はじめに
それでも「投資信託が怖い」という気持ちは間違っていない
ここまで読むと、「やっぱり投資信託しかないの?」という不安がよぎるかもしれません。しかし、私は声を大にして伝えたいのです。
投資が怖いのは、当たり前です。
株価が下がるかもしれない、暴落したらどうしよう。こうした不安は、多くの人が共通して抱えるものです。だからこそ、iDeCoは“ゼロか100か”の選択ではないと思うのです。
・慣れてきたら債券型を少しだけ追加
・その後、投資信託の比率をゆっくり上げる
こんなふうに、あなたのペースでステップアップできる仕組みなのです。
iDeCoの本当の主役は「節税効果」
見落とされがちですが、iDeCoの最大の利点は“運用益”ではありません。本当の主役は、掛金が全額所得控除になることです。
たとえば月2万円、年間24万円積み立てた場合、年収500万円の人なら、年間約4.8万円の税金が戻ります。30年間では 144万円 です。定期預金の利息63万円よりはるかに大きい金額になるのです。
大切なのは、「いまの自分」に合ったバランスを見つけること
投資初心者にとって最も大事なのは、最初から完璧を目指さないことです。
iDeCoは途中で運用割合を変えられます。これは大きな安心材料です。最初の一歩は定期預金100%で構いません。制度に慣れ、情報が整理できてきたら、10%だけ投資信託を入れてみる。さらに時間が経って「もう少しリスクを取れるかも」と感じたら比率を増やしていく。このように階段を上がるようにリスク許容度を育てていけばいいのです。
長期の資産形成では、“最初から攻める”必要はまったくありません。むしろゆっくり育てるほうが結果的に安定します。
未来を守るために必要なのは、「理解して選ぶ」という姿勢
定期預金が悪いわけではありません。投資信託が絶対の正解というわけでもありません。本当に大切なのは、自分がなぜその選択をしているのかを理解すること。そして、人生が変われば運用も変えることができます。
今日この記事を読んで、「いまの選択は未来の自分にとってベストだろうか」と立ち止まって考えていただけるきっかけになればと幸いです。
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