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高齢化社会が医療機器業界をさらなる有望市場にする理由
世界市場は約40兆円
高齢化の進展により、人手不足など様々な問題がクローズアップされています。一見、マイナス面が多いように見える事象ですが、この潮流を追い風とすることができれば、中長期的に成長が見込まれる業界があります。その代表例が医療機器業界です。今回は高齢化社会の到来で医療機器業界のニーズが高まる理由について考えてみます。
月5万円貯めるなら、お金のプロは現金、株、投信…どう組み合わせる?
リスク分散の方法をFPが配分してみると
1カ月5万円を貯めたいと思ったらどうしますか?貯蓄をするにも、さまざまな方法があります。現金で持っていることもできますし、株式などに投資をする方法もあります。それぞれにメリットとデメリットがありますが、どのような組合せにしておくのがいいのでしょうか。それには、自分の「リスク許容度」を知ることが大切です。言葉だけ見るとわかったようでわかりにくいですが、要は、いくらまで損することを許容できるかです。投資は、預貯金よりも資産を増やす可能性がある反面、減らしてしまうリスクも。自分がどの程度リスクをとれるのかによって、投資にまわす資金の配分や投資先を判断することになります。では、具体的にどのような組合せがオススメか、リスク許容度に応じた組合せを紹介します。
収入が先細る50代夫婦、老後に備えた運用方法が知りたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横田健一氏がお答えします。海外赴任から帰国後、会社員の夫の手取り収入は半減してしまいました。フリーで働いている私も仕事が激減しています。収入が先細りする中、老後に向けた効果的な資産運用の方法や、理想的なポートフォリオについて教えて下さい。 現在は、資産のおよそ10%をつみたてNISA、AIによるETFの積み立て、外国債券、金現物で保有しています。〈相談者プロフィール〉・女性、52歳、既婚(夫:53歳)、子どもなし・職業:個人事業主・住居形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯月収:28万円・毎月の支出目安:25万円・総資産:6,200万円
台風“当たり年”で加速?「無電柱化」関連の注目4銘柄
雨風吹いて政策は固まるか
日本列島を縦断する形で、相次いで上陸している大型台風。9月30日午後8時頃に和歌山県に上陸した台風24号は、列島各地に深い爪痕を残していきました。大阪北部に住んでいる私は昨晩、枕元にしっかりと懐中電灯を用意して眠りにつきました。幸い、わが家は停電にならなかったのですが、多くの地域で停電が発生したようです。9月初旬に関西を襲った台風21号でも、広い範囲で電柱が倒壊して停電が発生。関西電力によると、今回の台風で停電したのは近畿など2府6県の延べ219万戸で、同電力管内では1995年の阪神・淡路大震災以来の規模だったそうです。関電管内の電柱は約270万本で、主に風速20~40メートルに耐えられるように設計されているのですが、台風21号の最大風速は各地で40メートル以上を観測。想定を上回る強風と飛来物の影響などで約800本の電柱が倒れ、大規模な停電を招いたのです。電気や通信というライフラインを担う重要な社会インフラでありながら、電柱は地震に対する脆弱性などがかねてから指摘されてきました。今回は“風の強い”台風対策という新たな課題が浮き彫りになりました。
目指せ年100万!働きながら今できる、貯めて増やす方法を考えた
お金を貯めるための3つの極意
「クイズ・ミリオネア」という番組があったのを覚えていますか?クイズに勝ち進むと1000万円もらえるクイズ番組です。当時は、1000万円あったらどうする?と家族で楽しんで観ていたものです。とはいえ、現実には1000万円なんて夢のまた夢…と思っていませんか?でも1年で100万円貯められたら10年で1000万円。「クイズ・ミリオネア」で勝利した額が貯められます。どうしたら1年間に100万円貯めることができるのでしょうか。今回は、一人暮らしのシングル女性を例に具体的なお金の作り方をご紹介します。
中国経済の行方を占う「ぼっち消費」の知られざる実態
都市部は“総ぼっち”化?
デジタル化、モバイル化が急速に進む中国社会。スマホとともに育った多くの一人っ子は、その前の世代と仕事への考え方やライフスタイル、消費性向が大きく異なります。1人で過ごすことにそれほど抵抗はなく、手元のスマートフォンには1人でも十分楽しめるコンテンツがたくさんあります。これまでの地縁、血縁、同僚といった“しがらみ”やその付き合いよりも自分の時間を大切にする傾向があり、「ぼっち」といえども、そこに悲壮感は感じられません。このような状況の中で、新たな消費経済のあり方として注目されているのが、1人で楽しく、快適に過ごすための「ぼっち」消費です。
ことわざに登場する「宝」が表しているもの
お金の言葉40:宝のことわざ
ことわざや慣用句の世界には「宝」という言葉がよく登場します。ぱっと思いつくところでは《宝の持ち腐れ》。この表現に登場する「宝」とは、狭義には「経済的価値」を示しているとも言えますし、広義には「何か役に立ちそうな物事」を示しているとも言えます。例えば「技量」でしょうか。せっかく外国語を喋れるという技量を持っているのに、外国に行ったことがないという状況も《宝の持ち腐れ》と言えそうです。このようにことわざに登場する宝物は、単純な経済的価値だけではなく、何か別のものを表すこともあります。そこで本稿では「宝が登場することわざ」を取り上げてみましょう。紹介することわざから、日本語の世界観における「宝物」の姿が見えてくるかもしれません。
4人家族で食費月10万、息子のアレルギーが心配で出費が膨張
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。毎月家計がギリギリで、ボーナスで洋服や必要な学用品などをそろえるので、それもすぐになくなり、まったくお金が貯まりません。きっかけは中学1年の息子のアレルギーです。中学校に上がってすぐ、給食で食べ物アレルギーを起こし、倒れてしまったのです。その後も対象食材を口にすると呼吸器にアレルギー症状が出るため、食材に気を使うようになりました。それに伴い、仕方がなく支出が増えました。同じ頃、夫が異動になり、担当部署が変わったことで仕事関連の持ち出しが増えたことも支出増に影響しています。支出が増えたことが分かっていたので、なんとか節約をと思ってきましたが、なかなか改善しません。支出の仕方の悪い点や、改善方法についてアドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、既婚(夫:47歳・会社員)、子ども2人(中3・中1)・職業:パート・手取りの世帯月収:56万9,000円 妻:17万7,000円 夫:39万2,000円・手取り年間ボーナ
ハンガーに吊るして長期保管はNG?衣類の正しい手入れ法
クリーニング後のビニールはどうする
日が短くなり、肌寒くなると、そろそろやってくる衣替えの季節。大切な洋服を少しでも長く着るためには、正しいお手入れが欠かせません。衣類を長期間にわたってしまう時は、清潔な状態で保管しないと、久しぶりに袖を通す時に虫に食われて穴が開いていたなんてことも。夏服をしまう前と、冬服を出す時に心得ておきたいことについて、整理収納アドバイザー1級の資格を持つ、衣類収納のスペシャリストに聞きました。
新パワースポット?斬新すぎる岩下の新生姜ミュージアム
栃木の新たな人気スポットは、企業ミュージアム
やさしい辛さとシャキッとした食感が特徴の「岩下の新生姜」。そのミュージアムが栃木県にあるのを知っていますか?前身は、岩下食品が運営する美術館でした。しかし、より多くの人に岩下の新生姜の汎用性や健康効果を感じてもらいたい、との思いから2015年にリニューアル開館。抜群のオリジナリティを備え、パワーアップして帰ってきました。キワモノ扱いされることもあるこの斬新すぎるミュージアムが、最近は新たな人気スポットになっています。
養子縁組の基礎知識、児童相談所と民間事業者の違いとは?
納得いく形で子どもを迎えるために:連載第1回
生みの親が育てられない赤ちゃんや子どもを「わが子」として育てる「特別養子縁組」が注目されています。欧米では一般的な親子の形ですが、日本で特別養子縁組を使って子どもを迎えようとすると、「費用を含め実態が見えづらい」という“壁”にぶつかります。連載では、費用や事業者選びなど、納得のいく形で子どもを迎えるためのノウハウをお伝えします。初回は、特別養子縁組の基礎知識からご紹介します。
たったそれだけ?月1回の「記帳習慣」でお金が貯まる
知らなきゃ損!ラクして得する節約術 その1
「無駄遣いをしているつもりはないのに、なかなか貯まらないのはなぜ?」そんな疑問はありませんか。出ていくお金を減らせば、貯まるお金は増えます。その方法のひとつが「節約」です。でも、常に節約を意識しながら暮らすのは楽しくありませんよね? 今回は全6回で、がんばらずに成果の出る、ラクして得する節約術を紹介していきます。
散財しやすい環境?アメリカ人があまり貯金をしない理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。「一般的にアメリカ人はあまり貯金をしない」という話を聞いたことがあります。貯金を気にしなくてよいためか、年に何度も休暇を取って旅行に出かけたり、コンサートに出かけたりして、一見豪華な生活を送っているように感じます。貯金を気にしなくてよいというのは、単に文化の違いなのでしょうか。それとも、社会保障制度や経済の仕組みの違いなのでしょうか。また、純粋な疑問として、彼らは貯蓄しないことで、なにかデメリットを被っていないのでしょうか。〈相談者プロフィール〉女性、30代前半、既婚、子どもなし
作業は5分!混ぜて焼くだけ「スティックチーズケーキ」
混ぜてオーブンに入れるだけ
過ごしやすい季節には外へのお出かけが楽しいもの。気のおける友人たちのところへ手土産を持ってお出かけ……何てことも楽しそうですね。今回は手土産にも最適なスティックチーズケーキ。混ぜるだけでとにかくとっても簡単。作業時間は5分くらい。あとはオーブンが焼いてくれます。忙しくてお菓子づくりなんてハードルが高すぎる!と感じている方でも気兼ねなく作れますよ。前日に作って、冷蔵庫でしっかり冷やして切り分けましょう。クッキングシートやワックスペーパーでキャンディ包みにしたら、ほらかわいい。
30代貯金ゼロ「毎月家賃払うなら住宅購入した方がいい?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。現在、貯金はほぼゼロです。ここ数年、奨学金と借金(完済済)返済のために毎月10万~15万円を支払っており、奨学金の残り約70万円の返済が終われば、貯蓄ができるようになります。今まで返済のことしか考えていなかったので、貯蓄のことがよくわかりません。現在は、家賃8.4万円の都心の1Kに住んでいます。会社に徒歩圏内のため住宅手当1.5万円が支給されています。ただ、結婚の予定もないので、毎月家賃を払うくらいなら中古マンションを購入したほうが良いのか、賃貸のまま貯金をするほうが良いのか、考えては何がいいのかよくわからなくなります。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、30代前半、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:27万円(ボーナスなし)・貯金:ほぼ0円
「お金を稼ぐための基本」を知らない人が、勘違いしていること
「数字」が読めると年収がアップする?
「営業成績がトップになっても、なんで給料が上がらないの?」「出世するためには何が必要?」「どうすれば、年収はもっと上がるのか?」こうした疑問をもつ若手社会人は少なくありません。その疑問について答えるのが、『「数字」が読めると年収がアップするって本当ですか?』(古屋悟司:著)です。この本の主人公は「とにかく、たくさんお金を稼ぎたい」ということしか頭になく、しだいに頑張る方向がズレていきます。ついには「もっと、稼げる場所へ!」とサラリーマンを辞め独立開業しますが、お店は閑古鳥が鳴き、社員もみんな辞める結果に。この本は、そんな主人公の人生を救うべく、「お金と幸せ」の関係について研究する未来の職業「会計ドクター」が主人公の過去にタイムスリップ。「お金を稼ぐしくみ」について気づきを与えるストーリーです。今回は物語の冒頭を編集のうえ公開。「彼はどこで道を間違ってしまったのか?」について、会計ドクターの「☆ここがポイント」とともに一緒に見ていきましょう。
導入に揺れる「サマータイム」、“本場”欧州のホンネは?
東京五輪のために導入すべきか
開幕まであと2年足らずに迫った東京五輪・パラリンピック。今年の夏はうだるような暑さが連日続いたことで、2020年7月24日に開会式を迎える同五輪の猛暑対策の必要性が一段とクローズアップされています。そこで対策の一環として浮上したのが、欧米では広く定着しているサマータイム制度の導入です。ところが、ここへきて、その動きに逆風が吹き始めました。欧州各国がサマータイム廃止へ舵を切っているのです。
自然災害連発でインバウンド消費に黄信号?
影響度を数字で検証
今年の夏は例年以上に大変な夏でした。各地の猛暑、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)、関西空港に被害をもたらした台風21号。そして北海道胆振東部地震。メディアでは各地の被害や復旧に関する報道が続いていますが、株式市場では関連銘柄、特にインバウンドへの影響が注目されそうです。実際の影響はどうなりそうか、考えてみたいと思います。