はじめに
※ここでは、東京都在住の一家で、高校生の保護者が父母2人例で示しています。
※詳細は、「私立高等学校等奨学給付金事業(東京都私学財団HP)」にてご確認ください。
準備ができたら、スマホで申請
「住民票」と父母の「課税証明書(または非課税証明書)」の準備ができたら、「私立高等学校等奨学給付金事業(東京都私学財団HP)」の、オレンジ色の「申請受付サイト」ボタンから申請しましょう。
1. メールアドレスでログイン
<初めての申請(高1生など)の場合>
メールアドレスを登録します。メールに届いた認証コードを入れると、メールアドレスがユーザIDになります。届いたメールからパスワードを設定します。パスワードは忘れないように、メモをしておきましょう。
<2回目の申請(高2、高3生のほか、すでにきょうだいで申請したことがある家庭)の場合>
メールアドレスでログインパスワードを入力し、メールに届いた認証コードでログインできます(パスワードがわからなくなった場合は、ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」からパスワード変更が可能です)。
2. ガイドに従って入力
高校名、学年、入学年月、生徒氏名、生年月日、保護者氏名、住所、日中の連絡先(携帯電話など)を、ガイドに従って入力していきします。
※過去にオンライン経験があれば、子どもの氏名等が表示されます。間違いがないかをチェックしましょう。
●入学年月は、一般的には高3生は2023年4月、高2生は2024年4月、高1生は2025年4月です。
「都外在住」(生徒のみ)」という質問が、わかりにくいと思います。「在住している」「在住していない」で、一瞬戸惑ってしまうかと思うので要注意です。
・子どもが都民(東京都在住)→右の「在住していない(=「都外在住ではない」という意味)」を選びましょう。
・子どもが東京都外に住んでいれば→左の「在住している」を選びましょう。
わかりにくかったため、問い合わせたところ、都内在住(都民)なのに、左の「在住している(=都外に住んでいる)」で申請した場合でも、住民票を添付していれば、基本的には都内在住だと見なされるので大丈夫とのことでした。もし何か不具合があればメールや電話で問い合わせがくると思います、とのことでした。
3. 振込先の金融機関(銀行、本支店名、口座番号、名義)を入力
ここでは、銀行名や本支店名を入力せず、キャッシュカードに書いてある銀行コードや店番号を入力するとスムーズです。口座名義人のフリガナは、半角カタカナ(姓名の間のスペースも)なので要注意です。
このタイミングで、世帯年収が高い場合などの条件により、「奨学給付金の給付対象ではありません」と出てきます。(所得要件のある、東京都の助成の奨学給付金は対象外だった、という意味です)。「給付対象ではない」と残念に思って、慌てて画面を閉じないように注意です。「一時保存」を押した上で、「次へ」を押しましょう。
4. 住民票、課税証明書(または非課税証明書)をアップロード
「画像を追加」を押し、すでに撮影済みなら写真をアップロード、まだであれば「写真を撮る」で撮影して、アップロードします。
課税証明書(または非課税証明書)は、父母2人の書類をアップロードする場合、アップする場所が1つで、「画像を追加」の緑色ボタンも一つだけです。一人分をアップしたら、焦ることなく再び同じ「画像を追加」ボタンを押せばOK。2枚目をアップします(写真が2つ、並んで掲載されます)。
5. 「通帳」と「学生証」をアップロード
振込口座の通帳(または銀行名、支店名、口座種別、口座番号、口座名義人のカタカナがわかるもの)と、学生証など(学校名と生徒名が一枚で確認できるもの)の画像2枚をアップロードします。
ここでは、2つの画像のアップロードが必要ですが、アップロードする場所は「画像を追加」の緑色ボタン一つだけです。ここでも焦らず、同じボタンを1回ずつ押してアップロードしましょう。
写真を撮っていなくても「画像を追加」ボタンを押すと「写真ライブラリ」「写真を撮る」「ファイルを選択」から選べますので、この段階で撮影しても大丈夫です。
6. 最終確認
入力内容の確認です。確認が終わったら「次へ」を押し、メールアドレスなどを確認していき、確認内容に問題なければ「次へ」を押しながら進みます。
途中で「あなたは奨学給付金の給付対象ではありません」と、世帯年収によっては出る場合がありますが、ここでも気にせずに「次へ」を押して進みましょう。
最後に、登録画像に問題がないかを確認してから「登録」を押して、終了です。
登録したメールアドレスに、その旨が来ているかをチェックしましょう。審査が終わったら、またメールが届くとのことです。
「もらえるお金」は、基本的にはしっかり申請しないともらえない仕組みになっています。手続きには少々手間がかかりますが、余裕をもって申請をしてもらい損ねることのないようにしましょう。締め切りは7月31日(木)までです。
今回お伝えした流れの「★要注意ポイント!」を押さえてから進めていただくと、スムーズかと思います!
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