はじめに

コンビニで買い物をする機会が多いなら「Oliveフレキシブルペイ」を使わない手はありません。セブン-イレブン・ローソン・ミニストップといった対象のコンビニや飲食店で、最大20%ものポイント還元を受けることができるからです。

今回は、Oliveのサービスを確認したうえで、コンビニの決済をすべてOliveにしたら1年間でどれだけ得をするのか紹介します。


そもそもOliveとは?

三井住友銀行の「Olive(オリーブ)」は、さまざまなお金のサービスを1つのスマホアプリで管理できる便利な金融サービスです。スマホの銀行口座として使えて、クレジットカードやデビットカードなどの決済、証券や保険などのサービスをアプリ1つにまとめることができます。本稿執筆時点(2026年2月17日)でアカウント数は700万を突破。多くの人が活用しています。

Oliveアカウントを開設すると発行されるのが「Oliveフレキシブルペイ」というクレジットカードです。Oliveフレキシブルペイのクレジットカードには、「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3種類があります。

Oliveフレキシブルペイの3種類のクレジットカードの主な仕様

(株)Money&You作成

Oliveフレキシブルペイを利用して支払うときには、スマホアプリで支払いモードを「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」などと切り替えることで、決済方法を簡単に変更できます。

なお、2026年5月には「Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード」のさらに上位のカードとなる「Olive Infinite」がリリースされる予定です。

Oliveで最大20%ポイント還元を実現する方法

Oliveを利用して買い物をすると、毎月の支払い金額の合計200円(税込)ごとに1ポイント(プラチナプリファードは2ポイント)のVポイントが貯まります。基本還元率は0.5%(プラチナプリファードは1%)です。

しかし、Oliveを対象のコンビニ・飲食店で利用した場合は、さまざまな特典を組み合わせることで還元率を最大20%まで高めることができます。

主な対象のコンビニ・飲食店は、次のとおりです。

★店頭での支払いが還元率アップの対象になる主な店舗
【コンビニ】
セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ポプラ
【ファストフード】
マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン、吉野家、すき家
【ファミレス】
サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、はま寿司、ココス、夢庵、かっぱ寿司
【カフェ】
ドトール、エクセルシオールカフェ

★モバイルオーダーが還元率アップの対象になる店舗
【ファストフード】
マクドナルド、すき家、モスバーガー、吉野家、ケンタッキーフライドチキン
【カフェ】
スターバックスコーヒー

※一部対象外店舗あり

コンビニにも飲食店にも、全国展開の大手チェーンが多数あることがわかります。それだけ高い還元率で買い物をできる機会が多いということですね。最近増えてきたモバイルオーダーで還元率をアップできる店舗もあります。

次の特典を活用することで、これらのコンビニ・飲食店でのポイントの還元率をアップできます。

(1)対象のコンビニ・飲食店で最大8%ポイント還元

対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダーをすることで、利用金額200円(税込)につき最大8%ポイント還元(基本還元率含む)を受けることができます。

スマホでのタッチ決済をした場合、一般・ゴールドでは「基本還元率0.5%+7.5%」で8%、プラチナプリファードでは「基本還元率1%+7%」で8%になります。(なお、プラチナプリファードは「リワードアップ プラチナプリファード」としてポイント加算の対象となります。)つまり、どのOliveフレキシブルペイでも8%にできます。ただし、Oliveフレキシブルペイを利用しても、「クレジットモード」以外の支払いやカード現物での取引は対象外。(Olive フレキシブルペイ デビットモードでのお支払いの場合、「基本還元率+1.0%」)スマホアプリの設定を確認して間違えないようにしましょう。

セブン-イレブンの場合、セブン-イレブンアプリの提示とOliveのスマホのタッチ決済で還元率が最大11%にアップします。具体的な条件は、以下のとおりです。

・セブン-イレブンアプリの会員コード提示:0.5%※
・Oliveフレキシブルペイの「クレジットモード」でスマホのタッチ決済:10.5%
※還元される「セブンマイル」を「Vポイント」に交換した場合の還元率

(2)家族を登録していると最大+5%

対象カードを持っている2親等以内の家族を1人登録するごとに、対象のコンビニ・飲食店での利用時の還元率が1%アップします。最大で+5%できます(登録は最大9人まで可能ですが、還元率は最大+5%。家族カード会員は当サービスに登録できませんが、本会員がサービスを利用している場合は同じ還元率が適用されます。)。

2親等というと、自分と配偶者の両親と祖父母、兄弟姉妹、子、孫(それぞれ、配偶者も含む)が該当します。登録している家族同士でVポイントを分け合うこともできます。なお、対象の家族と同居していない場合でも家族登録をすることはできます。

(3)Vポイントアッププログラムで最大+7%

Vポイントアッププログラムは、対象のコンビニ・飲食店利用時のポイント還元率が対象サービスの利用状況によってアップするサービスです。対象サービスは次のとおりです。

Vポイントアッププログラムのポイント還元率アップ条件(2026年3月時点)

(株)Money&You作成

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コンビニの決済をすべてOliveにしたら1年間でどれだけ得する?

Oliveフレキシブルペイをコンビニで利用した場合の還元率は最大20%にできます。

ただ、還元率20%をすべての人が達成できるわけではありません。「対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダー」は問題ありませんが、「家族登録」は、家族に該当する人が少なかったりいなかったりすれば達成できません。「Vポイントアッププログラム」も、最大+7%を達成するにはさまざまなサービスを併用しなければなりません。

そこで、ここでは比較的達成しやすいと考えられる以下の条件でシミュレーションしてみます。

・対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダー:8%
・家族登録(1人):1%
・Vポイントアッププログラム
 円預金500万円:1%
 選べる特典:1%
合計還元率→11%

「還元率11%」が達成できたとして、標準的なクレジットカードを利用した場合(還元率0.5%)・Oliveの「対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダー」のみ達成した場合(還元率8%)と得られるポイント数を比較しました。

話をわかりやすくするために、総務省「家計調査」(2025年)の単身世帯・二人以上世帯の1か月(1年間)の食費に絞りました。「そこまで食費を使わない」「日用品や文房具、本などを買う」といったこともあるかと思いますが、あくまで参考までにご覧ください。

獲得できるポイントの差は?

(株)Money&You作成

結果は一目瞭然で、還元率0.5%と11%では、獲得できるポイントは22倍違うことになります。1年間の二人以上世帯の獲得ポイント数は還元率0.5%が5376ポイントなのに対し、11%だと11万8464ポイント。Oliveを利用して条件を満たすだけで10万ポイント以上もお得にできる計算です。

「対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済またはモバイルオーダー」の条件しか達成できない場合でも、8%のポイント還元が受けられますので、二人以上世帯で年間8万ポイント以上もお得にできます。

単身世帯でも、11%のポイント還元が受けられれば一般のカードより年5万ポイント以上も多くもらえる計算。8%だったとしても年4万ポイントの差がつきます。

対象のコンビニで現金払いをしたり、還元率の低い手段で決済したりしているなら、年間でこの数万ポイントを無駄にしているということになります。

普段のコンビニでよく買い物をするならば、決済手段をOliveに変えるだけでお得度が変わるのですから、活用しない手はないかと思います。

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