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証券会社の“言いなり投資”から義父の資産を守るには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。義父は80歳を超えていますが、資産運用に積極的です。資産に十分な余裕があるようなので、別にかまわないのかもしれませんが、ほとんど証券会社のいいなりに売り買いしているようです。「NISAをしないと損だ」と、よくわからない株を買って、結局値を下げたり……。高齢者の資産管理はどのようにすればよいのでしょうか。ちなみに義父の子供である私の主人は亡くなっており、相続人になりうるのは義母と孫二人です。(50代 既婚・子供2人 女性)
大ヒット『うつヌケ』著者が「ステルスうつ」に気づくまで
気づかぬうちに進行するうつ病の恐怖
「あー、うつだなあ……」こんなふうに軽い気持ちでつぶやいたことのある人、心の中で手を挙げてみてください。きっと多くの方に心当たりがあるはず。ですが、次に「“自分は本当にうつ病ではないか”と疑ったことがありますか?」と問うてみると、手を挙げる人はずっと少なくなるのではないでしょうか。厚生労働省の調査によると、うつ病をはじめとする気分障害の患者数は110万人超。うつ病を経験した人の割合である生涯有病率は、人口の2割近くになります。しかし、現在の日本ではうつ病への理解は十分とは言えません。結果、まさか自分が病気だとは思わず、診断を受けないまま病状を重くしてしまう「ステルスうつ」に陥っている方も。思うように頭が働かなくなったり、好きだった仕事ができなくなったり……。こじらせてしまう前に自分の異変に“気づくこと”はできるのでしょうか。そこで今回は、累計33万部を突破したコミックエッセイ『うつヌケ』の著者であり、自身もうつ病を経験・脱出した漫画家の田中圭一氏に話をうかがいました。「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜 第1話」
夫名義の不動産を夫婦で返済、共同名義にした方がいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。投資用マンションを私(夫)名義で、単独でローンを使用して保有しています。妻にもローン返済を手伝ってもらい、本物件で得た収益を折半しようと話しているのですが、のちのちトラブルにならないようにするためには、どのような取り決めをすべきでしょうか。妻の負担はローン総額の2分の1を想定していますが、資金に余裕ができた段階で何度かに分けて協力してもらおうと考えているため、厳密にいくら協力してもらうかについてはまだ決めていません。また、贈与税などの税制面で、留意事項があれば教えていただけないでしょうか。贈与税がかからないようにするには、妻の出資分に対して賃貸借契約を書面で残しておいた方がいいのだろうかと考えています。(20代後半 既婚・子供なし 男性)
「ゆとりある生活費は月30万円」還暦人はなにを思う
9割が「60歳すぎても働きたい」
「老後の生活は本当に大丈夫だろうか……」「老後のためには、いくら貯めればいいんだろう?」下流老人や老後破産という言葉が話題になり、漠然と将来に不安を抱いている方が多いのが現代。将来困らないためには、「まず、あなたの老後の理想の暮らしをシミュレーションして、必要なお金を貯めましょう」というアドバイスもありますが、20代、30代の人にとって、30年以上先の人生を想像することはそう簡単ではないでしょう。では、実際に老後生活に差し掛かっている人々はなにを思っているのか? “還暦人”アンケートから、現代の老後について探ってみました。
フリーのエンジニア、法人化するメリットはありますか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。去年からフリーランスのエンジニアをしています。今年のはじめに、個人事業主として青色申告の申請もしました。そのようななか、毎月90万円程の売上があがってきたのですが、法人化するにあたって、どのようなことを考えるべきでしょうか。家族はまだいません。家で主に仕事をしていますが、認められる経費の範囲が広がるのかなど、いまいちわかっていません。法人化すると信用力があがるというのもあるらしいのですが、今受けている仕事はすべて知人経由の紹介で、このメリットはあまり感じていません。また起業して、ぐんぐん大きく、というマインドでもないことがネックとなっています。(20代後半 独身 男性)
本当にもう食べられない? 「食品ロス」を減らせ
年間632万トンの食品ロスが発生
まだ食べられる食品が売れ残りや食べ残しの影響で破棄されてしまう「食品ロス」。日本では年間632万トンの食品ロスが発生し、国民一人あたりに換算すると毎日“お茶碗1杯分”の食べ物が捨てられていることになります。これは全世界の食糧援助量の約2倍に相当する膨大な量です。2015年の国連持続可能な開発サミットでは、「2030年までにフードロスの50%削減」を決議。社会的な問題として国をあげた対策が始まり、私たちに身近な商品にもさまざまな変化が表れています。
「リスクを取らずに預金だけ」が静かなリスクになる理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。私は昔から、“元本割れ”という言葉が嫌いです。そのため現在も定期預金くらいしかやっていません。また、共働きで子供2人もまだ小さいため、支出を見直すことや、投資について勉強する時間が捻出できません。そんな、時間もなく、リスクも避けたい私にもできる投資方法はありますか?また、大体どのくらいの収入で、どのくらいの資産を持つようになったら、みなさん、元本割れのリスクがある投資を行うようになるのでしょうか。なにぶんお金のことですので、なかなか周りに聞くこともできず、周りがどのような投資や資産運用を行っているのかも、なにもかもわからない状態です。でも、こちらの家計相談で皆さんの相談と、それに対するアドバイスを見ていて、私もなにか投資を始めてみたいと思うようになりました。こんな私にも、なにかアドバイスをいただければ幸いです。(30代後半 既婚・子供2人 女性)
「大塚家具」が2年連続45億円の赤字に転落した理由
仮説が違った場合のあるべき対処法
大塚家具が黒字予想から一転、今期も45億円の営業赤字となる見通しだ。17年12月期の売上見込みは530億円の計画から大幅に減り、400億円程度にとどまりそうだ。高級家具の販売で順調に経営を続けてきた大塚家具だが、創業家の父と娘による「お家騒動」の終結以降、業績がさえない。つまり、業績低迷の理由はお家騒動ではなさそうだ。なぜ大塚家具の業績がここまで悪くなったのか、仮説を立てて分析してみよう。
自営業者のための投資戦略「年収2000万でも将来は…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。ある程度、大きい貯金ができたので投資資金に回しているのですが、投資用不動産のローンの利息と保証金を毎月払い続けている状況です。今後も投資は続けていくつもりですが、利息を抑えるために、現在の低金利下でもまず繰り上げ返済をするほうがよいのか、それともほかの投資に資金を回すべきかが判断できない状況です。国内不動産のみに偏った資産形成には否定的なため、むやみに物件を増やしたくはありません。状況によっては、不動産の売却も考えております。最適な資産形成についてアドバイスをいただければと思います。現在の資産状況は以下のようになります。【現在の収入と支出の傾向】収入:年収2,000万円(自営業)妻は専業主婦です支出:月あたり合計60万円~80万円内訳:家賃10万円、社会保険・年金8万円、事業関連の出費(書籍や移動費など)10万円~30万円程度、その他諸々で30万円程度。【今後の収入金額と予測される支出】今後、子供が増えないかぎり、出費は減る傾向
結婚相手にはイヌ好きを選ぶべき? ネコ派男性の反撃
年収差90万円、幸せになれるのは?
あなたはイヌ派? ネコ派?いつの時代も盛り上がる“イヌ・ネコ論争”。そこに今、新しい戦いの火蓋が切られました。ある調査結果によると、「イヌ派とネコ派の平均年収に約90万円の差が生じた」というのです。年収で勝るのはイヌ派の男性たち。この結果を受け、ネコ派勢力はなにを思うのでしょうか?
文章力の教室:読みやすく&共感を生む言葉の磨き方
あなたの言葉が伝わらないのはなぜ?
「文章を書くのが苦手」の原因は?「言いたいことがよくわからない」「もっとわかりやすい文章を書いてほしい」企画書などのビジネス文書や就活における自己PR文など、自分が書いた文章を読んだ人から、こんな風に言われたことはありませんか?あるいは、手紙などプライベートなものも含めて、文章を書くときになかなか思い通りにいかずに、「自分には文才がない」「語彙が足りない」とあきらめていませんか?自分の考えを上手く表現できずに、結果として「わかりにくい」「伝わらない」文章を書いてしまう原因はどこにあるのでしょうか。ロングセラー『文章力の基本』の著書もあり、長年に渡って数多くの社会人や学生に文章指導をしてきた阿部紘久さんによると、文章を書くのが苦手な人は文才や語彙が足りないのではなく、「誰でも知っているやさしい言葉を適切に組み合わせることができない」のだそうです。加えて次のようにも指摘しています。無駄なことをたくさん書いてしまったり、考えていることと違うことを書いてしまったり、頭の中にあった大事なことをうっかり書き忘れてしまうことも珍しくありません。(『文章力を伸ばす』「はじめに」より)阿部さんの新著、『
経費が管理できない夫 「事業専従者」が支えるべき理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。共働きで、実家で母と同居し、母名義と、私と母名義の土地2カ所を所有しています。帳簿上はプラスになるはずなのに、現金が残らず毎月のやりくりがやっとです。ざっくりな収入・支出は下記のとおりです。■収入面私と主人の合計手取り:60万円/月母名義の土地での不動産収入:30~40万円/月■支出面自宅改装費:7万円返済/月(総額1,000万円)生活費:30万円/月車のローン:8万円返済/月その他ローン:11万円返済/月(総額700万円)固定資産税:120万円/年間(自宅と不動産)・固定資産税は不動産収入の口座から出ますが、収入が定額ではないため、延滞してしまうことががしばしば。この場合は私たちの貯蓄口座からの補填となります。・遠方に住む主人の家族がよく来るので、もろもろ経費がかかります。・その他ローンについては、主に私が2回ほど育児休暇を取った際に借りました。・田舎なので、近所づきあいもあり、見えない交際費があります(母支出分) 。・夫のカ
旬野菜をちょい足し、紫外線に負けないそうめん美容食
野菜の抗酸化力で内側からキレイに
食欲が落ちやすい夏、「食べない」を選択するのは危険です。とはいえ、食欲がなかなか出ない。そんなとき、そうめんなど麺類だけの食事になりがちではないでしょうか。そこで、今回は旬野菜でかんたんにできる“そうめん美容食”のコツをお伝えします。
本当にダメなのは自分ではなく考え方 「凹まない練習」
“こころのメガネ”はきれいですか?
もし、私の思い通りにならなかったらそれはとても残念なことではあるが、それで、『この世の終わり』というわけではない――臨床心理学者 アルバート・エリス米国で強い影響力をもつ臨床心理学者であり、世界三大心理療法家のひとり、アルバート・エリス。彼が説く認知行動療法は、知らないうちに偏ってしまった「物事の考え方やとらえ方」を健全に戻すことで、不必要な悩みやイライラ、凹(へこ)み、不安から自由になることを目指す心理療法です。『凹まない練習』(日本実業出版社:刊)では思考の枠組みを「心のメガネ」とたとえ、エリス博士の「今を100%生きるための教え」を、主人公であるリスのエーリスがやさしく解き明かしていきます。ついイライラしてしまったり、クヨクヨ悩んでしまう人の心を晴れに変える物語です。ここでは本書の内容の一部を、編集のうえ公開します。
お金に困った人を助けたい 「世の中に役立つ投資」とは
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。夫とは死別しております。今のところ仕事も順調で、遺族年金の給付に預貯金も3,000万円ほどあるので、差し迫ったお金の心配はない状態です。お金が世の中で活躍しつつ、自分も満足できる持ち方について、なかなかこれといった方法が見い出せません。世の中の役に立つ投資がしたいと考えています。また、お金に困っている人を助けたいという思いを持っているなかで、行うべき投資について、参考になりそうな例があれば教えてください。(50代前半 独身 女性)
上京したら家賃が高く家計ギリギリ いつ家を買うべきか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。下記2点について相談させてください。(1)家賃について今の家賃が高過ぎるのか、妥当なのかがわかりません。将来的にもう少し広い家に住みたいのですが、どのくらいの年収ならいくらまで出せるのか、住宅ローンを借りて家を買った方がいいのか、なにもわからない状態です。アドバイスがほしいです。(2)投資について長期投資を始めたいけど、開始していい状況か、また投資してもよい金額がいくらなのかがわかりません。【現在の状況】私:27歳、手取25万円程度妻:25歳、扶養の範囲でパート予定最近転職を機に上京していますが、想像以上に家賃が高くてびっくりしています。時間もなく、とりあえず賃貸アパートを選びましたが、将来やっていけるのか不安です。【家計】家賃11万円・食費3.5万円・貯金4万円・電熱費・通信費2万円・妻の小遣い2万円程度・私の小遣い1万円程度保険は収入保障保険のみ、年間3万円(補償額月15万円を25年)ボーナスの半分を貯金、残りでほしいものを
人生のお金の“最適解”が見つかる 頼れるスポットに潜入
新ショップ「マニーク」に行ってみた
自分にちゃんと合った保険を選びたい。子供が生まれたら家がほしい。資産運用ってどんなもの? 人生のお金の問題について気になることはたくさんあるけれど、金融機関の窓口はちょっとハードルが高い――。そんなお金の悩みを気軽に相談できる心強い場所が6月末、東京の八重洲地下街にオープンしました。どんなことができるのか? 実際にお店を訪ねてみました。
“怖くない”投資の始め方:一歩目におすすめの方法は?
積み立て投資のメリットを解説
「貯蓄から投資へ」を旗印に、政府はNISA(少額投資非課税制度)などの施策を行っていますが、実際にはなかなか投資を行う人が増えないと言われています。日本が抱える家計金融資産は1,800兆円を超え、依然、現預金重視。投資は「日本人の体質に合わない」「忙しすぎて投資する時間がない」など、さまざまな背景がありますが、今年いくつか初心者にもおすすめの制度が始まっています。