はじめに

株価反転の可能性は?

業績が、引き続き拡大傾向を示すなら、いずれ株価は反転してもおかしくありません。まずは、韓国事業の利益の推移を決算ごとに確認すること。じつは、第3四半期だけ(韓国における7-9月)をとりあげれば、利益は前年比で増益となっています。このまま回復が続くかどうか注視します。ちなみドルに対してウォン安が進行すれば利益にはネガティブとなりますが、為替による一過性影響を極小化させるための管理体制の強化についても善処中のようです。

次に、ダウンジャケットの一本足打法からの脱却の道筋が見えてくるかどうか。じつはこれに関しては、よい傾向がすでに見えつつあります。第二四半期の決算説明会の質疑応答には「吸汗速乾や遮熱などの酷暑に対応できる機能性製品が好調であった。加えて9月以降は、汎用性の高い定番のウィンドブレーカーを中心に好調に推移している」とあります。また、第三四半期の決算説明会では、新たな定番商品の開発に関しても前向きな発言をしています。

そして、もっとも株価を押し上げるエンジンになりそうなのは、株主還元強化だと思います。同社は自己資本比率71.6%と非常に高く、利益剰余金が積み上がっています。2025年10月には1:3の株式分割を実施し、中間株主優待制度の新設も行なっています。しかしまだまだ金庫に眠っているだけのお金はありそうです。増配などのニュースがあれば、株価反転のきっかけになると期待しています。

ほかのスポーツ会社に大きく遅れを取っているだけに、株価トレンドが上昇へ転じれば、伸び代はかなり大きいのではないでしょうか? こまめな決算チェックで同社の変化にいち早く気づきたいものです。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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