iDeCoの入替ファンドは、必ずしも運用成績が優れているわけではない? 「除外・入替」に潜む落とし穴
「35本ルール」の弊害
iDeCoや企業型確定拠出年金は、運営管理機関が加入者に提示する運用商品の数を「3本以上35本以下に収めなければならない」という35本ルールが存在しています。あまりにも本数が多いと選べなくなることが理由ですが、それに際して行われる除外・入替については、注意が必要です。
【3.6万人調査】確定拠出年金の「掛金上限」を知らない人が過半数? 調査で見えた「意外な事実」
制度改正前に限度額と掛金額の確認を
確定拠出年金(DC)制度の根幹をなすのは「掛金」です。毎月いくら拠出するかによって、将来の資産形成は大きく左右されます。しかし、「確定拠出年金3万6000人調査」の結果からは、意外な実態が浮き彫りになりました。前回記事:3.6万人調査で判明「分散投資」のつもりがリスク増? 確定拠出年金で多くの人が陥る“重複”の落とし穴
転職で企業型DCが「ない会社」へ行く人は要注意! 大切な年金を放置して損をしないための対策
法改正で放置ペナルティがさらに重くなる?
数カ月にわたる転職活動を終え、いよいよ新しい職場でのスタート。期待に胸を膨らませる一方で、退職・入社に伴う膨大な書類手続きに追われている方も多いのではないでしょうか。健康保険、雇用保険、住民税……。次々と手渡される書類の山を片付けるなかで、最も後回しにされがちで、かつ「放置すると確実に損をする」項目があります。それが、前の会社で積み立ててきた「企業型確定拠出年金(企業型DC)」の手続きです。特に、転職先に企業型DCの制度がない場合、これまで蓄えてきた大切な年金資産は、あなた自身の手で「次の場所」へ動かさなくてはなりません。「忙しいから落ち着いてからでいいか」と放置していると、あなたの資産は「自動移換」という名の凍結状態に陥り、手数料だけで数千円単位の目減りを始めてしまいます。2026年4月には制度改正が予定されており、手続きを怠っている人へのペナルティが実質的に強化される見込みです。本記事では、企業型DCがある会社から「ない会社」へ転職する人が直面するリスクと、2026年改正で変わる手数料のルールを徹底解説。大切な年金資産を“置き去り”にせず、将来の自分へしっかり引き継いでいきましょう
【2026年改正】iDeCoと企業型DCはどう変わる? 会社員が「損をしない」ために確認すべき3つのこと
制度改正をチャンスに変えるために
「企業型DCとiDeCoが2026年に改正されます」と聞いても、自分にどんな影響があるのか、何を見直せばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、会社員が損しないために押さえておきたい「3つの確認ポイント」を入り口に、自分に必要な対応を整理していきましょう。
「会社員は節税できない」は勘違い? 手取りを増やすために知っておきたい控除とiDeCoの活用法
みなし経費の仕組み
非課税制度としてNISAやiDeCoへの関心が高まっていますが、ふるさと納税や個人年金保険でも同様の節税効果が得られると思っている方も少なくありません。今回は会社員の節税を整理し解説します。
確定拠出年金で「商品除外」の通知が届いたら? 配分変更で損をしないための商品選び
未指図資産を防ぐコツ
確定拠出年金においては「商品の入れ替え」によって、運用が一時的に継続できなくなる場合があります。これは、企業型DCにおいても、iDeCoにおいても同様です。適切な対応をしなければ、不利益を被る可能性もあるので、注意が必要です。
確定拠出年金(DC)で人気の投資信託は? データで判明した、リアルな運用実態
運用商品を見直す人は少数派
制度導入25年目を迎えるタイミングで実施した「確定拠出年金(DC)3万6,000人調査」。今回は、DC加入者が「どのような投資信託を選んでいるのか」、そして「どのくらいの頻度で運用先を変更しているのか」という運用の実態を報告します。※本稿の図表は、調査回答者のうちDCで投資信託を保有している2,853人を対象に集計しています。前回記事:確定拠出年金3.6万人調査:運用満足度を高める要因とは?「長期継続」と「企業規模」から見る好調の背景
SBI証券の「iDeCo」加入者は要注意! 人気ファンド「ひふみ年金」など11商品が除外へ
商品見直しの背景
SBI証券がiDeCoの商品見直しを予定しています。今回は、「2026年12月に予定されている『iDeCo制度改正』に向けて、お客さまの長期的な資産形成にふさわしい商品ラインナップへの見直しが必要」と発表されたその内容を紹介します。
金利が上昇している今、iDeCoで「定期預金」を選ぶのは“あり”?
「安全」が「リスク」に変わる理由
iDeCoを始めようと考えたとき、多くの人が「投資は怖い」と不安に感じるでしょう。長期間にわたって積み立てる制度だからこそ、「選び方を間違えたらどうしよう」「減ったら取り返せないのでは」と考えると、一歩が重くなるのも無理はありません。そんな中、ここ最近は「金利が上昇している」というニュースを耳にする機会が増えました。長く低金利が続いてきた日本で、預金金利がようやく動き始めたことで、「iDeCoも定期預金を選んでおけば安全に増やせるのでは?」と感じている人も多いのではないでしょうか。たしかに、足元の定期預金の金利は、数年前と比べると大きく改善しています。しかし、「金利が上がったから定期預金で安心」と判断してしまう前に、知っておいてほしい視点があります。この記事では、金利上昇局面においてiDeCoで定期預金を選ぶことは本当に“あり”なのか、その判断で見落としがちなポイントについて、FPの立場から解説します。
iDeCoは利益がゼロでも税金はかかる? 注意したい受取時の課税の仕組み
拠出時の税制優遇と出口での課税
税制優遇制度として認知度が高まるiDeCoですが、やはり受取時の課税の仕組みについては相当の注意喚起が必要であると感じています。今回は、確定拠出年金を中心に四半世紀活動しているファイナンシャルプランナーとして改めて注意点をまとめます。
楽天証券iDeCoが9本のファンドを除外、拒否の意思表示期限は年内まで
除外・入替の問題点とは?
楽天証券が運営管理機関となっている、楽天証券iDeCoの運用商品入替の時期が迫っています。今回、除外対象となっているファンドの本数は9本。除外対象ファンドを保有もしくは掛金拠出をしている加入者には、10月下旬から順次、除外に関する通知がメール等で届いているはずです。除外に同意できない場合は、「運用商品除外に関する回答書」で、その意思表示をする必要があります。
確定拠出年金3.6万人調査:運用満足度を高める要因とは?「長期継続」と「企業規模」から見る好調の背景
DC運用実感と属性の差
制度導入25年目となる本年に実施した「確定拠出年金3万6,000人調査」について、今回からテーマを分けて紹介していきます。最初のテーマは「確定拠出年金(DC)の運用はうまくいっているか?」です。前回記事:「確定拠出年金」を老後資金と見なしていない人は多い?― 3万6,000人調査でわかったDCの現在地
「確定拠出年金」を老後資金と見なしていない人は多い?― 3万6,000人調査でわかったDCの現在地
老後資金の財源として考えているものとは?
2001年にスタートした確定拠出年金(DC)は、2025年10月で25年目に入りました。2026年以降には、拠出限度額の引き上げやマッチング拠出の規制緩和など、大きな制度改正も控えています。この節目にDC制度の現在地を確認するため、3万6,000人を対象に意識調査を行いました。今回から数回にわたり、その調査で見えてきた「DCのいま」をお伝えしていきます。
2027年の法改正で「iDeCo+」が大きく変わる! 拠出可能額は企業型DC並に
企業型DCは中小企業に広がっていない?
退職金制度の有無は、人材確保において重要な判断材料となり、中小企業でも制度整備を検討する動きが広がっています。しかし、「費用負担が重い」「制度設計が難しい」という理由から導入に踏み切れない企業も少なくありません。今回は、制度改正によりメリットが拡大する「中小事業主掛金納付制度(iDeCo+)」を、コストを抑えながら導入できる中小企業向けの退職金制度として紹介します。
株式市場が好調な今、利益確定しなくていい? iDeCoで覚えておきたい「スイッチング」と「配分変更」の活用法
リスクの取り方を見直す良い機会
投資とは不思議なもので、利益が出たら出たで「そろそろ下がるかもしれないのでは」という不安に駆られてしまう方も少なくありません。今回は、iDeCoの運用時に覚えておきたい利益との向き合い方について考えていきたいと思います。
iDeCoや企業型DCが「わかりにくい」のはなぜ? 残された課題「受取時ルールの不透明さ」とは
制度変更の歴史を振り返る
2001年10月に導入された確定拠出年金制度は、2025年10月で25年目を迎えました。当初に比べると、制度の拡大は注目に値するものですが、「わかりにくい」との意見も多いようです。今回は確定拠出年金の四半世紀を振り返ってみます。
楽天証券、iDeCoの商品入替が再度発表に 除外商品の選考基準とは?
採用された商品の選定基準はクリアではない?
楽天証券がiDeCoの商品除外に関するお知らせを再度発表しました。この発表は、長期投資を行う上で大切なことはなにかを学ぶ、絶好の機会です。iDeCoの加入者も、そうでない方もぜひ参考にしていただければと思います。参考記事:楽天証券でiDeCoを利用している方は要注意! 9本の投資信託が除外でどうなる?楽天証券iDeCoの商品除外を延期に これからとるべき行動は?
iDeCoの節税効果消滅に気が付かない事態も…2025年は節税シミュレーションに要注意!
令和7年の税制改正に対応していないサイトも
iDeCoは掛金が全額所得控除となるため、節税を目的のひとつとして挙げられることも多いのですが、実際の節税効果はその方の所得によって異なります。そのためシミュレーションサイトなどを利用することも多いかと思いますが、2025年の税制改正に対応していないところもあるため、利用する場合は注意が必要です。