証券口座はいくつあるといい? 理想の運用方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。私は現在、2つのネット証券会社を利用しています。A証券はコツコツ積み立て投信を約2年間。B証券は口座を開設したばかりで、株式の短期投資をやっている状態です。最近、B証券がA証券と同じくらい信託報酬の安い投信をいくつか持っていることを知り、乗り換えを検討しています。ですが、今までの評価損益がわかることを考えると、このままA証券を持っていてもいいかなと悩んでいたら、NISAでどちらを選べばいいかわからなくなってしまいました。なお、A証券はアベノミクス前から積み立てていたこともあり、今時点ではそこそこ買っています。これらをB証券に移す際に税金がかかるのであれば、A証券のままでもいいのかなとも思います。そこで、次の2つの点を教えてください。1.証券口座は寄せるべきか、分けたままでもよいのか。2.NISAはどちらの証券会社で口座開設するべきか。(30代前半 既婚・子供2人 男性)
時短勤務で収入減、家計改善には何から手をつけるべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。春に子供が生まれ、現在、育児休暇を取得しています。これまでは夫婦二人での共働き生活だったため、毎月の生活には特に困っていませんでした。しかし、来年度から時短勤務となり、収入が下がること、そして、これから必要となる教育費のことを考えると、不安でいっぱいです。家計改善のため、何から手をつけたらよいか、アドバイスをいただけると幸いです。【現在の収入金額と支出金額】収入:手取り40万円(夫22万円、妻・育休手当18万円)支出:25万円(食費6万円、光熱費2万円、通信費2万円、日用品3万円、教育費4万円、医療費1万円、衣服代2万円、交通費1万円、交際費2万円、社会保> 障費2万円)積立:15万円(支出の残りを以下のように管理)・年払い保険料の積立:4万円・積立投信:2万円・純金積立:1万円・子供の教育費積立:3万円・予備費:5万円【今後の収入金額と、今後予測される特別な支出】今後の収入金額:手取り37万円今後の支出:今の支出に加え、
専業主婦になるかもしれないけど、iDeCoはやるべき?
所得控除以外のメリットにも注目すべき
専業主婦がiDeCo(個人型確定拠出年金)をやるべきかどうかは、マネー相談にいらっしゃるお客様や講演に来てくださるお客様からもよく質問があります。今回は、会社員・公務員の方が、これから結婚・出産を経て専業主婦になったとしてもiDeCoを始めるべきか、考えていきたいと思います。
人気ブロガーの“誰にでもできる”マネー運用指南
売買でリターンを得ようとしないこと
分かりやすく、手間いらずな点が魅力のインデックス投資。日経平均やTOPIX、ダウ平均といった株価指数などと同じ値動きを目指すもので、数ある投資のなかでは比較的安定して資産を築けるため、本業のある会社員向きともいわれる投資法だ。インデックス投資は大きく「インデックスファンド(インデックス型の投資信託)」と「ETF(上場投資信託)」に分類されるが、それぞれの金融商品にはどんな違いがあるのだろうか?双方の特徴やメリット・デメリット、さらには使い分けのコツについて、『全面改訂 ほったらかし投資術』の共著者でインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチさんに聞いた。今回お話を聞いたのは、日本経済新聞やマネー誌などに数多く取り上げられるインデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチさん。IT企業に勤務しながら、堅実に資産を築いている
月3万円のお金の貯め方 定期預金と投資どっちがいい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。将来のために定期預金等を利用するか、投資信託に挑戦するか悩んでいます。仕事:私立学校職員月給手取り:17万円(賞与年3ヶ月分)家賃:5万8千円毎月の支出:平均13万円(家賃含む)貯金:約200万(定期預金なし・普通預金口座に貯めているだけ)毎月の給与から定期や投資に回せる金額は3万円くらいと考えています。最近転職をし、職場の給与天引きの定期預金(金利0.6%)に申し込むか、銀行のスーパー定期か、投資信託に挑戦するかで悩んでいます。株の知識は最近NISAが少しわかってきた程度です。もし投資をするとしたら、投資信託のインデックスファンドだと思っています。投資信託を始めるなら、若ければ若いほどよいと聞きます。26歳が早いか遅いかわかりませんが、独身でお金を自由に使える今がチャンスだと思っています。まだ取引はしていませんが、最近、試しに証券口座を開設しました。もちろんリスクがあるのは理解しています。株の知識が浅いので、手堅く定期に回すの
個人投資家に共通 安値で買っているつもりが高値の落とし穴
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。昨年、マイホームを購入することができ、長期の貯蓄を真面目に考え始め、積立投信を債権、株式のインデックスで平均的に月10万円ずつ始めました。そこで質問ですが、書籍などでは「毎月5万円、ボーナス20万円などで積立」とあるのですが、ボーナス分を毎月に割り当てたほうが、リスクが分散されると思うのですがなにか理由があるのでしょうか。(30代前半 既婚・子供あり 男性)
確定申告する必要がなくても“申告したほうが得”な人
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、不動産投資と投資信託の分配金を主な収入としています。次回の確定申告の際、投資信託からの収入に関しては、毎回所得税および住民税の支払いを行っているので、申告の必要はないと聞きましたがいかがでしょうか?(50代前半 既婚・子供2人 男性)
投資で心掛けるべき3つのキーワード
投資の“かじつ”を手に入れよう
8月26日、着実な資産形成の方法として、積立投資やiDeCo、NISAを学ぶ「積立投資1DAYスクール」が開催されました。その中で行われたセミナー「『長期』だからこそ!投資信託の選び方〜積立投資を賢く活用するために〜」では、アセットマネジメントOne株式会社の伊藤雅子氏が登壇。預貯金以外の方法として積立投資を選ぶメリット、その運用ポイントについて語りました。
「投信積立は楽すぎて物足りない」人気ブロガーの投資論
資産運用の成否はどう売買したのか
数ある投資の中でも、安定的に資産を築けるといわれることの多い「インデックス投資」。市場の平均値と同じような動きを目指して行う運用手法で、個別株の運用ほどハードルが高くなく会社員向きともされるが、果たして本当だろうか?実際に会社員のかたわらインデックス投資で実績を残している人に話を聞いてみた。今回お話を聞いたのは、山辺柴刈さん。山辺さんは会社員との「兼業投資家」。2009年から8年にわたり、インデックス投資でコツコツ資産を築いている。
外貨資産だけでは危険? FPに聞く資産配分の黄金比
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。子供がいないこともあり、金銭的にだいぶ余裕があるので1年ほど前からインデックス型投信で積立を行なっております。現時点で2つの投信で積立を行なっており、ひとつが先進国株式に月5万円、もうひとつが新興国株式に月5万円を積立しています。ここ1年ほどの利率をみると、先進国のほうが9%程、新興国が2%程となっており、ついつい気持ちとしては先進国に10万円積立てたほうがいいのではと思ってしまいます。そこで質問なのですが、このような場合には、利率が大きいほうの積立金額を増やすのではなく、逆に減らすことで両方のバランスを整えるべきなのでしょうか。また、株式以外に債券などの投信も積立対象に入れるべきなのでしょうか。(20代後半 既婚 男性)
20代、投資信託ではじめる資産形成“最初の一歩”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。恥ずかしながら、これまで資産運用というものに無頓着で、銀行預金くらいしか運用をしていなかったのですが、将来を考えて本格的な資産運用を検討しています。そこで投資信託について検討するも、まったくの素人のため、どう手をつけてよいのかわからない状態です。現在、給料の手取りは25万円程で、会社の財形に月1万円・ボーナス3万円、積立定期預金に月5万円・ボーナス20万円を入れています。ここから必要経費を除いて、自由に使えるお金が月々10万円程度残ります。現在貯金は150万円程度です。これで投資信託を始めるとすれば、どのようにすればよいでしょうか?(20代後半 独身 男性)
教育費を積立投資で カギは長期運用と他商品との併用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。3歳と0歳の子供がいます。子供の教育資金として、一人あたり毎月1万円ずつ積立をしたいと思っています。20年間は頑張って積立を続けたいです。預金や保険にあまり魅力を感じず、売ったり買ったりするのも得意ではないので、投資信託の自動積立を考えています。管理が楽そうなバランスファンドで探しているのですが、たくさんありすぎてわからなくなってきました。長期運用をするためには、なにを基準に選んだらいいのか教えてください。また、バランスファンドも相場次第では売り買いをした方がいいのでしょうか?(30代前半 既婚・子供2人 女性)
投資初心者がNISAを始めるならインデックスが正解
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。内藤忍さんの著書に触発されて、遅まきながら投資を始めようとしてる者です。友人に「初心者が始めるならNISAがいいよ」と言われました。積立型の投資信託を中心に考えた場合、私のような初心者にとって、NISAはどのような方針で使えばいいのでしょうか? また、初心者なので安心を取って、バランス型の投資信託の商品を積み立てながら購入していくのがよいのでしょうか? それとも、国外の債券などに決め打ちして、そういった商品を積み立てながら、投資していくのがよいのでしょうか? どちらもそれなりに意味があると思いますが、投資信託の勉強を考えた場合、バランス型ではリバランスなどの勉強ができないのではとも考えています。NISAの仕組みも少し変わるようで、お答えにくい時期かと思いますが、アドバイスをよろしくお願いします(50代前半 独身 男性)
30代の資産形成「老後への心配」が招く“悲劇”にご用心
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。現在、ネット証券で投資信託の積立を行っています。30代ですが我々の世代は年金があてにならないので、自分でも積立をしたほうがよいと考えており、ドルコスト平均法で毎月4万円の定額積立を老後まで続けるつもりです。確定拠出年金のように「定年まで絶対引き出さない!」という意気込みです。積立を始めた少し後に、NISAの制度ができました。NISAは期間や金額に上限があるため、長期の積立投資では使えないように思ったのですが、実際はどうなのでしょうか? よい使い方はありますか? 投資信託ではなく、NISAや確定拠出年金に切り替えたほうが有利でしょうか。詳しく教えてください。【収入・支出の状況】自分の年収が650万円(額面)、妻が300万円です【今後の収入・支出の状況】子供がほしいと思っているため、派遣社員の妻の収入が一時的になくなる可能性があります【資産の状況】積み立ててきた投資信託が200万円ほど【現在の負債】なし(家は賃貸)【加入している保険
「少し欲が出てきた」あなたに贈る“投資3年目”の心得
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。投資信託についておうかがいします。「自分の小遣いの範囲で」と思い、3年ほど前にはじめて投資信託を買いました。はじめは100万円台からでしたが、安全だとわかったので現在は280万円ほどになっています。定期預金にしていても増えないので、ほかの預金も投資信託に充てようかと思っています。自分なりに考えて今は6種類ほどの投資信託を買っていますが、買い増しするにあたって、あまり種類を増やさないほうがよいのでしょうか? 現在買っているものは、毎月の分配があり、配当が高いという点だけでは選んでいないつもりです。安全性の高いものや、人気順位の高いもの、落ち着いているものなどを買っています。ある程度、配当金もあるので多少欲も出てきています。大切なお金ですので、動かせるお金に限って買ってるつもりです。ちなみに私も主人も働いていて、毎月生活できるだけの収入はあります。種類をあまり増やさないほうがよいのか。また、買い戻しをするタイミングについても教えてく
20代からはじめる「確定拠出年金」運用の基本の“き”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。今年から社会人になりました。投資の手始めとして、確定拠出年金を選択しました。3時間程度の説明を受けたものの、うまく運用する方法について正直あまり理解できていません。業務も忙しく、今後、運用まで気が回らないと思います。効率のよい運用の仕方、毎年確認すべきポイント、気をつけたほうがよいニュースなどがありましたら教えてください。せっかく貰えるお給料ですので、より利益を得られる運用をしていきたいと思っています。現在の月収は30万円、少しずつ収入が上がっていく見込みです。負債はありません。(20代前半 独身 男性)
「小さな差が将来の“格差”に」NISA活用はこれが基本
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。NISAの口座開設を検討しています。証券会社・銀行・ネット型・店舗型……と、さまざまな選択肢がありますが、どのように選べばいいのでしょうか? 株式に投資する予定はありません。株式以外の金融商品を運用する前提で非課税のメリットを受けやすい賢い運用法を教えてください。また、その場合はどのような会社に口座を開設するのがよいのかアドバイスいただけると幸いです。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
40代から始める、シングル女性の“安心老後”計画
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。40代後半になり、そろそろ老後のことが気になり始めました。今からなにをしておくべきか教えてください。現在、私はフリーランスで収入は手取り月50万円程度。大学3年生の子供が1人いますが、学費はすでに準備してあります。住まいは家賃15万円の賃貸で、毎月の生活費は20万円ほどです。保険、年金はありません。【現在の資産状況】国内バランス型投資信託:90万円宝くじ付き定期預金:1,000万円1週間満期定期預金:1,000万円定期預金(10年型):360万円普通預金:230万円毎月積み立て投資信託(バランス型):5万円(計35万円)息子名義:1万円(計6万円)実家資産:1,000万円を贈与予定過去に株式投資で500万円を減らしてしまい、「もう減らすような投資はしない」と考え、定期預金をメインにしてきました。(40代後半 独身・子供1人 女性)