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医療保険は優先度が低い? 必要な人とそうでない人の違いとは
特約の付けすぎには要注意
「日ごろの生活や将来に向けて、最も不安な項目はなんでしょうか」。生命保険文化センターのアンケート調査によると「自分が病気や事故にあうこと」がトップで18.6%という結果がでています。それを反映しているのかも知れませんが、生命保険のなかで、新規契約件数が最も多いのが医療保険です。同じく生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、18~79歳の加入率は、65.7%というデータがあります。もっとも売れているジャンルのため、生命保険会社は商品開発に力を入れていて、価格競争・開発競争を繰り返しています。そして医学の進歩や入院の短期化などの変化にともない、ここ10年で大きく変化してきました。今回は医療保険の選び方、そしてかしこい入り方について考えていきましょう。
超PayPay祭開幕! お得度の高いもの厳選6月後半の注目キャンペーン
スタバが対象のお得決済も
6月後半もたくさんのキャンペーンが発表されています。中でもお得度の高いものや使い勝手の良いものを厳選してご紹介します。
上場来高値の3分の1まで下落した「ANYCOLOR」、ストップ高まで株価を押し上げた2つの要因とは?
決算説明資料には気になる記述も…
いまいち株価がパっとせず、手離したのち、株価が上昇することはよくあります。そんな時の悔しさは、株式投資をしたことある人なら、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか?先日、まさにわたしにもそれが起こりました。2023年の3月にこの連載で取り上げたANYCOLOR(5032)です。上場来高値から株価が半分まで下落し、そこから這い上がれるかどうか、おもしろい展開になりそうだとその時点では考察しています。参考記事:上場来高値から半値になったIPOラッシュの注目株…トリプルサプライズで株価はどう動いたのか取り上げたのがちょうど23年11月期の第3四半期決算発表の直後で株価は3,000円程度でした。その後23年4月期の本決算発表があり、新年度である24年4月期で4年連続過去最高益を更新見通しとなり、株価は4,500円近くまで上昇します。
「全世界株式」人気ファンドへの資金集中によって起こるリスクとは?
投資信託会社の財務諸表をチェックしよう
前回、インデックスファンドで激化している信託報酬率の引き下げ競争と、運用の継続性について解説しました。それは同時に、投資信託会社の経営の持続性にも影響を及ぼします。関連記事:信託報酬引き下げ競争はメリットだけではない? その行き着く先とは
個別相談やセミナーも無料、官民一体でお金の学びを提供する「J-FLEC」とは?
人生を豊かにするための基礎知識を得る場所になるか
資産所得倍増プランを掲げる政府は、国民の金融経済教育を推進しようと2024年4月に「金融経済教育推進機構」を設立しました。8月から本格稼働ということですので、今回は国が提供しようとする中立公正なサービスとはなにかを見ていきたいと思います。
【ミニ株】なら1株から憧れの企業の株主に!株主優待を受けられる銘柄も紹介
各証券会社の特徴もチェック
通常100株単位で売買する株式投資ですが、1株から購入することができる単元未満株をご存知でしょうか。株式投資に興味があっても、いきなり多くの資金を投入するのには腰が引けてしまう方もいらっしゃると思います。今年から新NISAが始まり、ミニ株(単元未満株取引)の人気が高まっています。
生きづらい老後を迎えないために、50代半ばからやっておきたいこと
仕事の考え方は変化している
「マッチョイズム」という言葉を、聞いたことはありますか?マッチョイズムとは、伝統的な男らしさの規範という考え方です。日本の社会において男性がさまざまな特権を与えられたことで、広まりました。家庭などの雑事は仕事の妨げであり、力強くパワフルに仕事をし、長時間労働もいとわない。数字を上げることを第一に考え、休暇をとるなんて、許しがたい行為である。人に弱みを見せてはいけない、仕事に自信を持たなくてはならない、疑念も持たず誤りをみとめない。「弱肉強食」で、勝者(男性的)であることが正しいという考えです。男性が生きづらいと感じる要因は、もしかしたらこんな社会に関係しているかも知れません。とくに、50代半ばで役職定年、定年、再雇用を向かえる人にとっては、この考え方に囚われていると、定年後は「老害」といわれることになってしまうかも知れません。今回は、「マッチョイズム」と多様な働き方について解説をしてみます。
無価値な不動産こそ、売却処分は慎重にすべき…高齢者を狙う「原野商法の二次被害」とは?
二次被害に巻き込まれないための対策
「原野商法」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。原野商法とは、値上がりする見込みがない原野や山林を、ありもしない開発計画などをちらつかせて、「今のうちに買えば、将来確実に土地が値上がりして儲かる」と錯覚してしまう説明によって、青田買いをさせるものです。現代であれば、そんなうまい話ないだろうと冷静に判断できそうなものです。しかし、原野商法が多発していた1970年代から1980年代は、高度経済成長に伴うバブル期で、さまざまな物価は上昇基調にありました。その影響もあって、「土地神話」という、将来ずっと値上がりし続ける低リスク高リターンの金融資産という価値観が後押しし、このような被害が相当数あったものと予想されます。そして平成・令和に入り、今度は「原野商法の二次被害」というトラブルを耳にするようになりました。そして、この二次被害は、年々増加の一途を辿っています。相談窓口である国民生活センターに寄せられた二次被害に関する相談は、2010年度までは年間500件以下だった一方、2013年度以降、ほぼ毎年1,000件を超えており、問題は年々深刻になっています。そこで、今回は・原野商法の二次被害とは
米国の次に来るのは?グローバルな投資チャンスを見つける世界の株価指数6選
毎日チェックしたい株価指数リストも紹介
株式投資において、アメリカの株価指数をチェックすることは重要です。前回はアメリカの株価指数についてお伝えしましたが、アメリカ以外の株価指数を追うことも同様に重要です。グローバルな視点を持つことで、より包括的でバランスの取れた投資戦略を立てることができます。地域分散投資にもつながりますし、アメリカ以外の株価指数をチェックすることで、新たな投資機会を見つけることもできるのではないでしょうか。
火災保険と地震保険料を抑える方法はある? 知っておきたい割引の話
最大50%割引も
自然災害や大規模地震の多発により、火災保険料率、地震保険料率が年々上昇傾向にあります。構造による料率の区分の他に、築年が浅い新しい住宅の料率が低く、古い建物は料率が高くなっています。家計のためにもできるだけ安く火災保険・地震保険に入りたいと考えたことはありませんか? 今回は使える割引にはどのようなものがあるのかを解説します。
盛況のカプセルトイ市場「ハピネット」の株価は上昇トレンド、関連銘柄の状況は?
インバウンド需要拡大でまだまだ伸びるか
YOSAKOIソーラン祭りの見学を目的に、北海道へ1週間ほど滞在しました。おもに札幌市内におりましたが、海外旅行者が非常に多かったです。わたしが宿泊していたホテルも70%くらいが海外の方。タクシーの運転手さん曰く、5月末から急激に増えたとのことです。わたしが入った海鮮丼のお店では、日本人はわたしだけで、お店のおかみさんらしき女性は、英語、韓国語、日本語を使い分けて対応しておりました。繁華街も、インバウンド需要を見越したお店が多く、目立ったのは、ドラッグストア、ラーメン屋など。またお菓子や化粧品がメインのキラキラドンキも一等地にありました。そんな中でも、非常に目についたのは、カプセルトイ(がちゃがちゃ)がたくさん置いてあるスペースです。2キロメートル程度のアーケードで、4,5箇所あったと思います。以前から、カプセルトイが人気なのはなんとなく知っていたものの、これほどたくさんあるとはびっくりです。カプセルトイ市場が拡大している理由のひとつに、大人需要があるようです。実際、カプセルトイの購入経験者の3割が、20代、30代の大人です。たしかに、わたしの娘も20代ですが、よくカプセルトイを購入し
「投資はまだ怖い…でもお金を増やしたい」さて、何をしたらいい?
怖いなら投資をする必要はない
2024年から新NISAが始まり、投資の話を耳にする機会が多いですよね。でも、「投資は、まだちょっと怖い…でもお金は増やしたい」というジレンマに陥っている人もいるのでは?そんな方はどうしたらよいのでしょうか。
変動金利の住宅ローン返済中の人必見! 金利上昇リスクの対策3選
金利が上がる前からの準備がカギ
住宅ローンを借りる際、変動金利を選ぶ人が増えています。住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者調査」を見ると、2020年11月の調査では、調査対象者の62.9%が変動金利を選択しているのに対し、2023年10月の調査では、74.5%が変動金利を選択しています。しかし、2024年3月には日銀がマイナス金利の解除を決定し、政策金利が引き上げられました。この話を聞いて、「返済中の住宅ローンの変動金利も上がるのでは?」と、不安を募らせている人も少なくないでしょう。そこで今回は、住宅ローンの変動金利の上昇に備える方法を紹介します。早めに対策を始めて、安心してマイホームでの暮らしを続けられるようにしましょう。
【新NISA】商品選びに迷ってはいませんか? 投資信託の基本的な仕組みと注意点まとめ
知っておきたい投資信託の基本
2024年から新NISA制度が始まり、投資信託(ファンド)で資産形成を始めている方は多いのではないでしょうか。しかし、なんとなくランキング上位やネットで話題だからと投資信託を選んでいませんか? 元証券会社勤務でファイナンシャルプランナーである筆者が、商品選びに自信がない方に向けて、投資信託の基本的な仕組み、メリットや注意点を解説します。
投資はギャンブル?将来の生活資金への備え?日本人の投資に対するイメージはどこから来るのか
投資をしている人の割合が高いのは沖縄県という調査も…
政府から2023年6月に骨太方針2023が公表され「資産運用立国」の実現が宣言されてから早くも1年が過ぎようとしています。新NISA元年となった今年は年明けから株高となりました。日経平均株価は1月5日の大発会の終値が3万3,377円で、3月22日の取引時間中に過去最高値となる4万1,087円を付けました。約2カ月半で7,710円もの上昇となりました。まさに貯蓄から投資へと舵を切る方針を後押しするような動きとなり、テレビや新聞で連日株高の話題が報じられ、お金を眠らせておく(貯蓄)よりも働かせた(投資)方が賢明かも…といった思いが多くの方の頭をよぎったのではないでしょうか。読者の皆様は“投資”に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。
疾病が原因の事故では自動車保険金が払われない? 補償の対象外となるケースとは
生命保険での補填も一つの手
他人にケガをさせた場合は「対人賠償保険」、他人の物を壊したら「対物賠償保険」、自分の車両の損害は「車両保険」、自分のケガは「人身傷害保険」と自動車事故で起こった様々な損害は自動車保険でほとんど補償されますが、特別な疾病が原因で起きた事故は例外なのはご存知でしょうか? どのような場合に対象外となるのか、詳しく解説します。
公的年金だけでは心もとない老後資金…NISA、iDeCoではなく「投資型年金保険」は老後の備えとしてあり?なし?
加入時に抑えるべきポイントと注意点を解説
セカンドライフもお金の心配なく生活したい。そのために、老後資金の準備をどのような方法で始めようかと悩んでいる方もいらっしゃるのではないのでしょうか。老後の資金作りの方法として、NISAやiDeCoが注目されていますが、保険を活用することもできます。そして、保険のなかでも運用して将来のお金が増える可能性のある投資型年金保険は、「保険会社から契約を提案された」「最近契約した」という話を伺うこともしばしば。しかし、投資型年金保険は、契約期間が長期に及ぶこと、短期間での解約だと手数料が取られるケースもあること、などの理由から加入時には慎重に検討する必要があります。今回は、投資型年金保険について、FPが事例をまじえて確認すべきポイントについて解説します。
【5つの株価指数】でアメリカ市場に強くなる!特徴や構成銘柄を金融アナリストが解説
株価指数は市場の健康状態を示すバロメーター
株式投資をする際には市場の動向を理解し、適切なタイミングで投資判断を行うことが重要です。特にアメリカの株価指数は、世界経済の中心として重要な指標であり、毎日チェックすることで知見が溜まっていくなどメリットがあります。株価指数とは、複数の銘柄の株価を計算式によって数値化したもので、市場の値動きを把握するのに役に立ちます。市場全体の健康状態を示すバロメーターです。これらの指数をチェックすることで、アメリカ経済の現状やトレンドを把握することができます。具体的なアメリカの主要株価指数について詳しく見ていきましょう。