はじめに
公的なサポートには何があるのか?
代表的な公的サポートには、ケアマネジャー、医療機関のソーシャルワーカー、成年後見制度があります。それぞれ日常生活や入院、退院後の生活、お金の管理、終末期の医療、死後事務など、状況に応じてサポートしてくれるとても頼りがいのあるサービスです。しかし、老後の間、一貫して利用できるわけではありません。
一方で、民間には「身元保証サービス」があります。このサービスは、日常生活のサポートから入院などの手続き、死後事務までを行ってくれますが、費用がそれなりにかかります。まだ登場したばかりのサービスで、監督官庁がハッキリしておらず、法整備もできていません。そのためトラブルがあったというニュースもあります。
現状では、公的なサポートを活用しながら、必要に応じて民間のサービスを利用していく必要があります。
これから、どんどん高齢者が増えていきますし、誰でもいつかは高齢者になります。頼れる存在が身近にいるかどうかで、心の負担も生活のしやすさも大きく変わってきます。だからこそ、できるだけ人とのコミュニケーションを大切にして、相談できる人を周りに作っておくことがとても重要なのです。
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