社会人がプログラミングを学ぶ価値とは?何をすれば…と戸惑う人へ
課題解決の手段としてのプログラミングリテラシー
前回は、非エンジニアがエンジニアとうまく協働するために、どのようなことを気をつけておくべきか、について書きました。今回は、ビジネスパーソンのみならず、学生、さらには子供のいる親も気にしているであろう、「プログラミングを学ぶ価値とはなにか?」についてお話できればと思います。実際、今年の3月には楽天の三木谷浩史会長兼社長が「ITサービス会社に勤務しているなら、コンピューターについての基礎知識は必要だ」とBloombergのインタビューに答え、「英語に続き、プログラミングも全社員に対して習得を必須化するのではないか」とニュースになったことは記憶に新しい話題です。上記のニュースだけでなく、教育課程におけるプログラミング学習の必修化などの話題も盛り上がる中、非常に身近な話として「プログラミングスキルが社会人としての必須スキル」とされる未来を一つの可能性として受け入れていく必要があります。結論から書かせて頂くと、「すべてのビジネスマンがエンジニアレベルでプログラミングをできるようになる」必要は全くありません。ただ、よく言及される表現をお借りしますが、「読み書きそろばんレベル」として「プログラミング
非エンジニアがエンジニアとのコミュニケーションで気をつけるべきこと
仕事をしていく上で大切な2つのポイント
はじめまして、西出大介と申します。今後の社会で日本に留まらない視座で活躍できる若手テクノロジー人材を育成するためするため、Awesome Ars Academiaというグローバルテックスクールをセブ島で運営しつつ、海外エンジニアと共に複数の開発プロジェクトを実施しています。近年、あらゆる産業がデジタル化の波による事業変革を求められ、個人の生活だけでなく仕事という観点でも多くの変化が起こっています。たとえば、少し古いですが、2014年にGoogleの創業者のラリー・ペイジが下記のように言っていました。「人工知能の急速な発展によって、コンピュータやロボットが多くの仕事を代替するようになり、10 人中9人の人々が、現在とは異なる仕事をするようになるはずだ」と。※リンク参照また、最近の話題だと、下記のように横浜市が実施したRPAの導入実験で、平均84.9%もの業務を省力化できる可能性がある、というニュースもありました。※横浜市における「RPAに関する共同実験」報告書公表これらのような未来予測やニュースを見る中で、「自分自身もプログラミングを学んだ方が良いのではないか」「エンジニアリングの世界は