12月は新規公開株への投資チャンス?「IPO祭り」開催の期待が高まる
初心者が手を出すべきでないものとは
2023年もあと1か月。株式相場でも、1年の終わりである大納会(2023年は12月29日)が近付いています。実は、12月の残り1か月に、1年のうち最大の投資チャンスになる可能性があることをご存じでしょうか? それが新規に上場した銘柄、「IPO」株への投資です。今回は、「なぜ12月がIPO投資のチャンスなのか」「どんな銘柄を狙えばいいのか」などについて述べていきましょう。
経済効果は約7兆円? 九州でかつてない規模の「半導体バブル」が発生か
北海道でもバブル発生の可能性
日本政府は現在、少子化対策や官公庁のDX(デジタルトランスフォーメーション)化など、いくつかの施策に力を入れています。重要施策のうちの1つとして挙げられるのが半導体。半導体は単なる産業としてだけではなく、安全保障やエネルギーの分野にも深く関わっていて、世界中で激しい競争が繰り広げられています。その政策の影響もあって、現在、九州や北海道では相次いで半導体製造工場の建設が進んでいます。こうした工場誘致などによって、その地域にはさまざまな恩恵が期待できそうです。はたして、日本はかつての「半導体王国」を取り戻すことができるのでしょうか。
「物流の2024年問題」って株式市場にどんな影響があるの?
関連株をどう導きだすか
「物流の2024年問題」というご存じでしょうか。ニュースなどで度々取り上げられているため、目にされた方が少なくないでしょう。運送業界では来年春から時間外労働の規制が始まるため、運送業者は対応が求められています。もっとも、現実と法規制との間には大きなギャップがあり、それが運送会社にとって問題になっているのです。ここでは、その「物流の2024年問題」が皆さんの生活や株式市場にどのような影響を与えるかについて考えてみましょう。
国内初!6本のアクティブETFが新規上場。組入銘柄から投資のヒントを探る
投資信託の組み入れ銘柄で流行を知る
2023年9月7日、東京証券取引所に6本の「アクティブETF(上場投資信託)」が上場しました。いきなりそう言われても、何のことかわからないという方もいるはず。これらアクティブETFの上場は、もしかしたら株式投資をするうえで、大きなヒントになるかもしれません。このコラムでは、アクティブETFとはいったい何なのか、これらが上場することでどんなことが期待できるのか、あるいはどういったヒントになり得るのかなどについて解説していきましょう。
累計で約127兆円、年率3.97%の好成績。年金はどういう方法で運用されているの?
「長期国際分散投資」のお手本となる運用手法
老後の生活費の基盤になる年金。その年金が、普段はどのように管理されているのか、ご存じですか? 時折、メディアが年金の運用で「〇〇円の利益(損失)」などと報じることがあるため、何らかの形で運用されていることは知っているという方も少なくないはず。では、具体的にどのように運用されているのでしょうか。今回は、「年金運用」を紹介します。
ビッグモーターの不祥事に考える、上場会社の事件・事故後に株は買いなのか?
企業の不祥事と株価 ~急落後に狙うのはアリ?
最近、中古車販売会社ビッグモーターの不祥事が話題を集めています。さまざまなメディアが毎日のようにこの件を取り上げていますから、大半の人は耳にしたことがあるでしょう。保険金の水増し請求に端を発し、パワハラや店舗前の街路樹への除草剤散布など、次々と新たな疑惑が発覚。8月23日には、同じく中古販売を手掛けるグッドスピードに保険金水増しの疑惑が浮上するなど、まだまだこの問題は尾を引きそうです。