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企業型DCで考えたいマッチング拠出とiDeCoの併用、選択のポイントをFPが解説
春は各種変更届けのタイミング
企業型確定拠出年金(DC)が導入されている会社も多くなっていますが、特に春はさまざまな変更の申請があったり、転入・転出もあったりと忙しい時期でもあります。今回は、特に質問も多いマッチング拠出とiDeCo併用における選択のポイントを解説します。
都内で暮らす50代独身男性の平均年収や貯蓄額、生活費はいくら?【2023年版】
貯蓄ゼロが39.6%
キャリアを積み収入も安定、お金も時間も自由に使えるイメージの50代独身男性。一人暮らしが長ければ、生活にまつわる身のまわりのこともお手の物、自分なりのライフスタイルもできあがっているでしょう。そんな50代にとって、普段の暮らしに不自由を感じることはないかもしれません。しかし、定年退職の年齢が近づくにつれ、老後の心配が増えてくるのではないでしょうか。今回は、東京都内で暮らす50代独身男性の収入、貯蓄、生活費についてデータで見ていくとともに、老後への備えを考えます。
注目される米粉から連想して…50億稼いだ元証券ディーラーが明かす銘柄探しの手法
コロナ禍からの脱却で状況はどう変わっていくか
私事ですが先日、福岡でセミナーがあり100名を超える皆さんにご来場頂きました。リアルセミナーに大人数の方々がお集まり頂くのは久しぶりでした。私は飛行機が苦手なので、なるべく列車を利用しています。福岡から東京に戻る途中、京都から沢山の外国人観光客の方が乗車してきました。一時期は、まったく乗客がいなかった新幹線が嘘のように混みあっていました。コロナ前の様相に戻りつつあり、国内の観光地が本格的に稼働してきた様子です。
確定申告後に医療費の領収書がごっそり出てきた…訂正はできる?
申告期限に要注意
確定申告で医療費控除の適用を受けて、すでに還付金も受け取っている場合に、そのあとで、場合によっては数年たってから、申告漏れの医療費の領収書がごっそり見つかることもあります。「確定申告後に領収書がでてきてしまった」場合に、確定申告のやり直しが可能か、そしてその際の留意点についてお伝えしましょう。
金利上昇によって不動産投資は終焉を迎えるか?日本の恵まれていた環境が変わりつつある背景を解説
金利上昇と不動産投資の関係性
もふもふ不動産のもふです。足元では金利上昇が見えてきており、「不動産の価格が下落するのか?」「不動産投資はもう終わりなのか?」といった質問をいただくことが増えました。不動産投資は、銀行融資がとても大切です。そのため借り入れの金利が上昇することによって、返済の金額が増えることにより、手元に残るお金=キャッシュフローが減少してしまいます。家賃収入を当てにしている不動産投資家にとっては、とても大きな影響です。不動産の価格がどうなるのか−−予想するのは不可能なのですが、個人的な予想としては、下記のように考えています。金利上昇したら一時的に不動産の価格が下落するが、その後インフレで不動産の価格は上がっていく不動産投資が終焉することはなく、時代に合わせた投資手法になっていく今回は、これら私の個人的な見解について、解説させていただきます。
総資産9000万あってもお金の不安が尽きない夫婦「教育費補助は受けられないし税負担も重い」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、会社員の男性。夫婦の年収は1,400万円あり、総資産は9,000万ほど。それでも、児童手当や教育費の補助は所得制限で受けられず、住宅取得もまだということもあって今後が不安とのこと。FPの渡邊裕介氏がお答えします。
なぜバフェット氏は日本5大商社へ投資するのか−−投資の神様が実践する「バリュー株投資」のメリットとデメリット
実践する上で把握すべきこととは?
長期投資の有力な選択肢の1つとして「バリュー株投資」という手法があります。バリュー株とは、市場で過小評価されているとされる企業の株式のことを指します。バリュー株投資は、割安な企業を見つけ、その企業が適正評価に戻ることを期待して投資を行う手法です。バリュー株投資というと、米著名投資家であるウォーレン・バフェット氏が実践されていることでも有名です。そのバフェット氏が、日本株への追加投資を検討していると報じられたことが話題になりました。4月11日(火)には日本経済新聞社が、バフェット氏の日本5大商社株の保有比率がそろって7.4%に高まったことも明かしたと報じました。“投資の神様”と呼ばれるバフェット氏が日本株を買い増ししたことで、日本株市場全体の追い風となるとともに、海外投資家が日本株に注目してくることも考えられます。そう考えると、いま日本株はとってもホットかもしれません。皆様の中でも、高利回りな銘柄を保有することで、資産を構築していきたいと言うバフェット氏のスタイルでの投資を目指している方がいらっしゃると思います。今回は、なぜバフェット氏が5大商社株を購入したと考えられるのか、バリュー投資
その保険不要かも。結婚・出産・定年退職…ライフイベント別に保険を見直すポイントをFPが解説
ポイントをチェックし保険を考える
よく「保険はライフイベントごとに見直しましょう」と言われます。「見直し=加入し直す」と考えられがちです。これはある意味正しくもあり、誤りでもあります。見直すことは決して加入し直すことばかりではなく、加入中の保険が、ライフスタイルに合っているかどうかを見極めることが大切です。今回は、ライフイベントに対し適切な保険に加入しているか、その見極めるポイントについて解説いたします。
57歳会社員、継続雇用を利用せず60歳定年でリタイアしたいけど可能?
住宅ローンを退職金で一括返済するのは得策か
現在、多くの会社が60歳での定年と65歳までの継続雇用制度を実施しています。一般的に年金をもらい始めるのは65歳からという環境の中、定年の60歳でリタイアすることは金銭面で可能か、実際の相談事例から考えてみたいと思います。
35歳会社員「妻に秘密の借金、子どもが生まれる前に返済したい」FPの回答は?
Vol.1:妻にバレずに借金を返済せよ
30代を迎えると昇進・転職、結婚、出産など、様々なライフイベントに直面するひとが多いはずです。この時期は「お金」にしっかりと向き合うタイミングでもあります。「貯蓄もしているし、余剰資金でNISAやiDeCoもばっちりです!」なんてひともいれば、「資産運用をまったくしていない…」「貯金がない…」「借金があります!」など状況はひとそれぞれ。本連載「30代から始める、まったく0から貯金し投資ができるまでの道」では、主人公の金前すすむさんの家計改善から貯金、そして投資までを、お金のプロのアドバイスを基に進めていく企画です。何やら「妻には知られていない借金がある」という、金前すすむさん。はたして借金を返済して、将来に向けて資産運用を始めることはできるのでしょうか。
「富士山」を強みに大躍進!出遅れたインバウンド銘柄のポテンシャルとは
業績好調で上方修正、新年度予想はどうなる?
「なんだかんだ言っても、アメリカ経済は強い」というコンセンサスに、揺らぎが出始めています。2022年にFRBが行った急激な利上げにより、債券価格が大幅下落し、大量に保有していたシリコンバレー銀行が破綻。このことにより、金融機関に対する監視はさらに厳重になり、企業への貸出が厳しくなると危惧されています。実際、金利が上昇したことで、住宅市場は冷え込みつつあり、個人消費意欲も低下傾向。インフレを制するためにFRBが意図的に行ったことではありますが、その薬は効き過ぎてしまったかもしれません。ここのところ出てくるアメリカの経済指標が弱く、株式市場も弱気な様相です。一方、日本では街に出るとどこも人でいっぱい! よく利用する品川駅では、スーツケースをコロコロする人たちでごった返していますし、渋谷のスクランブル交差点では、まっすぐ歩けないほどの混雑っぷりです。
我慢し過ぎはNG! 散財がやめられない人は「年間予算」「月間予算」を決めてみよう
ちょこちょこ買いは、意外と大きな出費に
「贅沢をしているつもりはないのに、なぜかお金がなくなってしまう…」そう感じる人は、いませんか。ちょこちょこした出費が、思いがけずかさんでいるケースが多いかもしれません。そんな人におすすめなのが、「年間予算」や「月間予算」を決めること。詳しく解説していきます。
会社員の副業は白色申告、不動産投資は節税になる…勘違いしがちな【税金】の知識
勘違いで損したケースに学ぶ
すっかり春本番となり、「新しいことを始めたい」「次の一歩を踏み出したい」と思っている方も多いかもしれません。そんな時、せっかくやる気を出してネットで情報を集めても、読んだ記事のオイシイ文字に踊らされて、自分の都合の良いように勘違いし、間違ったスタートを切ってしまっては、なんて……嘆かわしい!今回は、お笑い芸人で本物の税理士である税理士りーなが、これまで受けた税の相談の中で、勘違いして損してしまっていたケースを紹介します。
よゐこ有野、役所の対応にショック!土地を寄付しようと電話するも「そんなんあるの!?」
税金を知る(2)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年4月は会計士・税理士でYouTuberの山田真哉先生に「税金」について、弁護士でタレントの三輪記子さんと一緒に伺いました。今回は、「固定資産税」について伺いました。納税通知書が届いたという方もいると思いますが、どのように算出されているか、ご存知でしょうか?
イーサリアムの上海アップグレードで何が変わるのか? 知っておきたい「ステーキング」の基礎知識
相場への影響は?
イーサリアムはブロックチェーンを活用したアプリケーション開発のプラットフォームとして機能し、これまでも段階的にその性能を高めてきました。昨年にはプルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake:PoS)という取引検証の仕組みへと完全に移行しました。参考記事:イーサリアムの大型アップデート「マージ」によって何が変わるか。そして、その先に目指すものとは それに続いてイーサリアムは2023年4月13日前後に「Shanghai-Capella(通称:上海)」と呼ばれる大型アップグレードを実装する予定です。すでにいくつかのテスト環境では試験運用を完了し、残すは本番環境のみという中で注目が集まっています。今回はイーサリアムのネットワークを維持する上で重要な仕組みとなる「ステーキング(Staking)」について触れながら、上海アップグレードによって何が変わるのかを解説します。また、それによる相場への影響についても予想します。
もしお金のプロが新社会人だったら…。初任給22万、一人暮らしの投資戦略を考えてみた
金融資産への投資だけが投資ではない
4月より新社会人となる方、おめでとうございます。学生時代とはまた違う新しい環境で、充実した毎日を過ごされることと思います。そんな新社会人のうちから、お金を増やすために考えたいのが投資戦略です。今回は、初任給22万円・都内近郊在住の一人暮らしの新社会人を想定して、投資用のお金をどう捻出するか、どんな投資をするのかという投資戦略を考えてみました。
市場再編から1年、上場維持基準を満たしていない企業の課題と変化の兆し
注目される東証フォローアップ会議
2023年に入り、東証の「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」が注目を集めています。前回もお伝えしましたが、東証は上場企業に資本コストや株価への意識改革を促す目的として、「継続的にPBR1.0倍を割れている企業には、開示を強く要請する」としています。PBR1.0割れの企業へ注目が集まる中で、東証のフォローアップ会議ではもう一つ、開示をしている事があります。それは2022年から市場再編が行われ、「市場第一部」「市場第二部」「マザーズ」「ジャスダック」の4市場を再編し、新たに「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場を発足させました。その際、上場維持基準を満たしていない企業でも、新市場にとどまることができる「経過措置」を設けましたが、この措置を2025年3月以降順次終了する事を2023年1月に明記しました。
「趣味は貯金」1000万貯めた30歳独身女性が次に狙うインフレ下の資産運用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、会社員の女性。30歳にして1,000万円を貯めた貯金上手の相談者が次に考えているのは、「インフレ下の資産運用」について。どんな手段が考えられるでしょうか。FPの伊藤亮太氏がお答えします。