はじめに
三井住友カードが2025年9月16日(火)から大幅に進化しました。年会費無料とは思えないほどの特典拡充で、日常生活における「お得体験」がさらに広がっています。カードをこれまで愛用してきたユーザーにとっても、これから作る人にとっても見逃せない改定です。
本記事では、その具体的な内容や注意点を整理しながら、どうすれば最大20%還元に近付けるのかを詳しく解説します。
モバイルオーダーも高還元の対象に
これまで三井住友カードの「対象コンビニ・飲食店で最大20%還元」の特典は、基本的にスマホのタッチ決済のみが対象でした。便利なモバイルオーダーを利用すると高還元が受けられない状況が続いていたため、不満に思っていた方も多かったはずです。
今回の改定によって、ついにマクドナルドやモスバーガー、ケンタッキー、吉野家、すき家などのモバイルオーダー利用でも7%~最大20%の還元が受けられるようになりました。加えて、スターバックスが新たに対象となった点は非常に大きなトピックです。Apple Payを利用したモバイルオーダーに限られますが、スタバの利用で高還元を得られるのは初の試みであり、日常的にカフェを利用する方には朗報といえるでしょう。
従来からの店頭レジでのスマホのタッチ決済による7%~最大20%還元の対象店は以下の通りです。
セイコーマート、セブン-イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン、マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、吉野家、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店、すき家、はま寿司、ココス、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、かっぱ寿司。
これだけの業種・店舗で高還元を享受できるクレジットカードが年会費無料として提供されている点は破格といえるでしょう。ただし、商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗がある点には注意が必要です。
Androidユーザーにも大きな改善
従来、Androidユーザーは「Google Pay×Mastercardタッチ決済」が三井住友カードでは対応していなかったため、スマホ決済による高還元を受けられませんでした。しかし、今回のモバイルオーダー対象拡大により、Mastercardブランドでもモバイルオーダーを利用すれば高還元を享受可能に。Androidユーザーにとっては待望の改善であり、利用シーンの幅が広がります。
注意点も忘れずに確認
一方で、良いニュースばかりではありません。2025年12月1日以降、従来存在した一部特典が終了する点には注意が必要です。具体的には以下の特典の終了が発表されています。
・プラスチックカードを用いた店頭タッチ決済での1.5%還元
・プラスチックカードのタッチ決済や、タッチ決済以外の決済方法による一部還元上乗せ
・USJでのプラスチックカードタッチ決済による1.5%還元
つまり、スマホのタッチ決済とモバイルオーダー以外では特典の上乗せが得られなくなります。