はじめに
「出口」を見据えた再設計「WPP理論」
では、最後に稼ぐ年代から余生を味わう年代までの、資産形成と資産取り崩しについて考えていきます。
WPP理論という考え方はご存知でしょうか。
・P (Private pensions): 私的年金・企業年金でつなぐ
・P (Public pensions): 公的年金を繰り下げて受給する
この順序で資金計画を立て、老後資金を盤石なものにするという考え方です。終身で受け取れる公的年金を繰り下げ受給して、長生きリスクをカバーするという考え方ですが、公的年金以外の積み上げが功を奏す理論ともなります。
一方で、最近では公的年金を早くから受け取り、投資に回すという考え方もあります。いずれにしても、出口は60代以降の資産がベースとなるため、遅くとも50代には出口設計をしていくようにしましょう。
これまでの日本人のロールモデルは「教育→仕事→引退」という3ステージ型でした。しかしこれからは、学び直しやダウンシフト、社会貢献など、多様なステージを行き来するマルチステージへと変化します。
人生100年時代に突入した私たちは、「長く働ける健康を維持しよう」 「時間を味方に資産を育てよう」 「年金制度を賢く利用しよう」 という具体的な行動に落とし込むことで、漠然とした不安は解消します。
長寿というギフトを、本当の意味で楽しむ準備を、今日から始めてみませんか。
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