「医療保険に加入していれば、傷害保険は不要」は本当?
医療保険だけでは、まかないきれないリスクも。
「傷害保険は医療保険に加入しているので不要」と考える方もいますが、大きなけがの場合、後遺症につながるケースもあります。医療保険とはちがう、傷害保険のメリットをお伝えします。
【実録】大腸検査でポリープ除去、医療保険の給付金請求をしてみた
請求手続きがWEBで完結することも
民間の保険、入っていますか?生命保険の1年間あたりの払込保険料(個人年金保険を含む)は、男性で20.6万円、女性で16.0万円です(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度>より)。月あたりにすると、男性は約1万7000円、女性は約1万3000円の保険料を納めていることになります。保険に加入すると安心感は得られますが、保険金・給付金の請求についてまで、把握できているでしょうか? 筆者が、最近医療保険で給付金を受け取った体験談をふくめながら、注意点をお伝えします。
マイナンバーカードを使わないと医療費が高くなる? マイナ保険証を使うことのメリット6選
限度額適用認定の自動化は大きなメリットに
マイナンバーカードをすでにお持ちの方も多いと思います。しかし、マイナンバーカードを健康保険証「マイナ保険証」として使ったことのある方は、まだ少数派かもしれません。そこで今回は、マイナ保険証のしくみとマイナ保険証を使うメリット、そしてマイナ保険証を使う手続きを紹介します。
がん治療の経済的な副作用「経済毒性」にある3つの誤解、金額面だけの問題ではない?
経済毒性を判断するツールとは
「がん治療の経済毒性」という言葉を聞いたことがありますか?日本では2018年から使われており、この5年で医療現場を中心に広まってきている言葉です。インパクトのある名称ということもあり、賛否両論の意見がありますが、がん患者さんが安心して治療を続けていくため大事なのは経済毒性という言葉が誤解の無いよう広まることです。そこで、今わかっているがん治療の経済毒性の基本とよくある3つの誤解について解説いたします。
信頼できる保険営業員が必ず説明することとは? 民間保険の賢い使い方
公的保険の保障を把握することが重要
「生命保険」に加入するときに、保険の営業員に説明を受けてから契約するのが一般的だと思います。実際に7割以上の人が、生命保険の営業職員、または保険代理店の窓口や営業職員から加入しています。その場合、少しでも信頼できる営業職員の人から、保険に入りたいと思いますね。信頼できる保険営業員を見分ける方法としては、「キチンと公的保険について説明をしているか 」です。
約2,000万人が糖尿病&予備軍…。年間治療費は? 発病したら保険加入できる?
受診の中断が年間8%も
「尿の泡立ちがよくて、甘い匂いがする!」あなたにも、経験がありませんか?その他にも、「喉が渇きやすく、いつも何かを飲んでいる」「運動不足」「トイレによく行く」ということが当てはまる人は、糖尿病に注意が必要かも知れません。じつは、糖尿病というのは、日本人にとっては身近な病気なのです。「国民健康・栄養調査」(2016年)によると、糖尿病、糖尿病予備軍をあわせると約2000万人と言われています。日本人の6人に1人は糖尿病または糖尿病予備軍ということになります。糖尿病が強く疑われる人は、男性の5人に1人、女性は10人に1人です(「国民健康・栄養調査」2019年)。男性はとくに気をつけたい病気です。糖尿病の自覚症状は少なく、健康診断などで発見されることが多いです。糖尿病は、それ自体が直接命に関わることはないのですが、放っておくと恐い病気です。
確定申告後に医療費の領収書がごっそり出てきた…訂正はできる?
申告期限に要注意
確定申告で医療費控除の適用を受けて、すでに還付金も受け取っている場合に、そのあとで、場合によっては数年たってから、申告漏れの医療費の領収書がごっそり見つかることもあります。「確定申告後に領収書がでてきてしまった」場合に、確定申告のやり直しが可能か、そしてその際の留意点についてお伝えしましょう。