はじめに

ふるさと納税、ポイントが欲しいなら9月末までに!

ふるさと納税によってポイントが得られなくなったとしても、ふるさと納税をしたほうがよいことに変わりありません。

ふるさと納税はあくまで「納税」であって「節税」の制度ではありません。税金を寄付の形で先払いしているだけであって、税金が節約になっているわけではありません。しかし、各自治体の返礼品を自己負担2000円でもらうことができるので、結果として返礼品の分だけお得になります。

ふるさと納税の返礼品の還元率は最大30%ですので、たとえば5万円ふるさと納税をすれば1万5000円の返礼品が自己負担2000円でもらえることになります。したがって、たとえあまりお金に余裕がない人でも、ふるさと納税をやったほうがよいといえます。

返礼品の人気商品は各地名産の肉や魚といった食品ですが、ティッシュペーパーや水といった日用品もありますので、普段使うものをふるさと納税でもらえば、生活費の節約にもつながります。

「そうはいってもポイントがもらえるならば欲しい!」というのであれば、9月末までにふるさと納税をしてしまいましょう。そうすれば、ふるさと納税ポータルサイトのポイント還元が受けられます。

ふるさと納税ポータルサイト各社では、大規模なポイント還元のキャンペーンが展開されています。本稿執筆時点(2025年8月25日)の主なふるさと納税のキャンペーン(またはふるさと納税でも利用できる主なキャンペーン)には、次のものがあります。

なお、2025年9月にもさまざまなキャンペーンが行われるとみられますが、本稿執筆時点では公開されていないことが多いようです。また、キャンペーン利用に際してエントリーが必要になる場合があります。詳しくは各社のウェブサイトをご確認ください。

●楽天ふるさと納税(楽天ポイント)
・SPU(スーパーポイントアッププログラム)
楽天のグループサービスの利用状況に応じてポイント最大18倍。ふるさと納税もポイントアップの対象。
・お買い物マラソン
購入店舗数に応じてポイント倍率が最大10倍にアップ。
・5と0のつく日
5日・10日・15日・20日・25日・30日に買い物でポイント倍率最大4倍。
・楽天カード利用で楽天ふるさと納税ポイント6倍
対象ショップでのふるさと納税がポイント6倍に。5と0のつく日は7倍

●さとふる(さとふるコイン)
・2025年8月さとふるサマーフェスタ第3弾
3と8のつく日に最大7%+8月23日・31日に所定の決済で最大15%還元。
・超さとふるジャンボ
抽選で最大1000%還元または最大1%還元のどちらかが必ず当たる。

●ふるさとチョイス
※「決済サービスのキャンペーン」として紹介あり
・JTBトラベルギフト10万円分が抽選で当たる!Amazon Payキャンペーン
Amazon Payで1万円以上の寄付をすると抽選でJTBトラベルギフト10万円分が当たる(9月23日まで)。

●ふるなび(ふるなびコイン)
・ふるなびジャンボ
1等最大80%還元〜5等1%還元までのどれかが必ず当たる。
・得トクキャンペーン
決済方法や寄付先などの条件を満たすと最大11%還元。
・コイン増量キャンペーン
9%還元、はじめて寄付する人は上限1万コイン、2回目以降の人は上限6000コイン。

●ヤフーのふるさと納税(PayPayポイント)
・ふるさと納税キャンペーン
対象ストアでの寄付で最大10%還元(9月1日〜30日)
・Yahoo!ふるさと納税ジャンボ
初めての寄付で最大20%+抽選で最大80%付与(9月1日〜30日)

普通に寄付しても10%、20%と還元が得られるだけでなく、抽選などがうまく当たればさらにポイントの上乗せが狙えます。

なお、ふるさと納税では「寄附金控除」を利用することで自己負担額2000円を超える金額を所得税・住民税から控除できます。自己負担額が2000円になる金額には上限額があり、年収や家族構成により異なります。

<ふるさと納税の上限額の目安>

(株)Money&You作成

年の途中で退職するなどして、年収が下がった場合、実質2000円でふるさと納税できる金額が減ってしまうので要注意です。「去年と同じくらいだろう」などと、あまり考えずに寄付していると、上限をオーバーしてしまう可能性があります。上限をオーバーしてもふるさと納税自体はできますが、自己負担が増えてしまうので注意しましょう。

ふるさと納税におすすめの時期は?

2025年に関しては、9月末までにふるさと納税した方がベターです。しかし、来年以降はふるさと納税の時期を見直してみることをおすすめします。

ふるさと納税の時期としておすすめなのは、「欲しい返礼品が手に入るタイミング」です。ふるさと納税の返礼品の中には、季節限定のものや旬のものが結構あります。春夏秋冬、その時期の季節の品を申し込むことで、返礼品の満足度もアップします。なにより、ふるさと納税をする時期を分散すると、返礼品が届く時期も分散できますので、返礼品を無駄にしてしまうことも減らせます。

ふるさと納税は税金の控除があるとはいえ、先にお金を支払う必要があります。9月末でも、あるいは12月末でも同じですが、一度にふるさと納税の上限額までクレジットカード払いで寄付をすると、翌月の出費がかさんでしまいます。ふるさと納税をする時期を分散しておけば、家計に無理をかけずに取り組めるでしょう。

ポイントが欲しいのであれば「2025年は9月末までにふるさと納税」ですが、2026年以後は春夏秋冬、3か月に1回行うなど、分散ふるさと納税のルールを作って、楽しみながら取り組むことをおすすめします。

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