新着記事
スポーツを「観る」or「する」、どちらの数が伸びると株高に?
ビッグイベントが目白押し
オリンピック、サッカーワールドカップ(W杯)と並んで世界3大スポーツイベントに位置づけられるラグビーW杯。その2019日本大会の開幕が1ヵ月後に迫りました。ラグビーは球技の中では異質で、タックルなど積極的なコンタクトが許されています。観ていると迫力がありエキサイティングですが、野球やサッカーとは違って小学生がそのままのルールでゲームを楽しむケースは多くありません。ですので、普段は「国民に広く人気」とまではいかないようです。とはいえ、前回の2015年イングランド大会を思い出してみてください。初戦で五郎丸歩選手の活躍もあり伝統的なラグビー大国である南アフリカに勝利したことで、国民の期待が大いに高まりました。スター選手が現れたり、試合に勝つと国民の人気が盛り上がります。これまでさまざまなスポーツで日本開催の時に日本代表が活躍してきた歴史を振り返ると、今回のW杯も大いに期待できるでしょう。そこで本稿では、こうしたスポーツを観るために支出するお金と株価の関係を検証してみます。
話題の「人工肉」、ビヨンド・ミートに続く有望企業は?
上場3ヵ月で株価は5.8倍に
植物由来の人工肉が世界の投資家の注目を浴びています。きっかけとなったのは、5月2日に米ナスダック市場に上場した「ビヨンド・ミート」という新興企業。エンドウ豆など植物由来の成分から本物の肉に似せた食品(人工肉)を製造する大手メーカーです。同社の公開価格は25ドル、上場初日の初値は46ドル、直近8月16日の終値が約145ドルと、高値からは反落したものの公開価格の約5.8倍まで上昇。2018年の純損益は赤字で、PSR(株価売上高倍率、時価総額を年間売上高で除して算出)は約100倍と非常に割高ですが、それだけ人工肉の将来性に対する投資家の期待も強いといえます。この米国発の人工肉ブームは、膨大な人口と潜在的な食糧問題を抱える中国でも注目されており、現代科学に基づく人工肉の開発が進められています。今回は、ビヨンド・ミートに続く可能性がある有望企業について解説したいと思います。
日清食品の完全栄養食「All-in NOODLES」を食べてみた
新時代の「チキンラーメン」になれるか?
必要な栄養素を簡単に摂取できる「完全食(完全栄養食)」をうたう商品が各社から投入される中、日清食品は8月19日、中華麺タイプの新商品「All-in NOODLES(オールインヌードル)」シリーズを発売しました。完全食の商品は栄養素を盛り込むことを重視した結果、味は二の次になりがちですが、どのような商品に仕上がっているのか、コワーキングスペース「WeWork」の旗艦店「アイスバーグ」(東京都渋谷区)で開かれた試食イベントで味わってきました。
同世代より低い収入、貯蓄を増やすには「節約」しかない?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、なかなか貯蓄が増えないと悩む、アラサー未婚女性。今以上に支出を減らし節約することで貯蓄資金を捻出しようとしますが……。FPの氏家祥美氏がお答えします。手取り収入が同世代の平均より少ないため、なかなか貯蓄が増えません。これから先のことを考えると、今以上に貯蓄と資産運用のペースをあげる必要があるのではないかと漠然と不安を覚えています。収入を増やすために転職も考えていますが、転職回数が多く採用されるかわからないことと、今お付き合いしている人と仮に結婚した場合は、関東から離れることになるため、なかなか踏み切れずにいます。なるべく支出を減らすように努力はしていますが、もう少し減らせる点があれば教えてください。<相談者プロフィール>・女性、29歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:17.4万円・年間の手取りボーナス額:約70万円・毎月の世帯の支出目安:14.5万円【支出の内訳】・住居費:8.4万円・食費:2.3万円・
夫が育休を1か月取ると家庭の幸福度が増す? 育児時間と収入はどう変わるか
最新の経済学研究から得られた知見を紹介
ここ最近、男性の育児休業取得をめぐる議論が活発に交わされています。Twitterでは、夫が育休取得を理由に不利な扱いを受けたとする投稿が、大手化学メーカーの「炎上」を引き起こし、大きな話題となりました。同時期に、自民党有志が男性の育休取得義務化を目指す議員連盟を設立するなど、政策的にも男性の育休取得が重要な問題として認識されています。日本ではなかなか進まない男性の育休取得ですが、お父さんたちが実際に育児休業を取るようになると、彼らのキャリアにはどんな影響があるのでしょうか。また、一部で期待されているように、お父さんたちは育休取得を機に子育てや家事により関わるようになるのでしょうか。
リスクオフの円買い相場で「豪ドル」が最大の焦点である理由
為替市場の転換点は近い?
8月の為替市場のメインテーマは「リスクオフ」といえます。8月1日に米国のドナルド・トランプ大統領が中国製品3,000億ドル相当へ10%の追加関税を賦課する方針を突如発表して以降、米中両国の対立は新たなステージに突入しました。また、米中の対立激化以外にも、香港やイタリア、アルゼンチンなど世界各地での政治的混乱が嫌気されたほか、ユーロ圏の景気悪化懸念も投資家心理を冷やす要因になりました。市場は悲観ムード一色ですが、そこに落とし穴はないのか、探ってみたいと思います。
郵便、宅急便…種類が豊富になった配送の“使い分け”、お得な方法は?
フリマだけじゃない、物を安く送るためのコツ
フリマやネットオークションでは商品を送るのが当たり前になっています。でも、私たちの日常には、フリマ以外にも送る機会がありますね。手紙やハガキはもちろんですが、たとえばお中元やお歳暮、誕生日のプレゼントなど。どんな方法で送るかは荷物のサイズや重さで違ってくるのですが、実は発送方法はとても多彩です。そこで日常生活でも使える配送方法、その使い分け、安く送るための梱包の工夫などを紹介していきます。
精神科の医療費が"3割負担から1割負担"になる自立支援医療制度
「うつ病は心の風邪」なんかじゃないから知っておきたい
精神科の治療は長期にわたることが一般的なため、診察代と薬代は、トータルにするとそれなりの額になります。そこで、自立支援医療制度という仕組みを利用すると、負担額が3割から1割になり、支払う額は3分の1に。精神科に継続的にかかる人なら利用した方が良いこの制度の申請の方法について説明します。
英国風パブ「HUB」の株価がスポーツイベントのたびに上昇する理由
まもなくラグビーW杯
ラグビーワールドカップ日本大会の開催まで40日を切りました。大きなスポーツイベントを材料にして株価が上がる銘柄はいくつかありますが、英国風パブを経営する「HUB(ハブ)」もそんな銘柄の1つです。店内に設置された大きなモニターでスポーツ中継を見ながらグラスを傾ける。おつまみも1品400~500円前後で、高くても800円程度。リーズナブルな値段で楽しめるスポーツバーというのが、平均的なハブのイメージです。だからオリンピックやワールドカップなど、国際的なスポーツイベントを材料に株価が上がりやすい特性を持っています。2006年4月の上場から13年余りになりますが、時価総額は多少のデコボコはありながら着実な成長を遂げてきました。苦戦を強いられる企業が多い外食業界にあって、異色の優良銘柄なのです。
米国は今年最大の株安、でも日経平均が意外に底堅い理由
日本株の巻き返しが始まる?
8月14日に米ダウ工業株30種平均は800ドル安と今年最大の下げを記録しました。きっかけとなった「長短金利の逆転現象」(逆イールド現象)は、過去においてはその後のリセッション(景気後退)を予見していたことから、警戒ムードが高まっていました。しかし、当日の日経平均株価は一時400円超えの急落で全面安にさらされながらも、2万円台をキープし、一定の底堅さを示す格好となりました。今後の日本株の動向を分析してみたいと思います。
結婚して幸せになりたかった…家計を任せて騙された女性の傷跡
お金と男と女の人生ルポ vol.1
男女の関係において、「お金」は重要なファクターとなり得ます。お金の使い方、使い道、貯蓄への考え方などは、「価値観の違い」が浮き彫りになるところかもしれません。そして、「お金」が「愛情」と引き替えになる可能性もあるのが、男女の関係ならではなのです。
定番ごはん「ふわとろオムライス」を作るコツ
トロトロ半熟を簡単に!
夏休み、簡単に作れる定番メニュー“オムライス”を作る方も多いのではないでしょうか。固く綺麗に焼いた卵で包むオムライスも美味しいけれど、今日は お店のようなトロトロ半熟なオムライスを作ってみませんか?コツを覚えれば、ふわっとろっなオムレツを焼くのはとても簡単です。バターチキンライスの上にふわとろオムレツを滑らせて。仕上げに旬の夏野菜 焼きトマトを上にのせれば、見た目も一気に豪華に。夏休みの定番ごはんとして、是非メニューに加えて下さいね。
親子関係と子どものネット使用時間に潜む“不幸な相関”
睡眠や心の健康に影響を及ぼす?
子どもたちの夏休みも終盤に入りましたが、「子どもがずっとスマートフォンを見ている」と悩んでいる保護者も多いのではないでしょうか。子どもがスマホやパソコンを長時間利用することの弊害は、以前から指摘されています。国立成育医療研究センターが、親子関係と子どものインターネット使用に関して、約2,000人の子どもたちの意識調査を分析した研究成果を発表しました。その結果、親子関係が良くないと感じている子どもほど、インターネットを長時間使う傾向にあるということがわかってきました。
「ちょっといい」が仇に?老後にしわ寄せがくるお金の使い方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、充分な生活費があるのになかなか貯まらないという56歳の主婦。支出を見ても、どれも必要で削れないといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。老後に向け、もう少し蓄えを増やしておきたいと考えています。夫はあと2年で定年退職ですが、その後、雇用延長ができる見込みです。私自身はパートをしています。家計は夫婦別々に管理しており、夫は住宅ローンや生命保険料、水道光熱費、通信費などの口座引き落とし分の残りから、小遣い分を除き、毎月20万円を生活費に入れてくれています。そこに私のパート代を足して生活費にしているのですが、いつもわずかしか残りません。夫に節約してとは言いにくいですし、自分で管理している部分でどうにか節約していけたらと思うのですが、どの支出を減らせるのか検討もつきません。〈相談者プロフィール〉・女性、56歳、既婚(夫:58歳、会社員)、子供はすでに独立・職業:パート・毎月の手取り金額:27.8万円(夫:月20万円を生活費に入れてくれるが手取り
人はなぜ「借金の連鎖」に組み込まれてしまうのか? 多重債務者のリアル
「他人を当てにする人」「逃げ癖がある人」も要注意
人生で避けて通れないのが「借金」です。ただ、銀行の融資やカードローンを利用したことはあっても、「街金」を利用したことのある人はなかなかいないのではないでしょうか? 一方で、借金からなかなか抜け出せなくなって街金を利用する多重債務者は、漫画やドラマなどのフィクションで定期的に取り上げられています。テツクルさんは約20年に渡り街金業を手掛け、こうした多重債務者と渡り合ってきました。8月には彼らとの駆け引きを描いた『ぼく、街金やってます』(KKベストセラーズ)を出版しています。街金業のホンネを聞いた前編インタビューに続き、後編では多重債務者の生々しい実態について迫ります。人はなぜ借金の連鎖に取り込まれてしまうのでしょうか?
SNSを利用していたら採用面接で落とされた!法的に許される?
Twitterを自由に利用する権利はないのか
先日あるTwitterユーザーが、採用面接でSNSの使用有無を聞かれ、「Twitterをやっている」と回答したところ、「SNSをする人は悪口や良からぬ情報を広める可能性がある。うちは社則で禁止」といわれ不採用になったとツイートし、物議を醸しました。
「空の上で飲めるタピオカ」をSNSのミクシィが発売した事情
タピオカ唯一の空白地に進出
第3次ブームを迎えているとされる「タピオカ」。都内の各所にショップが現れ、1日に1回はタピオカ入りドリンクを手に持つ若者の姿を目にするのが、日常茶飯事のようになっています。そんなタピオカドリンクが唯一進出できていない場所がありました。それが飛行機の機内。しかし今月になって、ついに“空の上”にも進出を果たしたのです。しかもその商品を販売しているのは、SNSサービスなどを運営する「ミクシィ」。いったいどんな狙いがあるのでしょうか。
お金持ちになったら幸せになれるの?
データからわかる「幸せな人」
持ち物や生活スタイルなどで明らかに「お金がありそうな生活」を送っている人、いますよね。たとえば、芸能人などのいわゆる「セレブ」といわれるキラキラと華やかな人たちは、見るからに幸せそうです。そんな雰囲気は、リアルな本人からだけでなく、その人のSNSなどで積極的に発信されていることも多く、「自分には手の届かない世界」と思いつつも、つい見てしまう。でも、ちょっと待ってください。お金持ち=幸せ、と決めつけてよいのでしょうか。第一生命経済研究所では、今年1月に「今後の生活に関するアンケート」を実施しました。そこから、お金持ちが幸せなのか、を検証してみました。