はじめに

1月26日週は日米欧で半導体企業の好決算が目立ちました。こうした背景からSOX指数が過去最高値を更新しました。

SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)とは、米国のフィラデルフィア証券取引所が算出・公表する、半導体の設計、製造、流通、販売を行う主要企業30銘柄で構成された株価指数です。エヌビディア、インテル、AMD、クアルコム、TSMC、ASMLなど世界的な半導体メーカーで構成されています。


日本勢も好調、アドバンテストは3度目の上方修正

ここで、先週公表された、好決算の半導体企業を見てみましょう。まず、日本企業からアドバンテスト(6857)を見てみましょう。半導体製造の「後工程」、特にテスター(検査装置)分野で世界トップクラスのシェアを誇る企業で、エヌビディアの高性能チップの開発・量産にテスターが採用されています。

1月28日の決算発表で、2026年3月期第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比110%増の3460億円に急拡大し、通期の業績も上方修正しました。AI半導体向けに高性能な検査装置の販売が好調でした。なお、今期の上方修正は3度目となります。決算を受け外資系の少なくとも4つの調査機関が目標株価を3万円台に引き上げました。同社株は先週8.39%上昇しています。

続いてディスコ(6146)です。1937年に広島県呉市で、工業用砥石の製造・販売を行う「第一製砥所」として創業しました。現在は、半導体ウェーハの切断・研削工程で高いシェアを誇り、半導体製造における基幹プロセスを支えています。世界シェア70~80%を誇ると言われています。

1月21日に発表された、2026年3月期第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比9.7%増の1262億円です。配当は24円増配し437円です。AI半導体向けにハイスペックの製造装置販売が好調に推移しています。この決算を受け、翌日はストップ高まで買われましたが、週後半に反落しています。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]