意外な年金の落とし穴、学生時の特例制度で老後の受取が減!?
学生納付特例の結末は3パターン
新入社員やすでに社会人2、3年目のみなさんの中には、大学生や大学院生時代に、「学生納付特例制度」を使っていた人も多いはず。「学生納付特例のその後」によって、老後の年金はもちろん、今、納める税金まで変わることをご存知ですか?
老後は「国民年金のみ」、自営業が教育費と老後に備える方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫婦ともに、夫の実家(個人商店)に勤めており、いずれ後を継ぐ予定です。夫は月収25万円、私は月収17万円(いずれも総支給額)です。2人とも国民年金のみです。子供が3人おり、小2、小1、年中です。子供は3人とも、小中高は公立の予定。大学は国公立を希望していて、自宅外通学の予定です。子供の教育費、夫婦の老後資金をどのくらい用意しておけばよいかわからず不安です。また、保険、学資などで家計は毎月苦しく、やりくりが難しい状態です。現在は、夫婦の老後資金として、国民年金、確定拠出年金(各月1万円)、商工会議所の退職共済(各月1万円)に加入しています。子供の学資保険を、長男300万円、長女200万円、次男200万円かけており、うち約400万円は払い込み済みです。世帯全体の普通預金、積み立て預金としては、約100万円あります。今後、どのように備えていけばよいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、既婚、子供3人・職業:個人商店勤め・
現在から老後まで人生のお金を管理、マネープランの作り方
ライフイベントを把握し将来に備える
新入園、新入学、就職など、春は子供に関する家計の収支が変動する季節。家計簿をつけて過去を振り返るだけでなく、家計の予算「マネープラン」を作成して未来に目を向けていくことで、戦略的に教育資金や老後資金を貯められるのが理想です。特に、出産などで将来の家計に大きな変動が見込まれる場合に、計画的にお金を準備することができます。
保険に複数加入、妊娠中に夫の収入だけで保険料支払える?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。34歳、貯金は60万円です。結婚1年目ですが、身近な将来も老後も不安です。夫は会社員で、手取り19~25万円。姑は介護施設に入所しています(本人の国民年金で賄う)。今後、妊娠・出産したら、個人事業主である私の収入がなくなり(仕事がリラクゼーションのため、妊娠中はできません)、夫の収入のみになります。結婚式や引っ越しなどでこれまでの貯金を使い果たし、もうほとんど蓄えがありません。現在、月およそ10万円ずつ貯蓄しています。子供ができた場合の教育費や、老後も不安なので、個人年金(60歳より10年間、年54万円支給)と、11年目からならいつでも解約しやすいドル建ての死亡保障200万円(10年払い、11年目より元本割れのリスク少ない。最低利率3%。月払い7,000円前後)に加入していますが、収入がなくなった時に夫の給料の範囲内で払っていけるか不安です。医療保険、死亡保障など、夫婦で月2万6,000円支払っています。車のローンは6年間あり、
アラフォー独身、老後に備えて「保険で貯蓄」は正しい選択?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。年金、養老、終身などの保険で貯金していて、手元のお金は50万円ほどしかありません。手元にどれくらい残したらよいのでしょうか。また、今後は積極的に運用をした方がいいのでしょうか。教えてください。〈相談者プロフィール〉女性、38歳、未婚職業:会社員居住形態:賃貸(一人暮らし)手取りの世帯月収:18万円毎月の支出目安:18万円
老後の不安を減らす、貯金「以外」の方法は?
「0円で生きる」著者のお金に頼りすぎない生活
『0円で生きる 小さくても豊かな経済の作り方』の著者・鶴見済さんに、前回 に引き続き、お金に依存しない新たな生き方について伺います。鶴見さんの提案する小さなアクションに秘められた、「将来の不安」を減らすヒントとは?
定年後の生き方を考えたら老後資金への備えが気になった
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。今年の秋に30年勤続のリフレッシュ休暇を取ることにしました。すでに子供2人は就職し、家計も独立しています。2年前から老後の資金を考慮して、投資信託などを始めました。現状の計画で問題がないかどうか専門家のご意見をお聞かせください。この休暇をよい機会に、定年後の仕事や生き方をじっくりと考えてみるつもりです。【現在の収入と支出額】年収は額面で1,200万円程度。妻はアルバイトで月6万円程度の収入があります。基本的な生活費は月27万円ほどです(食費、車、固定資産税、生活用品、水道光熱費、新聞通信等)。【今後の収入と予測される特別な支出】2年後の役職定年後、年収は現在の8割程度になる見込みです。定年は60歳で退職金は2,500万円、確定拠出年金が500万円程度の予定です。また、60歳まで毎月20万円を財形や投資信託にまわす計画を立てています。【保有する金融資産・貯金】財形貯蓄が500万円、投資信託200万円、持株会500万円相当を保有してい
45歳で総資産5400万、このまま早期リタイアしても大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。仕事と人間関係に悩みうつ病を発症、45歳の時に退職しました。病気が治ったら社会復帰したいと思いつつも、現状は症状が思わしくなく、このままリタイアする可能性もあります。その場合、現在の資産で今後の生活が成り立つのかが不安です。試算した限りでは、90歳まで資金が底をつくことはありませんでしたが、欠けている視点などもあるかと思い、先生のアドバイスをいただけますと幸いです。【現在の収入と支出(基本的な生活費)】収入:傷病手当金28万円、所得補償保険35万円(いずれも期間限定)。支出:基本生活費(家賃、食費等)11.5万円、国民年金1.8万円、国民健康保険1万円、住民税5,000円/年。【今後の収入変化と予測される特別な支出】・保険金の受給終了後は収入の見込なし(保有金融資産の運用益を除く)・結婚、教育費、家購入などの予定なし【退職後の収入・支出見込み】・支出は大きく変化する見込みなし。・厚生年金を70歳繰り下げ受給。年金額年220万円(
月収16万シングルマザー、子供の学費と老後資金に備えるには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する川口幸子氏がお答えします。シングルマザーで小学1年生の娘がいます。これから先、子供の教育費がかかることは想像できるのですが、「どのくらいの貯蓄が必要なのか」「中学受験と高校受験でいくら用意すればいいのか」「老後資金はどのくらい準備すればいいのか」、まったくわかりません。現在、事務職で働いています。賞与もなく、この先昇給もないため、転職を検討中です。〈相談者プロフィール〉・女性、48歳、未婚・子供1人(小1)・職業:会社員・居住形態:社宅(家賃の半額が給料から天引き)・同居家族:子供と2人暮らし・住んでいる地域:長崎県・手取り月収:16.5万円 ※毎月の養育費2万円は将来のために積立しています。・毎月の支出目安:日々いっぱいいっぱいで考えたことがありません
40歳までにしておきたいお金の準備って?
人生100年時代を生き抜くためには
教育資金や住宅ローンの返済など、なにかと出費の多い40代。老後の準備なんてまだまだ無理と、考えることを先送りしている人も多いのではないでしょうか。人生100年時代。定年を60歳と仮定すると、その先40年もの暮らしが待っています。厚生労働省が公表した「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、男女問わず賃金がピークとなるのは50~54歳。50代後半からは役職定年や関連会社への出向で収入ダウンになる人も。家計に余裕ができるまで先送りすると、老後の準備に費やす時間は10年を切ってしまいます。老後の準備は待ったなし。40歳をひとつの区切りとして、前倒しで準備できることは何か考えてみましょう。
親への仕送り月17万は高い?支出の見直しと自身の貯蓄を
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。私には72歳になる母と80歳になる父がおり、それぞれ195万円と100万円の年金収入があります。私は家を出ていますが、母宛に毎月17万円を送金しており、父が後期高齢者になった5年前から、母のみ私の扶養家族とする手続きをしました。最近は母の持病により医療費が年間20万円程度かかっていますし、母ももうすぐ後期高齢者になります。母への送金は続けるつもりですが、両親と私の健康保険料や住民税および医療費の負担などをトータルで考えた場合、このまま母を私の扶養にするのと、父の扶養に戻すのとでは、どちらが有利でしょうか? 〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、既婚、夫(40歳・会社員)、子供なし・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・住んでいる地域:兵庫県・手取りの世帯月収:夫300万円、私500万円・毎月の支出目安:住宅ローン8万円、生活費30万円、母への送金17万円・私の資産:預貯金1,100万円、株式1,0
シングルマザー34歳、将来シングルも見据えたマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。34歳のシングルマザーです。1年半前に離婚し、娘と実家へ出戻りました。家計は親とは別にしています。現在、現金で1,300万円、投信で130万円ほど所有しています。再婚できるかわからないので、この先のプランをしっかり立てていきたいと思っています。ただ、離婚前は家計管理を元夫に任せきりだったため、何から手をつけたらよいのかわかりません。〈相談者プロフィール〉・女性、34歳、未婚、子供1人(5歳・幼稚園年中)・職業:会社員・居住形態:親の家で同居・両親(無職)、娘・住んでいる地域:埼玉県・手取りの月収:給与22万円、前夫からの養育費8万円・毎月の支出目安:28万円
教育費・住宅ローン・老後資金…迫る“三重苦”の乗り越え方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。現在46歳で、2人の子供がいます。住宅ローンの返済期間はあと29年。子供の将来と自分の老後を考えて貯蓄をしたいのですが、何から手をつけたらいいのか悩んでいます。また、先日契約した生命保険1,500万円(10年契約)が適切だったのか……。判断に悩んでいます。〈相談者プロフィール〉・男性、46歳、既婚、子供2人(10歳・1歳)・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・住んでいる地域:東京都・手取りの世帯月収:58万円・毎月の支出目安:55万円
勤務先と投資先“卵を一つのカゴに盛る”持株制度のリスク
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。従業員持株制度で、株が増加して2万株になりました。売却すれば3,000万円くらいになるのですが、配当金として今のところ70万円もらえるため、定年後を見据えどのようにしておけば良いか悩んでおります。ご指導のほどお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、58歳、既婚、子供2人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・住んでいる地域:埼玉県・手取り年収:500万円・毎月の支出目安:40万円
老後の不安を解消する、不動産投資成功のポイントは?
ライフプランから考える長期の資産運用
「人生100年時代」といわれるようになり、「老後の不安を解消する方法が知りたい」「自分に合った資産運用ってどんなものだろう」と考えている人が増えています。目先の損得ではなく、長期的な視野で資産運用を考えたときに選択肢のひとつになってくるのが「不動産投資」です。しかし、不動産投資とひとくちにいってもさまざまな方法があります。今回は、ファイナンシャルプランナーの川口幸子さんと東京都心の中古マンション投資を専門とする株式会社トラストの代表取締役・名鏡龍之介さんに、ライフプラン二ングから考えた資産運用の大切さと不動産投資の有用性についてお話しいただきました。
子供3人を抱えるシングルマザー、不安な老後にどう備える?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する川口幸子氏がお答えします。40歳のシングルマザーで、3人の子供がいます。現在の収入は、手取り月13万円、ボーナス年2回×20万円、養育費月12万円です。貯蓄が1,000万円(財産分与分)ありますが、今後手取りが増える可能性はありません。今は養育費で生活できていますが、養育費が終わった後の生活から老後が心配です。子供は奨学金を借りる予定です。養育費がある間になるべく貯金に回す予定ですが、今よりそんなに増やせないと思います。貯金には手を付けるつもりはありませんが、老後資金などのアドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、40歳、バツイチ、子供3人(大学生・高3・中3)・職業:会社員・居住形態:賃貸・住んでいる地域:鳥取県・手取り年収:196万円・毎月の支出目安:20万円
夫の定年に重なる子供の大学進学、老後資金どう用意する?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。54歳の夫が今春から役職定年で、年収が3割以上減り、700万円になります。60歳が定年で、その後は1年毎に嘱託採用があります。年収240万円程度ですが、65歳までは働くつもりです。私は体調もあり、現在50歳ですが、60歳までパートで年収50万円がやっとです。子供が大学生になるのは夫が60歳の時なのですが、教育費を払いながら老後資金をどう用意し、運用したらよいものでしょうか。ちなみに、子供は高校から私立の可能性があり、大学は私立理系の可能性もあります。現在の資産は以下の通りです。・預貯金:2,300万円・株式:300万円・退職金と401K合わせて:1,000万円程度・個人年金:夫120万円×5年(60~64歳)、58万円×10年(60~69歳)預貯金ではなく、積み立てNISAなどを始めた方が良いのでしょうか? 夫が60歳以降になったときの生活費をどう運用して、用意していけば良いのか教えてください。〈相談者プ
自営業で先々の仕事が不安…資産構成を見直すポイントは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。55歳の自営業者です。同い年の公務員の妻と共働きですが、現在大学3年生の次男が卒業する頃に、妻は退職の予定です。現在の資産は、約3200万円ほどありますが、自分の仕事も先細り気味で若干将来が不安です。現在のキャピタルゲイン狙いの資産構成から、インカムゲイン狙いの資産構成へ少しずつ移していきたいと思うのですが、どのような方法が望ましいのでしょうか。NISAの活用方法も含めて教えていただけるとありがたいです。現在の資産内訳は、現預金が約3分の1、現物株が約1割、残りが投資信託です。投資信託の内訳は、国内株式45%、外国株式40%、外国債券15%です。家は持ち家ですがローンは返済済みです。よろしくお願いします。(50代後半 男性 既婚・子供2人)