄付金にできると考えています。私の年収は手取りで220万円から230万円程度です。田舎に住んでいますので、ひとまずこの金額でも生活していけます。「控除」の意味もわかっているようで、きちんと理解できていない自分が不甲斐なく、税金の勉強もこれからしていきたいと思っています。寄付金控除の考え方と注意点、また税金の勉強におすすめの本があったら教えてください。(40代前半 独身 女性)
Uberが進まない国でひそかに拡がる“ライドシェア”の今
物流版配車サービスの可能性を探る
今、世界で急速に拡大し、タクシーの仕事を奪っているライドシェア。Uberがその最大手ですが、日本ではその進出が規制されています。営業許可のない自家用車に人を乗せて希望の場所に連れて行く行為は日本では“白タク”と呼ばれ禁止されています。Uberはそれと同じだという理由で日本市場では浸透できないのです。「そのため日本ではライドシェアのビジネスチャンスはない」とばかり思っていたら、意外なところからライドシェアの拡大が起き、日本にもその普及が始まっていることがわかりました。それが物流版のライドシェアです。どんな企業がなにを始めているのか、状況をまとめてみましょう。
“仕事を辞めて介護に専念”が最悪の選択になる可能性
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、宮本剛宏 著の『介護危機 「数字」と「現場」の処方箋』をご紹介します。
申請忘れた「住宅ローン控除」損したお金は取り戻せる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。不動産取得税の控除に関する質問です。10年前に新築でマンションを購入しましたが、住民票が移動できなかったため自宅の不動産として控除を受けてきませんでした。昨年5月に住民票を移動したため、今回の確定申告から何年間分の控除は可能でしょうか?(50代前半 既婚・子供1人 男性)
41歳“浪費”男、心改め100万からお金を大きく育てたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。私は41歳のサラリーマンです。つい先日まで浪費の限りを尽くしてきましたが、今夏に同級生と話をしたのを契機として、保険を見直し、住宅ローンも借り換えを終えて、これからは将来に向けて蓄えをしたいと考えるようになりました。今の手取り給与は約25.8万。賞与も手取り25万が2回程度です。【現在の資産】・横浜にある築10年の駅近分譲マンション:約2,300万円相当・保険の見直し時に戻ったお金:約100万円・株式:30万円・貴金属:10万円・貯金:20万円年齢水準からすると、かなり悲惨なレベルだと自覚しております……。最近、“お金を育てる”という考え方に触れて、自分も遅まきながら育てていきたいと考えるようになりました。現在の運用の原資は保険解約金の約100万円と毎月の余剰金3万円程度です。このうち3万円については純金積み立てをはじめたので、保険解約金100万円の使い道についてアドバイスいただきたいです。興味があるのは、金のETFとJREITで
ズボラな私の人生を180度変えた「朝ごはん」生活
私が食べたもので私はできている
今、大学4年生で就職活動に奮闘している方、晴れて4月から無事社会人となり、やっと仕事にも慣れてきた方、はじめて一人暮らしを始めた方……。そんな女性に向けて朝ごはんから始める暮らしのヒントについてお話しします。
新卒手取り15万「3年で100万円貯める」家計改善プラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年、社会人になりました。はじめてのひとり暮らしを開始し、お金の管理も自分でするようになりました。今までは実家暮らしだったので、収入のすべてをお小遣いのような感覚で使っていました。そのため、自分が生きていくためにお金を使っていくという感覚に慣れず、戸惑っています。また、今後の結婚などライフイベントへの備えとして、貯蓄もしていきたいと思っています。そのための心構えとして、手取りの何割をどのようなかたちで割り充てていけばうまくいくというような基準はありますか? もし参考になるデータなどがあれば、教えていただければ今後の参考としていきたいと思います。これからは自分自身で苦労しながらお金を稼いでいくことになるので、後悔はしたくないと思っています。どうかアドバイスをお願いします!【現在の収入と支出(基本的な生活費)】収入は手取りで15万円程度です。支出金額は現段階では安定しておらず、具体的な提示が難しい状況です。家賃は補助もあり、月に3万
優待マニア主婦が“がっちりホールド”したい8月注目銘柄
高級ジュエリーからコシヒカリまで
まだまだ残暑が続いておりますね。先日は私が住む東海地方にも台風が来るということで、かなり警戒しましたが大事にはいたらず安心しました。台風の接近数は、8月、9月、7月、10月の順で多いそうですので、みなさんも気をつけてくださいね。さて、8月の優待は107社とけっこう多いです。今日は、前回はじめて購入した優待銘柄1社と安値圏に戻ってきたので買い戻した1社、そして新たに購入したスーパーマーケットの合計3社をお伝えしたいと思います。8月末の優待権利日は28日月曜日です。※株の購入は自己責任でよろしくお願いしますね。
「週休3日制」企業続々 収入や業務量はどう変わる?
賃金カットでも「取得したい!」の声
週休3日制を導入する企業が増えているそうです。全体で5.8%、実に10年前の倍になっているのだとか。しかし、その一方、従業員にとっては「雇用形態や収入などの待遇が下がるのでは?」「業務量が変わらなかったときのしわ寄せはどうなる?」など週休3日制への不安がつきまとい、“休みが増えた”と手放しでは喜べない事情も……。こうした従業員の不安を解消するために、各社さまざまな方法で週休3日制を導入しています。生命保険会社で初めて週休3日制を導入した企業では、どのような工夫をしたのか話を聞いてみました。
「小さな差が将来の“格差”に」NISA活用はこれが基本
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。NISAの口座開設を検討しています。証券会社・銀行・ネット型・店舗型……と、さまざまな選択肢がありますが、どのように選べばいいのでしょうか? 株式に投資する予定はありません。株式以外の金融商品を運用する前提で非課税のメリットを受けやすい賢い運用法を教えてください。また、その場合はどのような会社に口座を開設するのがよいのかアドバイスいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
稀代の詐欺師ジョン・ローとマネーの本質
簿記の歴史物語 第12回
17世紀にオランダで起きたチューリップ騒動は、経済全体にはそれほど深刻なダメージを与えませんでした。国家を揺るがすほど深刻なバブル崩壊を歴史上はじめて経験したのは、フランスです。18世紀初頭、稀代の詐欺師ジョン・ローが引き起こした「ミシシッピ事件」がそれに当たります。
「言った・言わない」で揉めないための“伝え方”の教科書
伝えた“つもり”で失敗しないために
あなたは「読み手型」or「聞き手型」?「コミュニケーションをとることが苦手」「ちゃんと伝えたはずなのに、言った言わないでモメることがある」という悩みをもつ人に、質問です。あなたは「読み手型(=読んで理解する人)」でしょうか? それとも「聞き手型(=聞いて理解する人)」でしょうか?何かを確認するとき、文字を読むほうが理解しやすいなら、あなたは「読み手型」、聞いた方が理解しやすいのなら、あなたは「聞き手型」です。(『「その話、聞いてないよ」と言われない伝え方』117ページより)大企業でコンサルタント・マネージャーやアナリストを務め、現在は武蔵野大学でビジネス・コミュニケーションを教える金子敦子さんは、著書『「その話、聞いてないよ」と言われない伝え方』にこう記しています。私たちは生まれてから、毎日のように言葉のシャワーをあび、口頭のコミュニケーション(聞く・話す)を習得します。また、小学校にあがる前後に文章によるコミュニケーション(読み・書き)も行なうようになり、口頭と文章の両方のコミュニケーション手段を使うことができるようになります。といっても、その両方に秀でている人は少なく、誰もが得意不
40代から始める、シングル女性の“安心老後”計画
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。40代後半になり、そろそろ老後のことが気になり始めました。今からなにをしておくべきか教えてください。現在、私はフリーランスで収入は手取り月50万円程度。大学3年生の子供が1人いますが、学費はすでに準備してあります。住まいは家賃15万円の賃貸で、毎月の生活費は20万円ほどです。保険、年金はありません。【現在の資産状況】国内バランス型投資信託:90万円宝くじ付き定期預金:1,000万円1週間満期定期預金:1,000万円定期預金(10年型):360万円普通預金:230万円毎月積み立て投資信託(バランス型):5万円(計35万円)息子名義:1万円(計6万円)実家資産:1,000万円を贈与予定過去に株式投資で500万円を減らしてしまい、「もう減らすような投資はしない」と考え、定期預金をメインにしてきました。(40代後半 独身・子供1人 女性)
仕事にも直結!? 知らないと困るオトナの接待マナー
その食べ方「NG」かもしれません
厳かな料亭や高級レストランなど、普段はあまり行き慣れない場所が指定されることも多いビジネス会食。そんな接待の場でどのように振る舞えば相手に好印象を与えられるのか気になるという社会人の方は多いのではないでしょうか?“食事マナー”というと堅苦しい印象も受けますが、もしかするとその場でのあなたの言動が仕事の成果を左右する可能性も――。そこで今回は、ビジネス会食やお酒をともなう宴席での振る舞い方のポイントや、意外と知られていない食事マナーについて、カリスママナー講師・西出ひろ子さんに教えていただきました。
「税金が払えない…」独立後、慌てないための基礎知識
住民税は1年遅れでやってくる
会社を辞めてフリーランスとして働く、副業が軌道に乗ってきたので独立する、起業してやりたい仕事がある……そんな方々に知っておいていただきたいのが退職後に発生する税金のことです。「こんなに税金がかかるの!?」と驚かれる方も多く、ぜひこの機会に税金について学び、退職後の資金繰り計画に生かしていただきたいと思います。
借り入れは「金利」で選ぶ プロが教える“お金の鉄則”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在、自宅の購入を検討しています。その際に既存の借り入れをどうすればよいか悩んでいます。現状、以下の3パターンを考えています。(1)不動産投資用の借り入れを全額完済し、頭金は少ないかたちで自宅を購入する(2)投資用の借り入れはそのままにし、その分、頭金を多くして自宅を購入する(3)上記(1)と(2)の中間のかたちで自宅を購入する現在の資産としては、金融資産を約5,500万円。投資用に23区内のワンルームマンションを3室持っています。給与約800万円と不動産収入が240万円あり、投資不動産用の借り入れ残として約2,000万残っています(金利1.7%程度)。金融資産のうち、投資用の借り入れ相当額程度は預金やクレジット債で保有しているため完済は可能な状態ですが、それ以外はほぼETFや投資信託などのリスク資産で保有してます。どの選択肢も一長一短あるため、悩んでいます。最も妥当な選択肢はどれか、アドバイスをお願いします。なお、現在の月々のキ
5人に1人はがんで退職 「治療しながら働く」は可能か
がんになったら、会社に言えますか?
「鶴を折るの、手伝って!」知人に頼まれ、ランチ後に突然始まった折り鶴タイム。聞けば会社の同僚が「がん」で入院することになり、みんなで千羽鶴を折るのだとか。乳がんを経験した私からすると、「がんを公表できる職場って素敵だな」と思うと同時に、治療を終えても戻って仕事ができる環境にある同僚が羨ましくなりました。皆さんの職場では「がん」になっても仕事を続けられますか?
ファンドマネージャーが“対決” 異色セミナーの結果は?
勝つのはひふみか さわかみか!?
運用者直接対決! 勝つのはひふみか さわかみか!?こんな過激な煽りのもと、5月末に開催されたセミナーがあります。テレビ出演などで大注目「ひふみ投信」からの“選手”は、レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役社長、最高投資責任者である藤野英人氏。迎えて立つのは元舞台俳優という異色の経歴を持ち、39歳という若さでファンドマネージャーを任されている「さわかみ投信」の草刈貴弘氏です。そして、両社をよく知る、セゾン投信株式会社の“積立王子”こと中野晴啓社長をレフェリー兼モデレーターとして迎えた豪華布陣で「最強の投信」の座をかけた戦いの幕が切って落とされました。