新着記事
メルカリ、スキマバイト事業「ハロ」撤退で株価が14%も上昇! そのわけは?
なぜタイミーに勝てなかったのか
メルカリは、2025年12月をもってスポットワーク(隙間バイト)事業「メルカリ ハロ」を終了します。2024年3月に事業を開始してから、わずか1年9カ月での撤退です。この発表を受けて市場では好意的な反応が見られ、メルカリ株は翌日に一時前日比で14%上昇しました。一方、業界最大手のタイミーも5%超の株価上昇を記録し、その後も上昇傾向が続いています。メルカリの早々の撤退は経営判断として妥当だったのか、なぜタイミーに勝てなかったのか、投資家はどう判断するべきなのか考えてみたいと思います。
株式投資とは違う? 「はじめてのREIT投資」銘柄を選ぶときの5つのポイント
利回りだけで飛びつかないために
不動産投資の魅力を小口で体験できるのがREIT(リート/不動産投資信託)です。分配金が期待できる一方で、金利や不動産市況に左右されやすいという特徴もあるため、銘柄選びには慎重さが求められます。本コラムでは、株式投資との違いや、REITの種類、そして分配金利回りだけにとらわれず資産の質や運用会社の信頼性を見るべき理由、そして購入方法までを解説しています。ライフプランに沿った資産形成に「利回りが高いから」という理由だけで選んでしまう前に、REITの本質を知るきっかけとしてご活用ください。
【年末調整】保険料控除でいくら戻ってくる? 10月から届く「保険料控除証明書」活用ガイド
確定申告で迷わないための提出ステップ
10月に入ると、自宅に「保険料控除証明書」が届き始めます。これは、その年に支払った保険料を証明する書類で、年末調整や確定申告で提出することで所得税や住民税を軽減できる大切なものです。本記事では、控除証明書の種類や年末調整・確定申告での提出手順を整理し、還付の目安についてもわかりやすく紹介します。届いたときに迷わず対応できるよう、基本をしっかり押さえていきましょう。
家を買えば安心、はもう古い? 相次ぐ法改正で持ち家が不利になる可能性も
家を買う前にやるべきこと
「家を持つか、賃貸か」。人生の大きな決断のひとつですが、近年住宅を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。特に、2025年前後から相次ぐ住宅関連の法改正は、持ち家と賃貸のメリット・デメリットを改めて見直すきっかけになりそうです。
ソフトバンクグループの売買代金が1兆円超え、その2つの要因とは?
過去の記録更新と市場の変容
以前、6月16日付けの記事で、2025年上半期における日本市場の活況について言及しました。その中で、サンリオ(8136)や、ビットコインの保有・運用を手掛けるメタプラネット(3350)が一時的に全市場の売買代金トップを記録した事例をご紹介しました。これらの現象は、近年の金融市場における取引の変化を象徴しています。参考記事:「サンリオ」「メタプラネット」が全市場で売買代金トップに それぞれの要因とは
「車が使えない!」そんな時に頼れる保険特約とは?
「レンタカー特約」で急な故障や事故に備える
自動車保険の特約の一つである「レンタカー特約」は、車を日常の主要な交通手段にしている人にとっては、欠かせない特約といえるでしょう。今回は、特約の仕組みや保険料の目安、どのような場面で役立つのかについて詳しく解説します。
七五三の費用「気づけば10万円超え…」にならないためのコツ
“お任せ”で後悔しないための上手な整え方
子どもの成長を祝い、家族で記念の写真を残す七五三。いざ準備をはじめてみると「思っていたよりお金がかかる」と感じる方も多いのではないでしょうか。撮影プラン、衣装レンタル、初穂料、アルバム制作など、一つひとつは数万円でも、気づけばトータル10万円を超えるケースもあります。「スタジオにすすめられるまま」「とりあえず一式セットで」と進めてしまうと、あとから後悔することもでてくるでしょう。この記事では、2度の七五三を経験したファイナンシャルプランナーの立場から、“お任せ”ではなく「納得してお金を使う」ための考え方と選び方を紹介します。
私立高校も“現実的”に? 高校授業料無償化の「2025年」最新動向
国と自治体の支援で広がる選択肢
「高校無償化」が話題になる一方で、所得要件や自治体による独自制度の違いもあり、実際にどのくらい負担が軽くなるのか、分かりにくいのが現状です。現在、公立高校の授業料相当分に対する支援だけでなく、さらに私立高校の授業料負担の支援も広がっています。大学進学まで考えると家計への負担は大きな不安の種です。「高校は公立」と思い込みがちですが、制度を知ることで私立も現実的な選択肢になり、子どもの希望と家計の両立が可能になり得ます。本記事では、支援制度の現状と今後の動向、支援制度を踏まえた教育費全体の捉えた方について解説します。
20万円以内から投資できる!好利回り銘柄8選
高市政権で株高期待今こそ、“持っているだけで稼ぐ”戦略
金利上昇局面でも安定収益を得たい方に注目されているのが、少額から始められる高配当株です。今回は「20万円以内で購入できる」「配当利回り3.5〜9%」の好利回り銘柄を8つ厳選しました。高市政権による積極財政方針など、株価上昇への期待が高まる今こそ、“持っているだけで稼ぐ”ポートフォリオ構築を検討しましょう。
二拠点生活はお金に余裕がある人だけのものではない? FPはどのように理想の生活を実現できたのか
損得を超えた価値とは
コロナ禍を契機にリモートワークが広がり、働き方や暮らし方に大きな変化が生まれました。その中で注目を集めているのが「二拠点生活」です。国土交通省の令和4年度調査によると、27.9%の人が二拠点生活に関心を持つ一方、実際に実践しているのは約6.7%にとどまっています。つまり「気になるけれど一歩を踏み出せていない」人が多いというのが現状です。「二拠点生活はお金に余裕がある人だけのもの」そう思っていませんか? 筆者はその考え方はもったいないと感じています。費用と心理的リターン(幸福感など)を比較すると、十分検討に値する選択肢だからです。本記事では、FPである筆者自身の体験談から、二拠点生活を始めた経緯、必要な費用、そしてお金では測れない真の価値をご紹介します。特に「趣味をもっと楽しみたい」「週末にリフレッシュしたい」と考えている都心住まいの方にとって、大きなヒントになるはずです。
好業績・増配発表の【サイゼリヤ】がストップ高! 「いま買うべき株」なの?
注意すべきリスク要因
久しぶりにサイゼリヤ(7581)が株式市場で注目を集めています。10月15日に発表された2025年8月期の本決算を受けて、翌営業日には一時ストップ高(買い注文が殺到して取引が停止される状態)に迫る急騰を見せました。物価高が続く中、庶民の味方「サイゼリヤ」が脚光を浴びるのは、投資家としても納得ですが、ここから長期目線で投資してもよいのか気になるところです。まずは本決算の中身を確認してみましょう。
個人向け国債を解約するといくら戻ってきた?「変動10年」150万円中途換金リアルレポート
個人向け国債の使い方とは
「個人向け国債」に興味がある人も多いでしょう。購入についての解説記事はよく見かけますが、「中途換金をした場合、どうなるんだろう」「手数料ってどれくらいかかる?」と疑問に思うことはありませんか?今回、筆者が個人向け国債(変動10年)を150万円分中途換金した、リアルレポートをお届けします。
iDeCoや企業型DCが「わかりにくい」のはなぜ? 残された課題「受取時ルールの不透明さ」とは
制度変更の歴史を振り返る
2001年10月に導入された確定拠出年金制度は、2025年10月で25年目を迎えました。当初に比べると、制度の拡大は注目に値するものですが、「わかりにくい」との意見も多いようです。今回は確定拠出年金の四半世紀を振り返ってみます。
東証改革で親子上場の解消が加速、TOBを狙う2つのファンドとは?
fundnoteの新ファンド
東京証券取引所は2025年2月、「資本コストや株価を意識した経営」の実現に向けた要請を踏まえ、中長期的な企業価値向上を目的として、親子上場の在り方を含む、グループ経営等に関する開示状況のフォローアップを、2025年秋までに公表するよう各社に要請しました。
保険料の払い方で差がつく!お得な支払い方法とは?
ちょっとした工夫で家計にゆとりが生まれる可能性も
民間保険の保険料は、毎月同じ金額が引き落とされる方が管理しやすいという理由で、月払いを選ぶ人もいます。しかし、保険料の支払い方法によって、総支払額に大きな差が生じることをご存知でしょうか?具体例を交えながら、その仕組みを解説します。
持ち家派? 保険は入る? サーファーFP田中裕志さんに聞くお金の使い方
みんなのお金の使い方
ファイナンシャル・プランナーや経営者など「お金のプロ」に、リアルなお金の使い方や家計管理の方法を聞く連載企画「みんなのお金の使い方」。どこにお金を使い、どこで節約するのか、持ち家か、賃貸か、保険は入るか、入らないかなどの質問から、その人の「お金の価値観」を紹介します。今回は、サーフィンを愛するFP田中裕志さんに、日々の家計管理の工夫と、家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワード ME」の活用法について聞きました。
500円前後で“もしも”に備える!事故や病気もカバーする「ワンコイン保険」とは?
保険料を抑えつつ、万が一に備える
公益財団法人生命保険文化センターの調査によると、年間の払込保険料は男性で平均20.6万円、女性で平均16万円となっています。月額の保険料は、決して安いとは言えず、負担に感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、実はワンコイン(500円前後)で加入できる保険もあるのです。しかも、自動車保険や医療保険、がん保険、さらには変額保険まで、ワンコインで申し込める商品があります。ここでは、ワンコインで加入できる保険商品と、その賢い活用法をご紹介します。
長期投資の銘柄選び「3つの掟」
10年後も持てる?「成長性×経営×共感」で掴む長期成長株
市場の不確実性が高まる中、短期の値動きに振り回されない「長期投資」への関心が高まっています。しかし、長く保有できる銘柄をどう見極めるかは、多くの投資家の悩みどころ。本稿では、長期投資を成功へ導くための「3つの掟」を軸に、銘柄選びの本質を考えます。