はじめに
競合ファンドは?
ファイブスター投信投資顧問は、2025年5月7日に「資本効率向上ファンド(愛称:TOBハンター)」を設定し、運用を開始しています。
同ファンドは、親子上場解消などを背景に、他社からのTOB(買収)の可能性が高い銘柄を主な投資対象とする点が特徴です。10月16日現在の純資産額は44億円、基準価格は11978円と順調に推移しています。「fundnoteTOB企業価値ジャッジファンド」が少ない銘柄に集中投資するのに対し、「資本効率向上ファンド(愛称:TOBハンター)」は9月末時点で保有銘柄が200と幅広い分散投資を行っています。
保有銘柄比率上位はジャパンエンジンコーポレーション、住友ファーマ、JMDC、日本ドライケミカル、KADOKAWA、ハピネット、ブレインパッド、ダイハツインフィニアース、三井海洋開発、トレンドマイクロが並びます。同社は、会社の動画や、毎週金曜日にレギュラー出演している「Every Stock NEWS」で詳細な解説を行っています。
資本効率改善などを目的に、上場企業の間で親子関係や持ち分法適用関係を見直す動きが活発化する中で、TOBやMBOなどといったコーポレートアクションが今後も期待されています。こうした複雑な投資機会を捉えるための商品として、これらのファンドの活用も検討するといいでしょう。
投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]